カテゴリ:急性咽頭炎・扁桃炎( 97 )

ノドが痛ハシカイ。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性咽頭炎・扁桃炎では、細菌感染症がしばしばですので「白血球数とその分類」検査での確認が必要です。

40歳代の患者さん。
昨日より「ノドが痛ハシカイ」との事で来院されました。
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鼻中隔の右へ左への弯曲突出で鼻道が狭いです。
粘膿性鼻汁は認めません。
咽頭後壁・耳管扁桃(咽頭側索)には白苔ありませんが、腫脹中等度です。
末梢血液白血球数:6,300/μl

ウイルス性急性咽頭炎・扁桃炎と診断し、
モンテルカスト錠
麻黄附子細辛湯カプセル
の投薬を選択しました。

問題は食事です。
本日朝食:欠食。いつもはおにぎり2個。
本日昼食:欠食。毎日欠食との事です。
しかし、体格は過体重です。

糖質制限を説明、食事の改善を要請しました

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:95mg/dl。

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抗精神病薬のメタボ関連因子への影響
統合失調症患者の寿命が短い理由を考える
Medical Tribune学会レポート | 2017.05.12 07:15
 統合失調症患者では一般人口と比べて平均寿命が15年ほど短く、メタボリックシンドローム(MetS)の有病率も高い。糖脂質代謝異常やQT延長も多く、抗精神病薬による心臓突然死リスクが高いことも明らかになってきた。新潟大学大学院医歯学総合研究科精神医学分野の鈴木雄太郎氏は、統合失調症患者において抗精神病薬がMetS関連因子に与える影響について第12回日本統合失調症学会(3月24〜25日)で報告した。
外来患者はMetS、入院患者は低体重に注意
 一般人口の寿命は延長しているが、統合失調症患者では逆に短縮しており、平均寿命の差が徐々に開いている(Schizophr Res 2013; 146: 22-27)。また、統合失調症患者では、一般人口と比べてMetSを有する率が高く、これまでに発表された海外の研究を平均すると、統合失調症患者のMetS有病率は、一般人口の2倍である(約40%対約20%)。さらに、抗精神病薬による治療でMetSのリスクは上昇する。
 日本の一般人口も欧米と同等で20%前後がMetSである。鈴木氏らが行った国内の統合失調症の入院患者と対照群のMetSについて調べたパイロット研究では、統合失調症患者と対照群でBMIは同等だが、ウエスト周囲径では有意差が認められた。統合失調症患者でMetS予備群が多いことが示唆され、全国規模の研究が必要だと考えられた。
 そこで、日本精神科病院協会と日本臨床精神神経薬理学会による「抗精神病薬治療と身体リスクに関する合同プロジェクト」が計画され、2012年3〜5月および2013年3〜5月に同協会加盟523施設の通院および入院中の統合失調症患者(約9,000例)と主治医を対象に、アンケートによる意識調査と身体リスク実態調査が行われた。
 その結果、統合失調症患者のMetSの有病率は外来患者で34.2%、入院患者で13.0%と、外来患者でMetSに対する注意が必要なことが示唆された(Schizophr Res 2016; 171: 68-73)。肥満、高血圧、糖尿病など生活習慣病の割合も外来患者では大幅に高かった(表、PLoS One 2016; 11: e0166429)。

糖質制限を本人はもちろん同伴の方に説明するのですが、残念ながら「糠に釘」です。
肥満傾向は明らかです。

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by hanahanak2 | 2017-05-15 22:39 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(0)

ウイルス性でした。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性咽頭炎・扁桃炎の場合のウイルス性か否かの判断は視診のみでは判断出来ません。
極力、「白血球数とその分類」検査をやるようにしています。

20歳代の患者さん。
「のどのイガイガ感と痰」の症状で来院されました。
咳はありません。
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中鼻道・嗅裂の鼻汁の流れはありません。
咽頭後壁は、中等度の腫脹と分泌物の大量流下を認めます。
末梢血液白血球数:4,700/μl
分類を確認するまでもなく、白血球数で、ウイルス感染症と判定できるのです。

使用薬剤は、
モンテルカスト錠
麻黄附子細辛湯カプセル
を、選択しました。

不必要な抗菌薬を使わないのが回復を助けます。
貧血傾向もあり、回復を助けてくれるのが糖質制限です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:110mg/dl。

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糖質制限食は1型糖尿病にも勧められるか
ドクターズアイ 山田悟先生(糖尿病) | 2017.05.08
研究の背景:1型糖尿病では糖質制限により血糖変動が大きくなる懸念
 昨今、糖尿病患者の血糖管理において、単にHbA1cを低下させるのみならず、血糖変動を抑制し、低血糖頻度を低減させるような、いわゆる質の良い血糖管理が求められるようになった(Int J Obes 2002;26 (Suppl 3):S9-S17)。
 1型糖尿病患者の血糖変動について、自身が1型糖尿病患者であるBernstein医師は、著書『糖尿病の解決』(金芳堂 2016年)の中で、"小さな数(量)の法則"と称して糖質摂取を制限し、インスリン注射量を減らすことで、血糖変動を小さくできると述べている。確かに、健常者や2型糖尿病患者では、脂質や蛋白質の摂取により食後高血糖は負に制御される(血糖上昇が緩和される)が(Am J Clin Nutr 2011;93:984-996)、1型糖尿病患者では、脂質や蛋白質の摂取により遅延して血糖が上昇することが知られている(Diabetes Care 2015;38:1008-1015)。ことによると、糖質制限をして脂質や蛋白質摂取が増えると、かえって血糖の変動が大きくなってしまうかもしれない。
 そこで、コペンハーゲン大学の研究者たちは、持続皮下インスリンポンプ療法(CSII)を実施している1型糖尿病患者を対象にして、糖質制限食と高糖質食とを比較するクロスオーバー試験を実施し、その結果をDiabetes Obes Metab(2017年3月27日オンライン版)に発表した。
 私自身、数年前に刊行した書籍『糖質制限食のススメ』(東洋経済新報社2012年)の中で(インスリン自己中断を避けるためではあるが)、インスリン注射の受容ができていない1型糖尿病患者への糖質制限食への躊躇を表明していただけに、その結果は注視せざるをえず、ご紹介したい。
中略
私の考察:応用カーボカウント指導後に糖質制限食を指導すべき
 1型糖尿病患者への糖質制限食については、インスリン注射量を激減させてしまうことで糖尿病ケトアシドーシスを生じたとの症例報告があり、躊躇するべきとの声がある(糖尿病2013;56:653-659)。しかし一方で、糖質制限食でHbA1cが劇的に改善し、痙攣発作も減って精神発達も促進されたというてんかん合併1型糖尿病の症例報告もあり(Epilepsia 2010;51: 1086-1089)、十分にインスリン注射の必要性を認識できた1型糖尿病患者に、応用カーボカウントの指導後に糖質制限食指導をしているという糖尿病専門医もいる。
 今回の研究により、糖質制限食が同じ平均血糖値ながら、高血糖(HBGI)も低血糖(LBGI)も減らし、正常血糖範囲内(70~180mg/dL)にある時間帯も長くすることが判明した。しかも、その間にインスリン注射量も減っており、血糖測定回数も少なくなっている。(食事を準備することの負担が同等であるならば)、患者負担(合併症、医療費、面倒くささなど)は間違いなく糖質制限食の方が軽いということになる。インスリン注射をやめるような懸念がない限りにおいて、1型糖尿病患者にも積極的に糖質制限食を推奨してよいであろう。
 なお、本研究では、低血糖を誘発した際にグルカゴン注射による血糖回復反応を比較すると糖質制限食の方が回復が悪いであるとか(Diabetes Care 2017;40:132-135)、Stroop Word Color testという指標で脳機能を見た際に糖質制限食の方が点数が低い(44.2±5.3 vs. 48.4±6.9; P=0.03)といった、糖質制限食の負の側面も報告されている。
 しかし、グルカゴン注射による血糖回復については、そもそも糖質制限食で低血糖頻度が低いのでグルカゴン注射の必要頻度も低いわけであるし、通常のブドウ糖摂取による回復についての差異があるわけではない。また、Stroop testについても試験開始時の点数(40.7±6.8)よりは糖質制限食のほうが向上している(44.2±5.3)ので、糖質制限食で脳機能低下が生じたとは評価し難い。よって、今回の論文の著者らが指摘している糖質制限食の負の側面が真に負の側面になっているとは思えない。
 また最近、DCCT/EDIC試験のデータから、血糖変動が平均血糖よりも細小血管障害に明らかな影響を及ぼすとはいえないとの報告がなされている(Diabetes Care 2017年4月12日オンライン版)。しかし、DCCTは、血糖変動を7点(毎食前後+就寝前)の自己血糖測定値から求めているにすぎない。よって、DCCTにおいて血糖変動が合併症との関係性が低くとも、今回の研究のようなCGMを用いて求められる血糖変動の意義が否定されることはないと思う。
 1型糖尿病患者には応用カーボカウント指導後に糖質制限食を指導すべきである。
山田 悟(やまだ さとる)
1994 年,慶應義塾大学医学部を卒業し,同大学内科学教室に入局。東京都済生会中央病院などの勤務を経て,2002年から北里研究所病院で勤務。 現在,同院糖尿病センター長。診療に従事する傍ら,2型糖尿病についての臨床研究や1型糖尿病の動物実験を進める。日本糖尿病学会の糖尿病専門医および指導医

一歩一歩と、糖質制限が認められております。
血糖管理を行う上で糖質制限は避けて通れないはずです。

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by hanahanak2 | 2017-05-08 21:45 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(0)

白血球数2万超え。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎と急性咽頭炎・扁桃炎では上記判定基準をそのまま当てはまらい可能性もあります。

20歳代の患者さん。
3日前激しい咽頭痛の為掛かりつけ医受診、
急性扁桃炎の診断で、
多分、抗菌薬の点滴を実施(初診時のみ)
クラビット後発品500mg1T/日 ニューキノロン系抗菌薬
ロキソニン60mg3T/日 鎮痛解熱剤
その他の内服するも改善せず、
何故か、当院へ来られました。

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咽頭扁桃・両口蓋扁桃に白苔が中等量。
左扁桃周囲炎、軽度認めます。
末梢血液白血球数:23,100/μl H
白血球3分類 リンパ球数  4,300/μl H
       単核球数   1,900/μl H
       顆粒球数   16,900/μl H
リンパ球数3千以上ですから、ウイルス感染症はほぼ確実です。
白血球数と顆粒球数の著しい増加は細菌感染症も合併しているとも考えられます。

従って、投薬は
L-ケフレックス顆粒
モンテルカスト錠
麻黄附子細辛湯カプセル
を、選択しました。
悪く言えば、二股選択です。

そして、体調管理に問題ありでした。
18時血糖値:80mg/dl。昼食:菓子パン1個。
血糖を上げる食事は回復の邪魔です。
無理をして仕事を続けておりました。
休養を勧めるも、仕事は休めないので明日も行きますとの事でした。

細かく経過観察したい患者さんでした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:100mg/dl。

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【マイアミOP】錦織ストレート負けで4強入りならず



期待の錦織圭選手。
故障が多いです。
糖質の多い食事からの脱却が必要です。

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by hanahanak2 | 2017-03-30 22:32 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(0)

細菌感染性扁桃炎です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

細菌感染かウイルス感染かの判定に「白血球数とその分類」検査を重視しています。
呼吸器感染症では、検出菌を、それが病原菌と断定する根拠に乏しいからです。

40歳代の患者さん。
昨日39度超えの発熱と咽頭痛にて、本日受診されました。
毎年のように扁桃炎を発症しているそうです。

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口蓋扁桃に白苔を膿栓様に認めます。
末梢血液白血球数:16,700/μl H
白血球3分類 リンパ球数  2,400/μl
       単核球数    900/μl H
       顆粒球数   13,400/μl H
この数値は、迷うことなく細菌感染症 です。

投薬は、
L-ケフレックス顆粒 第一世代セフェム系抗菌薬
そして日常的な鼻閉・鼻水も訴えておりましたので、
モンテルカスト錠

注目するのは毎年のように発症する扁桃炎です。
9時血糖値:120mg/dl。
朝食は、少量のお茶漬けだけ。
普段は、パンとの事。
糖質ばっかりの食事を続けておられるようでした。
糖質制限食を指導しました。

本日、当患者さんのみ抗菌薬使用の一日でした

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:102mg/dl。

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キクイモチップス、おやつに良さそうです。
キクイモパウダーもハンバーグのつなぎに良さそうですよ。
キクイモは血糖値を上げない食材です。
いろいろと商品開発をお願いしたいです。
購入予定リスト入りです。
レンコン・鳴門金時は血糖を上げますよね。
少量なら可。

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by hanahanak2 | 2017-03-14 21:42 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(0)

二股対応になっています。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性咽頭炎・扁桃炎への対応は甘くなっております。
反省しながらも抗菌薬を使ってしまいます。

2月、12歳の患者さん。
両側耳痛での受診でした。

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咽頭後壁に厚い白苔を認めました。
外耳道・鼓膜には変化なし。
末梢血液白血球数:16,800/μl H
白血球3分類 リンパ球数   3,400/μl H
       単核球数     700/μl
       顆粒球数    12,700/μl H
当院抗菌薬使用基準では、ウイルス感染ですが・・・・。
二股診療になってしまいました。

①モンテルカスト錠
②L-ケフレックス顆粒

3日後、
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白苔は薄くなり
末梢血液白血球数:9,500/μl
鼻汁多いですが、峠越えです。

初診から10日後、
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白苔、わずかになり、
鼻汁も消失していました
末梢血液白血球数:10,000/μl

これにて、診療は終了しました。

結局、
モンテルカスト錠は12日間
L-ケフレックス顆粒は5日間 第一世代セフェム系抗菌薬。
使用しました。

急性咽頭炎・扁桃炎に関しては、
①厚い白苔、
②白血球数1.3万以上・顆粒球数1万以上
の場合には二股診療になるようです。

本日も抗菌薬ゼロの1日でした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:107mg/dl。

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簡単ですよ。
食生活の改善ですよ。

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by hanahanak2 | 2017-03-13 22:09 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(0)

口蓋扁桃に白苔。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

感染症診療では、ウイルス感染症か細菌感染症かの区別を可能な限りやるべきと思います。
膿性の排出物・付着物は細菌感染症と診断する傾向ですが根拠なし。
重症なら細菌感染症も根拠なし。
肺炎なら細菌感染症も根拠なし。

最も信頼性が高い診断法は、
「白血球数とその分類」検査と考えます。

30歳代の患者さん。
前日38度超えの発熱と咽頭痛にて受診されました。

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両側口蓋扁桃に少量の白苔を認めました。
咽頭痛の場所と一致していました。
白苔を認めても細菌感染症だという根拠にはなりません。
ここで必要なのは「白血球数とその分類」検査です。
末梢血液白血球数:9,200/μl
分類の検討をするまでもなくウイルス感染症と断定できました。

扁桃炎の診断で溶連菌迅速検査は不要と思います。
何故なら、
常在している溶連菌を拾ってしまうからです。

薬剤選択は、
モンテルカスト
麻黄附子細辛湯カプセル
でした。

順調に経過すれば数日で治癒状態に至ると思います。

本日も抗菌薬使用ゼロの一日でした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
21時半血糖値:122mg/dl。

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iPS細胞移植で血糖値低下、東大などサル実験で成功…5年後の臨床目指す
大学 2017年3月7日 (火)配信読売新聞
 糖尿病治療のため、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った 膵島をサルに移植し、血糖値を下げることに成功したとする研究成果を東京大学などがまとめた。
 5年後に患者に移植する臨床研究を始めることを目指しており、7日から仙台市で始まる日本再生医療学会で発表する。
 膵島は、膵臓にある細胞の集まりで、血糖値を下げるインスリンを分泌する。宮島篤・東大教授(分子細胞生物学)らは、人のiPS細胞で作った膵島数万個を極細のチューブに封入し、糖尿病の小型サル「マーモセット」3匹の腹部に移植。数日後に血糖値が正常値に下がり、20日後まで持続したことを確認した。
 糖尿病治療では、脳死した人からの膵島移植が行われているが、提供者が不足している。iPS細胞を使えば、人工の膵島を大量に作れる可能性がある。

1型糖尿病患者さんが対象になると思います。
インスリン自己注射から解放されるはずです。
しかし、きちんとコントロールするためには、
「糖質制限」でのコントロールがベストです。

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by hanahanak2 | 2017-03-08 22:12 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(0)

長引く咳

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

咳喘息ということで治療を受けておられる患者さんは時々おられます。
何となく分かったようで分からない説明です。
気管支拡張薬が奏功すると言われています。

30歳代の患者さん。
数ヶ月前より咳が続き通院中との事。
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副鼻腔炎は否定的。
急性咽頭炎を認めます。
「白血球数とその分類」検査です。
末梢血液白血球数 7,500/μl
白血球3分類 リンパ球数 3,400/μl H
       単核球数   700/μl
       顆粒球数  3,400/μl

注目は、リンパ球数3千以上です。

咽頭から気管支まで「居座るウイルス感染症」に陥っていると思われます。
ですから、
ロイコトリエン受容体拮抗薬(モンテルカスト)
レルベア200エリプタ ステロイド薬+気管支拡張薬
を選択しました。

プランルカストよりもモンテルカスト
吸入ステロイド薬+ホクナリンテープよりもステロイド薬+気管支拡張薬配合吸入薬
を、優先使っています。
目安は、「睡眠を妨げる咳」です。

指示として、
①より適切な投薬
②糖質制限
肥満傾向でもあります。
大量糖質摂取では身体の不具合を修復する力は低いです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:118mg/dl。

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クスリって短期長期安全性を充分に確認せずに発売しているのですね。
発売してから安全性の細かい検討をするんですね。
そして、安全な使用方法を追求するのです。
糖質制限への対応と大きな違いです。

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by hanahanak2 | 2017-01-13 22:25 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(0)

度々の咽頭痛。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

呼吸器感染症では、そのほとんどはウイルス感染症です。
一定割合は細菌感染症ですので「白血球数とその分類」検査での判別が有用です。

20歳代の患者さん。
昨年3月8日に書き込みしました。
その後も、5月と7月にも咽頭痛での受診がありました。

今回、
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咽頭扁桃(咽頭後壁)に厚い白苔を認めました。
口蓋扁桃・舌根扁桃・耳管扁桃には白苔なしでした。
末梢血液白血球数 11,400/μl H
白血球3分類 リンパ球数 2,100/μl
       単核球数   600/μl
       顆粒球数  8,700/μl H

従って、
ウイルス性急性咽頭炎 です。
投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗薬(モンテルカスト)
コタロー麻黄附子細辛湯カプセル。

度々の咽頭炎・扁桃炎の繰り返し、
肥満もあり、
糖質制限を勧めておりますが・・・・・・・・。
9時血糖値:86mg/dl
朝食摂らずに来院されました。
糖質摂取で血糖が上がることを知っておられます。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:90mg/dl。

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良くない情報で全国トップクラス。
徳島県の得意技ですね。
糖尿病も影響あると思います。
糖質制限の普及も全国最低クラスなんでしょうね。

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by hanahanak2 | 2017-01-12 22:32 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(0)

2週間以上続く嚥下痛

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性咽頭炎・扁桃炎についても「白血球数とその分類」検査で抗菌薬使用の可否を確認が必要と思います。

20歳代の患者さん。
2週間以上続く嚥下痛にて受診されました。
市販の葛根湯を服用していたとの事でした。
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咽頭後壁(咽頭扁桃)・耳管扁桃・舌根扁桃は中等度の腫れを認めます。
白苔はありません。
末梢血液白血球数 13,400/μl H
白血球3分類 リンパ球数  3,700/μl H
       単核球数   1,000/μl H
       顆粒球数   8,700/μl H

ウイルス感染症ですね。
迷う診断ではありません。

投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗薬
コタロー麻黄附子細辛湯カプセル

重症度によって抗菌薬を使うのではなく、
細菌性感染症を強く疑う場合にのみ抗菌薬を使用すべきと思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:97mg/dl


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1型糖尿病患者さんの使用に限られるそうです。
しかし、基本は糖質制限と思います。
必要なインスリン量を極力少なくした食事が望まれます。
血糖コントロールの鉄則です。

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by hanahanak2 | 2017-01-04 22:34 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(0)

1ヶ月続く咳。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

ウイルス感染か否かの判定は「白血球数とその分類」検査でおおよそ可能です。
この一手間を掛けることで、「これでもか抗菌薬診療」に歯止めを掛けるのです。

50歳代の患者さん。
1ヶ月前から咳が出て、抗菌薬や咳止めの投薬を受けていたが改善しないとの事で受診されました。

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目立つ鼻汁の流れはありません。
咽頭後壁も腫れは際立ちます。
ノドは狭いです。
披裂軟骨隆起、腫れ軽度。
声帯も腫れ軽度。凹凸不整あり。
気管粘膜の発赤あり。
末梢血液白血球数 7,100/μl

よって、
ウイルス性急性咽頭炎・喉頭炎・気管支炎 と診断
投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗薬。
レルベア200エリプタ


「白血球数とその分類」検査をやると、
自信を持って抗菌薬不使用診療が出来るのです


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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:79mg/dl。

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がん細胞狙い薬運ぶ技術開発 岡山大グループ、林原の細胞活用
山陽新聞デジタル 12/16(金) 23:59配信

 岡山大は16日、がん細胞だけを破壊する独自開発のウイルス製剤「テロメライシン」を、標的に効率よく運ぶ技術を開発したと発表した。バイオ関連事業の林原(岡山市)が発見していた、がん細胞を選んで入り込む細胞「HOZOT(ホゾティ)」の働きを活用。全身にがん細胞が広がった進行がん患者の治療につながる岡山生まれの技術として注目される。

 開発したのは、同大大学院の藤原俊義教授(消化器外科学)、同大病院新医療研究開発センターの田澤大准教授らのグループ。テロメライシンを使った食道がん治療の臨床研究を2013年から進めており、腫瘍そのものに投与する方法を用いる一方で、がん細胞に近づいて内部に侵入するホゾティの働きに着目した。

 ウイルスを搭載したホゾティを作り、がん細胞の固まりや、おなかの中でがんを広がらせたマウスで、治療効果を調べた。ホゾティは正常細胞には影響せず、がん細胞のみに入り込んでウイルスを拡散し、がん細胞を死滅させることを確認した。

 ホゾティは06年、林原がヒトのへその緒の血液・臍帯血(さいたいけつ)から発見。へそを意味する「臍(ほぞ)」と、免疫反応を抑える「制御性T細胞」の一種であることにちなんで名付けた。

 ただ、ヒトに投与するためには、他人の臍帯血に由来することで起きる拒絶反応を抑える必要がある。藤原教授は「この課題をクリアできれば、進行したがん患者の生存率を改善できる可能性がある」としている。


大いに期待出来そうです。
最も重要なのは予防です。
糖質制限での食事です。

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by hanahanak2 | 2016-12-17 21:52 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(0)