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急性副鼻腔炎 症例6

24才 妊婦さんです。6ヶ月です。
体温37.8度、鼻閉無茶苦茶、膿性鼻汁無茶苦茶、咳も無茶苦茶。
こんな状態を毎年繰り返していますので、副鼻腔手術を勧めています患者さんです。

末梢血液白血球数 10,400/μl H

白血球3分類 リンパ球 18.7%    1,900/μl
          単核球  12.9% H  1,300/μl H
          顆粒球  68.4%     7,200/μl H

白血球がちょびっと増加しているのみです。
細菌感染とは到底考えられません。

抗菌薬、コデイン含有水薬、○○顆粒等は避けるべきです。
下痢、便秘、腹痛等の胃腸症状の出現、
口渇、痰が切れない、眠い等の不快感の出現で、より苦しい状態になります。
ここは、これらの処方は避けて、体力の温存を図るのが、得策と考えます。
最も必要なのは、水分補給です。
気道の水分を取ってはいけないと思います。
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by hanahanak2 | 2007-01-31 21:47 | Comments(0)

発熱 症例4

6才
体温39.8度、中耳炎は認めません、咳ひどい、鼻汁は少し、のどは少しの発赤のみ。

末梢血液白血球数 12,900/μl H

白血球3分類 リンパ球 32.7%    4,200/μl H
          単核球  13.0% H  1,600/μl H
          顆粒球  54.3%    7,100/μl H

ウイルス感染症です。
熱が高いから、咳がひどいから、
抗菌薬を使うのが安心ではないと考えます。

この時期は、インフルエンザかどうかが、注目点になります。
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by hanahanak2 | 2007-01-20 17:37 | Comments(0)

急性中耳炎 症例45

4才
体温37.0度、膿性鼻汁かなり、咳少々。

末梢血液白血球数 10,100/μl H

白血球3分類 リンパ球 56.1% H  5,600/μl H
          単核球  11.2% H  1,100/μl H
          顆粒球  32.7% L  3,400/μl 

白血球増多、軽度です。
風邪症状で最も多く見られるパターンです。

鼓膜が腫れてても、裂ける寸前でも、裂けた後でも、
まず、抗菌薬なしで、様子を見ることが大切と思います。
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by hanahanak2 | 2007-01-14 16:16 | Comments(0)

急性中耳炎 症例44

4才
体温37.4度、かなり咳がでています、膿性鼻汁も多いです。

末梢血液白血球数 14,200/μl H

白血球3分類 リンパ球 29.8%    4,200/μl H
          単核球   6.2%      800/μl
          顆粒球  64.0%    9,200/μl H

白血球数は多少多くなっていますが、
抗菌薬は控えて欲しい所です。
抗菌薬無しで、まず、様子をみる、と言うことが必要と思います。

とりあえず抗菌薬を使います、
これがいけないと、私は思うのです。
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by hanahanak2 | 2007-01-09 13:18 | Comments(0)

急性中耳炎 症例43

明けましておめでとうございます。

本年も変わりばえしないですが、ボツボツ、書かして頂きます。

6才
38.8度、咳少々、膿性鼻汁大量、受診時耳漏認め耳痛軽減。

末梢血液白血球数 21,900/μl H

非常に多いです。

白血球3分類 リンパ球 21.9%    4,700/μl H
          単核球  10.5%    2,200/μl H
          顆粒球  67.6%   15,000/μl H

顆粒球の増多が著明、
細菌感染です。
鼓室内からの排膿が始まっていますので、1日、2日で峠を越えてくれると考えました。
薬を飲んでくれない子なので抗菌薬なしで経過をみる事にしたのです。
しかし、翌日

末梢血液白血球数 27,100/μl H

翌々日

末梢血液白血球数 21,900/μl H

改善がみられません。
口蓋扁桃、軟口蓋に発赤、浮腫を中等度に認めました。
患者さんは、咽頭痛ないと言いました。
子供さんは咽頭炎扁桃炎で疼痛を訴えないことがよくあります。

細菌性の咽頭炎扁桃炎さえ併発しなかったら、
抗菌薬使わずに、いつものように、推移するはずだったのに、
と、考えた患者さんでした。

ちなみに、この患者さんは、当院で過去15回処方せんを発行していますが、
今回初めて、16回目で初めて、抗菌薬を使いました。
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by hanahanak2 | 2007-01-03 19:01 | Comments(0)