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急性中耳炎 症例24 1週間後

1才
体温36.2度、鼓膜膨隆軽度に。

末梢血液白血球数 18,200/μl H

白血球3分類 リンパ球 46.5%    8,400/μl H 
          単核球  15.8% H  2,800/μl H
          顆粒球  37.7%    7,000/μl H

白血球は減少していますが、依然と15,000/μl以上が続いています。
しかし、顆粒球は10,000/μl以下になっていますので、細菌感染があったとしても、峠は越えてしまったと言うことになります。
これに抗菌薬投与は体力を消耗させるだけと考えます。
非常に気になる症例です。
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by hanahanak2 | 2006-09-30 15:10 | Comments(0)

急性中耳炎 症例26 翌日の受診

4才
右鼓膜:膨隆消失し鼓室内の液体と気体の境界が現れて来ていました。
左鼓膜:自壊し耳漏が認められました。鼓膜膨隆も消失していました。

末梢血液白血球数 12,800/μl H

白血球3分類 リンパ球 32.3%    4,100/μl H
          単核球   8.9%    1,100/μl H
          顆粒球  58.8%    7,600/μl H

白血球が15,000/μl以下になると、ひと安心致します。
抗菌薬を使用せず、治るのを待つのです。
来春になっても良いんでないですか。
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by hanahanak2 | 2006-09-25 21:39 | Comments(0)

急性中耳炎 症例26

4才
また耳痛。度々鼓膜切開しても治らない。抗菌薬を飲んでも治らない。
体温36.9度、右鼓膜の膨隆は軽度、左鼓膜は高度に膨隆を認めた。
鼻汁は、それはそれは膿性大量でした。

末梢白血球数 19,300/μl H

白血球3分類 リンパ球 20.9%    4,000/μl H
          単核球   7.0%    1,300/μl H
          顆粒球  72.1%   14,000/μl H

4才になっても治らない、急性中耳炎・急性副鼻腔炎。
切開しても治らない急性中耳炎。
抗菌薬服用しても治らない急性中耳炎・急性副鼻腔炎。

抗菌薬、不使用で、じっくりと待つ、と言う、手段を提案。

中耳炎症例24の患者さんと共に、ここ最近の注目の患者さんです。
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by hanahanak2 | 2006-09-24 19:17 | Comments(0)

急性副鼻腔炎  症例2

56才
2日前より咽頭痛と大量の痰。
体温36.3度、右上顎洞自然口より膿性鼻汁が湧き出ていました。左の上顎洞自然口はぽっかりと開いて、空っぽの瓶状態でした。

末梢血液白血球数 5,700/μl

白血球3分類 リンパ球 17.5%      900/μl L
          単核球  10.4% H    500/μl
          顆粒球  72.1%    4,300/μl

白血球は変化なし。
抗菌薬を使う理由はないと考えるんです。
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by hanahanak2 | 2006-09-23 18:39 | Comments(0)

急性中耳炎 症例25

38才
耳痛で来院。
鼓膜は中等度膨隆していました。
急性中耳炎のピークです。

末梢血液白血球数 11,400/μl H

白血球3分類 リンパ球 25.0%    2,800/μl
          単核球   9.1%    1,000/μl H
          顆粒球  65.9%    7,600/μl H

耳痛の訴えがあり、鼓膜も膨隆している時期に白血球数が、11,400/μl。
細菌感染とは言い難いです。

抗菌薬使いませんよ。耳漏がないので、耳をコチョコチョ綿棒しませんよ。
「薬も(抗菌薬)くれない。」
「何もしてくれない。」
と、不満をぶちまける、ご父兄があるようですが、私はお子さんの健康を願ってやらせていただいているんですよ。分かってくださいよ。
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by hanahanak2 | 2006-09-21 21:45 | Comments(0)

急性中耳炎 症例24

1才
発熱・咳・鼻汁が治らない、繰り返すと、来院。
咳が止まれば、機嫌は良好でした。
両側急性中耳炎を認めました。鼓膜は中等度に膨隆。

末梢血液白血球数 23,800/μl H

白血球3分類 リンパ球 26.7%    6,300/μl H 
          単核球   8.8%    2,000/μl H 
          顆粒球  64.5%   15,500/μl H 

白血球数が2万を超えています。
重症の細菌感染とはすんなり断定できないのが、現状ではないでしょうか。
どちらかと言えば、重症のウイルス感染ではと言いたいのです。
RSウイルス抗原キットを当院で初めて使用しましたが、陰性でした。
検体を採取する手技上の問題があり、信用できない陰性です。
翌日の白血球再検査を母親に提案したところでした。
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by hanahanak2 | 2006-09-20 22:55 | Comments(0)

扁桃炎 症例5

28才
扁桃炎です。口蓋扁桃に白苔がびっしりです。

末梢血液白血球数 15,400/μl H

白血球3分類 リンパ球 11.5% L  1,700/μl
          単核球   4.4%      600/μl
          顆粒球  84.1% H 13,100/μl H

細菌性感染症です。
抗菌薬を使いました。
短期決着に持ち込みたいので、安静・禁酒を指示。
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by hanahanak2 | 2006-09-18 21:38 | Comments(0)

急性中耳炎 症例23

1才
耳漏
急性中耳炎です。

末梢血液白血球数 17,700/μl H

白血球3分類 リンパ球 42.9%    7,500/μl H
          単核球  14.6%    2,500/μl
          顆粒球  42.5% L  7,700/μl H

ウイルス感染のパターンですので、大量耳漏であっても、抗菌薬は使いません。
リンパ球数が普通の風邪に比べて、驚くほど多いです。
リンパ球増多の為、白血球数が2万を超えることもあります。
抗菌薬の対戦相手は、いないのです。
耐性菌で死なない為には、抗菌薬の不必要な使用は慎むべきと考えます。
容易に耐性菌が検出される社会は、恐怖です。
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by hanahanak2 | 2006-09-17 21:10 | Comments(0)

扁桃炎 症例4

28才
咽頭痛
扁桃炎

末梢血液白血球数 15,400/μl H

白血球3分類 リンパ球 11.5% L  1,700/μl
          単核球   4.4%      600/μl
          顆粒球  84.1% H 13,100/μl H

疑いようがない、細菌感染のパターン。
抗菌薬を使用しました。
扁桃炎であっても、ウイルス性のことが頻繁にあります。
白血球のチェックをすると、細菌性かウイルス性かが、良く分かると思うのです。
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by hanahanak2 | 2006-09-16 11:45 | Comments(0)

急性中耳炎 症例22

5才
耳痛、咳、鼻汁
体温37.5度、鼓膜中等度膨隆、鼻腔内膿性鼻汁滅茶苦茶大量。

末梢血液白血球数 10,100/μl H

白血球3分類 リンパ球 33.1%    3,300/μl H
          単核球  11.1%    1,100/μl H
          顆粒球  55.8%    5,700/μl

診断は、急性中耳炎・急性副鼻腔炎に間違いないです。
細菌培養しますと、肺炎球菌とか検出されるはずです。
しかし、細菌感染の様相がこの結果からはまったくないのです。
抗菌薬を使うと、ただ耐性菌を作ってしまうだけです。
抗菌薬は中耳炎・副鼻腔炎の治癒に貢献しないと私は思うのです。
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by hanahanak2 | 2006-09-12 12:44 | Comments(0)