カテゴリ:急性喉頭炎( 4 )

抗菌薬は使いません。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

「声がれ・咳」症状の感染症も、ほぼ100%ウイルス感染です。

40歳代の患者さん。
「声がれ・咳」症状で受診されました。
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鼻汁の目立つ流れはありません。
喉頭全体の腫脹を認めます。
声帯には白苔を認めます。

末梢血液白血球数:11,400/μl H
この時点で、ウイルス性急性喉頭炎と診断できます。

薬剤選択、
モンテルカスト錠
アドエア250ディスカス

11時半血糖値:96mg/dl。
朝食は、食パン・牛乳・ヨーグルト。
大量糖質摂取は改善しましょうね、とアドバイス。

本日も、抗菌薬使用ゼロの一日でした

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:96mg/dl。

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<肥満>幼児期の体格指数上昇 思春期でのリスク19倍
毎日新聞 3/16(木) 8:06配信
 体脂肪率と相関するBMI(体格指数)が1歳半から3歳の間に上昇している幼児は、上昇していない幼児に比べ、12歳時の肥満のなりやすさが19倍も高いことが市川剛・独協医大小児科助教らの研究でわかった。幼児期の体格の変化が思春期の肥満リスクにつながることが明らかになり、幼児期からの肥満対策の必要性が浮かんだ。
 市川助教らは、栃木県内で1994~2012年に出生時から追跡した子ども約300人のうち、データがそろう215人について1歳半から3歳の間にBMIが0.5以上上昇し、3歳時点で16.8以上ある子どもについて12歳時点での体格との関連を調べた。肥満のなりやすさを示す「オッズ比」を調べたところ、BMIが上昇していた幼児は、上昇していない幼児に比べ、12歳時点で肥満のなりやすさが18.9倍、肥満よりやや程度の軽い「過体重」のなりやすさも16.9倍だった。
 3歳までに肥満の兆しを示す人は思春期に肥満になるリスクが高いことが示された。幼児のBMIの正常値は15~18で、3歳時で太っていない幼児でもBMIが上昇していれば肥満になるリスクが高いこともわかった。
 また市川助教らの274人の追跡研究では1歳半~3歳でBMIが上昇する人は、しない人に比べ12歳時の高血圧のなりやすさが男子で7.6倍、動脈硬化を示す指数の高くなりやすさが女子で6.6倍ある。
 体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割るBMIは肥満を測る国際的な尺度として使われている。子どもの場合、出生時にBMIは高く、徐々に減って5~6歳で跳ね返るように上昇する。この跳ね返り(肥満リバウンド)が早まると肥満になりやすいことが、独協医大のこれまでの研究でわかっている。今回の研究ではリバウンドが早まっている幼児を1歳半~3歳のBMIの変化で見つけ、肥満になるリスクを解明した。
 学校保健統計調査によると、肥満傾向児はおおむね減少傾向にあるが、やせ傾向児は06年以降ゆるやかに増加。国は「適正体重の子供の増加」を目標にしている。【斎藤義彦】

だから、離乳食から糖質制限食をやるべきなんです。
「肥満」も「やせ」も対策は糖質制限と思います。

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by hanahanak2 | 2017-03-16 22:22 | 急性喉頭炎 | Comments(0)

声がれ、ほとんどはウイルス感染症です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性喉頭炎の場合もそのほとんどはウイルス感染症です。

20歳代の患者さん。
10日前よりの「声がれ(嗄声)」で受診されました。
「咳痰」も続いていました。
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目立つ鼻汁の流れはありません。
咽頭後壁の腫脹は中等度。
声帯:真珠のような輝きが失われ、接合面の凹凸不整を認めます。
「声がれ」を来します。

末梢血液白血球数 11,900/μl H
疑いようのない、ウイルス性急性喉頭炎+咽頭炎+気管支炎 です。
投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗薬。
アドエア200ディスカス

とにかく、風邪症状はウイルス感染症ですから、
抗菌薬は不要です。
経過に疑問が発生した時点で「白血球数とその分類」検査を実施しても良いと思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:118mg/dl。

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臨床ニュース
アロプリノールに重大副作用追記
薬剤性過敏症症候群に伴う1型糖尿病
の報告など受け
医薬品医療機器総合機構2016年11月24日 (木)配信 一般内科疾患腎・泌尿器疾患投薬に関わる問題

 厚生労働省は11月22日、高尿酸血症薬「アロプリノール」(商品名:ザイロリック錠50、同錠100他)の使用上の注意に対し、重大な副作用の項に「薬剤性過敏症症候群」の追記を求める改訂指示を出した。直近3年度の国内副作用症例で、同症候群に伴う1型糖尿病発症例が2例あったことなどを受けた措置。医薬品医療機器総合機構(PMDA)が情報を伝えた。

 同薬の重大な副作用の項にはすでに過敏症症候群の記載があるが、改訂ではこれを薬剤性過敏症症候群に改める。さらに、1型糖尿病(劇症1型糖尿病を含む)を発症し、ケトアシドーシスに至った例も報告されている旨も追記する。

 報告された薬剤性過敏症症候群に伴う1型糖尿病関連症例は2例で、このうち1例はアロプリノールとの因果関係が否定できなかった。2例はいずれも死亡したが、副作用が直接死亡の原因とはされていない。


発生頻度は、非常に低いですがそのトラブルに遭遇した患者さんは人生が狂ってしまいますよね。
極力、クスリは使わない。
病気の予防・治療・支持療法としての糖質制限を食生活の基本とすることをお勧めします。

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by hanahanak2 | 2016-11-30 18:14 | 急性喉頭炎 | Comments(0)

白血球数 10,300/μl。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

感染症診療では、「「白血球数とその分類」検査は欠かせないと思います。

60歳代の患者さん。
受診前日よりの嚥下痛にて来院されました。

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披裂軟骨隆起の中等度腫脹が特徴的でした。

末梢血液白血球数 11,400/μl
白血球3分類  リンパ球数  3,200/μl 
        単核球数   1,500/μl H
        顆粒球数   6,700/μl


「白血球数とその分類」検査を行う事で、ウイルス性急性喉頭炎と自信を持って診断出来るのです。
抗菌薬は不要ですと断言説明出来るのです。

次が問題なんです。

服用しているのは降圧剤1種類だけでした。
自宅で測る血圧は、130代/80代mmHg。
冬期でこの値なら止めてもと思いますが・・・・・。

血糖値測定しました。
10時半:248mg/dl。朝食は、パンと果物。
HbA1cを聞いてみました。
6.8%、との事。
投薬は、なしとの事。
ジムに通って運動に心掛けている。
食べ過ぎないようにしている、そうでした。

これでは、糖尿病合併症の地雷を踏みそうです。
危険です。
パソコン、印刷物を駆使して、糖質制限を説明したものです。
1に糖質制限、2に糖質制限、3に運動、です。

健康生活には糖質制限は欠かせません。

「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:99mg/dl。

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本日の「ドクター江部の糖尿病徒然日記」から。

第18回日本病態栄養学会年次学術集会。
ポスター22 小児栄養・母子栄養
第1日目 1月10 日(土) 18:00~18:56 イベントホール

P-169 胎児、新生児-胎盤系の高ケトン血症の研究(糖質制限食による妊娠管理第3報)
宗田マタニティクリニック 宗田 哲男、他
<結論>
1)
妊娠中の胎児は母体からのブドウ糖を主なエネルギー源としていると言われてきたが
初期から全妊娠期間を通じて脂肪酸-ケトン体を中心にした栄養に依存していることが
推測される。
2)
糖質制限食によるケトン体上昇は、脂肪酸代謝の結果であって、飢えの結果でもなく、
危険なものでもない。
催奇形性や知能低下の影響因子とは考えにくい。
3)
胎児の影響環境は、ヒトの本来の栄養が、今ほど糖質依存ではなかった可能性を示している。
4)
ヒトの栄養代謝には、糖質制限食は、合理的なものであり、とくに、妊娠時は、
妊娠糖尿病にも糖尿病合併妊娠に管理にも効果的で、安全であると考える。


人類の基本食は、糖質制限なんですね。
感動の発表だったでしょうね。

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by hanahanak2 | 2015-01-13 21:46 | 急性喉頭炎 | Comments(0)

披裂軟骨隆起

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性喉頭炎も、日常診療で頻繁に遭遇する疾患です。
最も危険なのは、急性喉頭蓋炎 です。
呼吸困難を来すからです。

そんな、軽い程度ではありますが、呼吸困難を訴えて来院された患者さん。
40歳代の患者さん。

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右の披裂軟骨隆起の高度腫脹を認めました。
確かに気道が狭くなっておりました。

急性喉頭炎では、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
私は、そう思っています。

末梢血液白血球数 10,300/μl H
白血球3分類 リンパ球数  2,300/μl
       単核球数    500/μl
       顆粒球数   7,500/μl H
典型的なウイルス感染症のパターンです。
抗菌薬は不要です。

投薬
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレス
リンデロン注4mg筋注。1回のみの予定。

翌日。
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披裂軟骨隆起の高度腫脹は崩壊の始まりを呈していました。
呼吸困難は消失していました。
危機は脱したと判断しました。

末梢血液白血球数 12,400/μl H
白血球3分類 リンパ球数  2,600/μl
       単核球数    800/μl
       顆粒球数   9,000/μl H

「白血球数とその分類」検査では、ピーク状態が続いていました。

注意深い観察が必要です。
しかし、患者さんは、当方の思うようには動いてくれません。
3回目の受診が無いままで終診となりました。

喉頭蓋炎を含む喉頭炎でも、細菌感染症に遭遇することは、まず無いのが現状です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:忘れました。

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従来の、運動療法、カロリー制限での食事療法、
そして、薬物療法では、
現在の延長線上でしかないと思います。

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by hanahanak2 | 2014-07-25 22:13 | 急性喉頭炎 | Comments(0)