カテゴリ:糖尿病( 74 )

ため息が・・・・・・・

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

当院では糖質制限を診療の柱にして来院患者さんに勧めていますが、納得してもらえなく苦戦を強いられています。

現在84歳のお元気な患者さん。
初診は昭和63年でした。

当患者さんの血糖測定した初回は、
平成22年7月10日11時:134mg/dl。
耳鳴の治療していました。
内科で高血圧治療中とは聞いていました。
これらの数値には何の疑問も持っていませんでした。
平成22年9月15日11時:137mg/dl。
平成22年11月30日11時半:195mg/dl。
平成22年12月29日11時:198mg/dl。
平成23年10月20日11時:168mg/dl。

平成24年11月29年10時:232mg/dl。
私の糖質制限が10月より始まっていましたので、この血糖値には??????
内科での糖尿病薬を確認した分けです。
糖質制限を説明実行をお勧めしましたが、
平成24年11月30日11時:183mg/dl。
平成24年12月26日11時:257mg/dl。
馬耳東風。
平成25年1月22日11時半:128mg/dl。
出来た!!!
平成25年1月28日12時:248mg/dl。
平成25年2月5日15時:104mg/dl。
ホント?
平成25年2月25日11時半:217mg/dl。
平成25年3月21日16時半:114mg/dl。
平成26年10月18日12時:117mg/dl。HbA1c:6.0%
数値の上では良し。
平成27年2月5日16時:178mg/dl。

平成29年2月17日15時:145mg/dl。HbA1c:7.7%
ちょ----とマズイ。
平成29年6月29日11時半:250mg/dl。HbA1c:7.9%
非常にマズイです。
患者さんご本人も賛同してもらえました。
翌日、
平成29年6月30日15時半:117mg/dl。
「先生、ご飯パン食べてないよ」でした。

取っ掛かりが出来たかに思ったのですが、約束の来院がなくなりました。

普通に主食を摂る食生活は、必ず血糖管理が悪化いたします。
年齢的にも健康寿命を途絶させる体調不良発生を心配しています。

糖質制限が当たり前の社会の到来を望むものです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:108mg/dl。

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想定される病気、思わぬ大病。
予防・治療・支持療法としての糖質制限は欠かせません。

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by hanahanak2 | 2017-07-05 22:28 | 糖尿病 | Comments(0)

2週間測定可能な持続血糖測定器

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

血糖コントロールの為、そのた健康生活の為に糖質制限を提案していますが実行となると、激しく抵抗されるのが現状です。
その突破口となりそうな情報に遭遇しました。

トレンド◎2週間血糖値を測定し続ける6380円の使い捨てセンサー登場
糖尿病診療を変える「低価格」持続血糖測定器
2016/12/20 古川 湧=日経メディカル
 2016年12月、測定値を読み取るリーダーとセンサーを合わせ、約1万3000円という低価格の持続血糖測定(CGM)のデバイスが発売された。他にも、持続測定中に患者自身が随時、非観血的に血糖測定できる新しいタイプの製品も登場予定で、価格低下と使い勝手の向上を背景に、CGMの普及に弾みがつきそうだ。
 腹部や腕部にセンサーを装着し、継続的に血糖値を測定する持続血糖測定(Continuous Glucose Monitoring:CGM)。2016年12月に発売されたある新製品が、専門医らの注目を集めている。商品名は「FreeStyleリブレPro」(販売:アボットジャパン)(写真1)。従来型の製品と比べかなり低価格で、患者による血糖測定の負担をなくすなど、使い勝手の面でも様々な工夫を取り入れているのが特徴だ。

写真1 最新型CGMのFreestyleリブレPro(写真提供:アボットジャパン)使い捨てのセンサー(左)は専用器具を用いて患者の上腕部裏側に装着する。装着中でも入浴、水泳、運動が可能。医師が別途購入したリーダー(右)をセンサーにかざすと非接触通信技術により測定結果が読み取られる。医師はリーダーが読み取った情報をUSB接続によりパソコンに移し、専用ソフト上で確認する。
 我が国では2009年、CGMのデバイスが初めて承認され、その後徐々に糖尿病診療の現場で導入が進んできた。
 装着するとセンサーの針が皮下組織に挿入されたままの状態になり、間質液中のグルコース濃度を測定。間質液中のグルコース濃度が血糖値と相関することを利用し、血糖値の変動をシミュレートする。検査期間が終了したらセンサーを回収し、装着期間中の血糖値の変動をパソコンで後ろ向きに確認できる。
 何日間かにわたって血糖値の変動を記録できるため、夜間低血糖や食後高血糖などの発見が容易になる利点があるが、「実際にCGMを導入するには、ハードルが高い部分があった」と東京慈恵会医科大学内科准教授の西村理明氏は明かす。

「簡単にセンサーを装着できるので、医師と患者ともに手間が掛からなくなった」と話す東京慈恵会医科大の西村理明氏。
医療機関の持ち出しになっていたケースも
 その1つが費用の問題だ。従来型の定価は1個当たり数十万円。測定器自体は特定保険医療材料には指定されておらず、技術料、つまりCGMの実施を評価した診療報酬項目(皮下連続式グルコース測定、一連につき700点)を算定することで、購入費用を賄う形となっている。
 数十回実施しなければ採算が合わない計算になるが、そもそもそれ以前にこの点数の要件が厳しく、算定自体が難しいと指摘する医師は少なくない。例えば、施設基準として「糖尿病の治療に関して専門の知識および5年以上の経験を持つ常勤の医師が2人以上配置されていること」という要件があるが、これは特に診療所にとってハードルが高い。対象患者も、「治療方針策定のために血糖プロファイルを必要とする1型糖尿病患者」もしくは「低血糖発作を繰り返すなど重篤な有害事象が起きており、血糖コントロールが不安定な2型糖尿病患者」と限定的だ。
 要件を満たせない施設では、医療機関が持ち出しで購入・使用しているケースもある。測定の際は患者にデバイスを貸し出すのが一般的だが、高額なだけに「紛失や破損がないか常に不安がつきまとう」(西村氏)。
 今回発売となったFreeStyleリブレProは、血糖変動を記録する使い捨てセンサーが1つ6380円。センサーは特定保険医療材料として保険償還され、要件を満たせば前述の「皮下連続式グルコース測定」(700点)も算定できる。リーダーは7089円で、1台購入すれば複数のセンサーに対応できる。「価格が大幅に下がったため、試してみたいと考える医療施設は多いだろう」と西村氏は言う。
 従来型は測定結果を送信するトランスミッターとセンサーの機能が一体化されており、このトランスミッターに多くのコストが掛かっていた。FreeStyleリブレProは、交通系ICカードなどで使われる非接触通信技術を用いることでトランスミッターの機能を代用し、低価格化を実現した。
患者が補正を忘れても問題ない仕様に
 FreeStyleリブレProのもう1つ大きな特徴は、キャリブレーション(血糖値による補正)が不要になっている点だ。
 CGMでは血液ではなく組織間質液のグルコース濃度を測定しており、従来型の製品では指先穿刺により自己測定した血糖値で1日数回結果を補正する必要がある。CGMはグルコースを電流に変換し、その大きさで濃度を計測するが、FreeStyleリブレProでは電流の大きさのばらつきが生じにくい設計にすることでキャリブレーションを不要にした。
 「指先の穿刺採血の痛みや手間を嫌がる患者は多い。指示通り採血が行われずに測定期間の一部で血糖モニタリングされないケースもあったが、それも改善されるだろう」と西村氏は話す。

「Freestyleリブレを使った臨床研究を進めているが、参加を希望する患者から2日に1件ほどの問い合わせが来ている」と話す糖尿病・内分泌内科クリニックTOSAKIの戸崎貴博氏。同院のウェブサイトでは患者向けに臨床研究への参加を呼びかけている。
薬剤の効果を1回の測定で確認できる
 FreeStyleリブレProのその他の利点として、実際に使用した医師が挙げるのがモニタリング期間の長さだ。
 CGMのデバイスは、これまでは約6日間測定する製品が主流だったが、FreeStyleリブレProでは最長14日間の計測が可能になっている。糖尿病・内分泌内科クリニックTOSAKI(名古屋市天白区)院長の戸崎貴博氏は、「例えば、モニタリング期間が2週間の場合、薬剤の投与量や種類を1週間ごとに変えて血糖値の結果を分析すれば、患者ごとに最適な処方を検討するのに役立つだろう」と話す。また、数日間分の測定結果から血糖値の変動範囲をパーセンタイルで表示するため、長い期間測定できると、より精度の高い結果が得られるメリットもあるという(図1)。

 FreeStyleリブレProとは異なるタイプの“新型”の持続血糖測定器も近々発売予定だ。これは持続血糖測定のモニタリング期間中に、患者本人が随時、非観血的に血糖値を測定できるというもの。既に欧州を中心に発売されており、日本ではアボットジャパンが糖尿病の専門医に日本語版のデモ機を配布。発売に向けた準備を進めている(写真2)。
 このデバイスでは、血糖値を14日間採血なしでリアルタイム測定し、その結果を患者が確認できる。FreeStyleリブレProと同様にセンサーを装着して血糖値を測定するが、医師ではなく患者がリーダーを管理する点で異なる。患者がセンサーにリーダーをかざすと、リーダーにその時の血糖値が表示される。
 西村氏は同製品について「これまでの糖尿病治療を一変させる可能性がある」と期待する。その時点の数値だけでなく、血糖値が上昇中か下降中かも表示されるため、低血糖を防ぐ目的で食事を摂ったり、血糖値の上昇を抑えるために運動するといった臨機応変な対処を患者自身の判断で行うことができるためだ。
 戸崎氏のクリニックでは、海外からの個人輸入により使用しているケースもあり、「何回でもストレスなく測れるので、患者は食事や運動の前後など、興味のままに様々な場面で血糖値を測るようになる」(同氏)。血糖管理の動機付けの効果があり、食後の散歩を自発的に行うなど患者の行動も変わってきているという。
「糖尿病患者だけでなく予備軍と考えられる人にも医師の側から勧められるようになれば、自発的な食事療法や運動療法につながり、発症予防の効果も期待できるのではないか」と戸崎氏は話している。
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教育入院2週間するぐらいなら、1万5千円で「ご飯で血糖がどこまで上がるか、肉ではどうか」がはっきりと分かってしまいます。またインスリン等の糖尿病薬の効果も明瞭に分かってしまいます。
教育入院なんて要らないです。
糖質制限の有効性が明らかになると思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:108mg/dl。

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by hanahanak2 | 2017-02-21 21:53 | 糖尿病 | Comments(0)

インスリン療法応援記事

昨年12月31日徳島新聞の記事です。

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一年を締めくくる記事です。
製薬会社と共同歩調でインスリン治療を推進しようと呼び掛けておりますね。
2型糖尿病はどうして起こるか?
大量過剰な糖質摂取です。
わかりきった理屈です。
糖質制限をきちんとやれば、2型糖尿病にクスリは不要です。
そして、クスリでの血糖管理は無理なんです。

患者さん達に、本当の事を言うて欲しいものです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:98mg/dl。

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by hanahanak2 | 2017-01-24 16:02 | 糖尿病 | Comments(0)

糖尿病治療薬

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経口血糖降下薬の全てですが、
どう組み合わせても血糖コントロールは無理です。
次第次第に悪化するこを覚悟する必要があります。

「血糖値を下げるお薬です」「食後高血糖をを改善するお薬です」

血糖値を上げない食事をすればクスリは不要です

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:91mg/dl。

夕食は、イノシシ肉 でした。

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by hanahanak2 | 2016-12-18 21:52 | 糖尿病 | Comments(0)

糖質制限、やれば大きな成果。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

当院でも、2012年より糖質制限の指導を行っています。

今年6月27日に肥満体の40歳代の患者さんの来院ありました。
受診理由は風邪症状。

生活習慣病関連のチェックを始めました。

6月27日
17時血糖値:364mg/dl
HbA1c:11.3%
血圧:188/112mmHg。

ちょっと大変な数値。
「さっき何か食べた?」
「寿司」
糖質制限の指導が始まりました。

7月20日
11時血糖値:158
HbA1c:10.2
血圧:150/90

8月19日
18時血糖値:159
HbA1c:9.8
血圧:156/90

9月8日
11時血糖値:134
HbA1c:8.5
血圧:144/90

10月1日
11時血糖値:122
HbA1c:7.9
血圧:134/70

11月1日
11時血糖値:118
HbA1c:7.2
血圧:130/80

「朝、何食べたん?」
「プレーンヨーグルト・卵・ブランパン・豆乳」

投薬は
メトグルコ
アムロジピン
リシノプリル

順調な改善ぶりです。
HbA1c:6%未満を目指します。
糖質制限では、当たり前と言えば当たり前です。

ずっと続けて欲しいものです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:96mg/dl。

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2016/10/31 「ドクター江部の糖尿病徒然日記」から
入院時のHbA1c:8.9 %
入院初日と2日目までは、通常の糖尿病食(高糖質食)で検査。
3日目からは、スーパー糖質制限食に切り替えて検査。

血糖値
入院初日
180分後 358
二日目
朝食前 170
120分後 257

四日目
朝食前 145
120分後 200
10日目
朝食前 161
120分後 136

退院時
朝食前 120
120分後 126

「スーパー糖質制限」100%実行すれば、この成果。
糖質制限の威力ですね。

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by hanahanak2 | 2016-11-02 12:57 | 糖尿病 | Comments(0)

NHKスペシャル

NHKスペシャル 

“血糖値スパイク”が危ない
~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~ 
放送:10月8日(土)午後7時30分~午後8時43分

認知症・がんのリスクを高めることも
通常、食事から摂取された糖分は、すい臓から分泌される「インスリン」というホルモンの働きによって筋肉の細胞などに取り込まれ、血液中に残る糖分の量(=血糖値)は適正に調整されています。
ところが、生まれ持った体質や生活習慣の乱れが原因で、細胞が糖を吸収する能力が低下することがあります。すると、インスリンが頑張っても、血液中の糖をうまくに細胞に送りこむことができず、血糖値が急上昇します。そこですい臓は、さらに大量のインスリンを出し、なんとか糖を細胞に取り込ませて血糖値を正常レベルに戻します。このようにして、針のように上がり下がりする“血糖値スパイク”が生じるのです。
最近、この「インスリンの多い状態」が体に及ぼす“悪影響”が、明らかになってきました。インスリンが多い状態では、記憶力が衰えやすいことが、ネズミの実験で確かめられたのです。脳を調べると、「アミロイドベータ」という物質が蓄積していました。この物質は、アルツハイマー型認知症の原因とも言われ、脳の神経細胞を死に至らしめる有害な老廃物です。つまり“血糖値スパイク”が生じて体内のインスリンが多い状態の人は、脳内で「アミロイドベータ」の蓄積が進んでいる可能性があるのです。 さらにインスリンには細胞を増殖させる働きがあるため、がん細胞の増殖も促す危険性が指摘されています。

アミロイドベータが脳に蓄積すると、神経細胞が死んで脳が萎縮してしまう。
これがアルツハイマー型認知症の原因とも考えられている。
「血糖値スパイク」は、そんなアミロイドベータを増やしてしまうことが、最新研究でわかってきた。


ここまで解明されてきているのですよ。
何で、
糖質制限を採用出来ないのでしょうね。
国民を苦しめて破綻に追い込むのが心地よいのでしょうか。
患者さんは、きちんと通院してクスリを飲み、インスリンを打っておりますよ。
その結果は・・・・・・・・

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:99mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-10-09 22:43 | 糖尿病 | Comments(0)

食後高血糖

40~50代を襲う “血糖値スパイク”の脅威
10月7日(金)10時48分配信

健康診断では正常なのに、知らないうちに体中の大事な血管が痛めつけられ、最悪の場合、突然死に襲われる――。そんな危険を招く「血糖値の異常」がいま国内で40~50代に蔓延しているという。食後の短時間にだけ血糖値が急上昇し、やがてまた正常値に戻る。わかりやすく名付けるとすれば“血糖値スパイク”だ。最新の研究によれば1400万人以上が該当する可能性もあるという。その知られざる実態と対策を取材した。(取材・文=NHKスペシャル「“血糖値スパイク”が危ない」取材班/編集=Yahoo!ニュース編集部)
(撮影:八尋伸)

突如襲った「心筋梗塞」
「胸や肩甲骨のあたりですかね。締め付けられるような、ぎゅーっとした感じ」

大阪府に住む43歳の男性は今年8月、「ちょっとした違和感」を覚え、近くの病院の救急外来を受診した。検査の結果、思いもよらぬ病名を告げられる。心筋梗塞だった。命に関わる病気であり、すぐに入院するよう勧められた。

このままでは、心臓の筋肉に血液が行き届かなくなり、突然死につながるリスクもある。男性はすぐに入院し、ふさがった血管を広げる手術を受けた。発見が早かったこともあり、大事になる前に治療を済ませることができた。

「(心筋梗塞と聞いた時は)驚きました。まさか自分が?って。体は丈夫なほうだと思っていましたし」

がっちりとした体格、これまで重い病気などしたこともなかった。なぜ突然、心臓の血管が詰まってしまったのだろうか。

血管を詰まらせる 「血糖値の異常」とは
「血糖値が高めです。その結果、血管で動脈硬化が進み、詰まってしまったと考えられます」

医師の言葉は男性にとって予想外だった。なぜなら毎年の健康診断では、いつも血糖値は「正常」だったからだ。男性はこれまで血糖値のことなど気にしたことはなかったという。

「血糖値」は血液の中を流れる糖分の量を示すもので、一般的な健康診断の検査項目にも入っている。血糖値が一定値より高い状態が続くと「糖尿病」と診断され、進行すれば失明や下肢の切断などの合併症につながる。

正常だったはずの血糖値が原因とは、一体どういうことなのか。診断した国立循環器病研究センター病院の片岡有医師によると、男性には、通常の健康診断ではわからない「血糖値の異常」が見られたという。

「健康診断では通常、食事をしばらくとらず、空腹な状態での血糖値=“空腹時血糖値”を調べます。男性の場合、空腹時血糖値は正常でした。ところが今回、男性に食事をとった後の血糖値の変化を調べる検査を受けてもらったところ、異常が見つかったのです」

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通常の血糖値と“血糖値スパイク”の違い。通常はゆるやかに変動する血糖値が、食後だけ急激に上下する

突然死のリスクを高める“血糖値スパイク”
NHKではいま、男性に起きたような「食後の血糖値の急激な変化」=“血糖値スパイク”(食後高血糖)の実態について、国内外の最新研究成果を取材している。

これまでも血糖値が高い状態が常に続く「糖尿病」になると、心筋梗塞などのリスクが高まるとは言われてきた。ところが最近の研究で、男性のように糖尿病ではなく「食後の短時間だけ」血糖値の変動が起きているケースでも、突然死のリスクが高まることが分かってきた。

例えばイタリアで行われた研究では、血管の細胞を実験的に“血糖値スパイク”を再現した環境に置いたところ、そのおよそ4割が死滅することが分かった。

食後に血糖値の急激な変化が起きるのが“血糖値スパイク”だ(撮影:八尋伸)

血糖値が急激に変動すると、「活性酸素」という毒性を持った物質がつくられやすくなる。その結果、血管の壁が傷つきやすくなり、修復しようと集まった免疫細胞によって血管がふさがってしまう。これが心臓の血管で起きれば心筋梗塞に、脳の血管で起きれば脳梗塞にと、突然死のリスクが高まるのだ。

片岡医師によると、こうした“血糖値スパイク”は通常の健康診断ではなかなか把握できず、そのことが対策を難しくしているのだという。

「糖尿病のように、常に血糖値が高い人は、健康診断で見つけられるので、本人も対策を取ろうという気持ちになりやすい。しかし男性のように、『血糖値スパイク』が知らずに生じているようなケースでは、健康診断では正常と見なされ、気づくのが難しい。その結果、自分では健康だと思っているうちに血管の状態が悪くなり、突然詰まってしまうこともありうる」(片岡医師)

血糖値スパイクは本人も知らずに生じているケースがある(撮影:八尋伸)

通常、食事によって摂取された糖分は、すい臓から分泌される「インスリン」というホルモンの働きによって、筋肉の細胞などに取り込まれ、血液中に残される糖分(=血糖値)は適正に調整されている。

ところが、生まれ持った体質や生活習慣の乱れが原因で、このインスリンの効きが悪くなってしまうことがある。すると、食事によっていっぺんに流れ込んできた糖を、スムーズに細胞に送りこむことができず、一時的に血糖値が非常に高い状態が発生する。

“血糖値スパイク”は、糖尿病ほどインスリンの分泌能力が低下していないため、食後何時間かが経過した空腹時には血糖値は適正レベルに落ち着く。そのため、健康診断では見つかりにくい。

40代以上の住民およそ8000人に対して“血糖値スパイク”を把握できる検査(負荷試験)を九州大学と共同で行っている福岡県・久山町の最新データから推計すると、該当者は現在全国に1400万人程度いる可能性があるという。特に40~50代の働き盛りの男性や、家族に糖尿病と診断された人がいるケースなどでは危険度が高くなると考えられている。

働き盛りの世代で“血糖値スパイク”の危険度が高いという(撮影:八尋伸)

“血糖値スパイク”が起きているかどうか、どうすればわかる?
通常の健康診断では気づけないリスクに、どう立ち向かえばよいのか?どうすれば自分に“血糖値スパイク”が生じている危険性に気づけるのか?

“血糖値スパイク”が起きているかどうかを調べる方法として、「75gブドウ糖負荷試験」というものがある。ブドウ糖が入った甘い液体を飲み、30分ごとに、2時間後までの血糖値を調べる検査だ。この検査は、人間ドックなどでは検査項目に入っているケースもあるし、希望すれば受診できる病院もある。健康診断で血糖値が高め(空腹時100以上、HbA1c5.6%以上)と指摘されたり、近い家族に糖尿病の人がいたりするケースでは、行うことが望ましいとされている(糖尿病診療ガイドライン2016)

人間ドックや病院での検査を受ける以外にも、簡易的にチェックすることは可能だ。今回NHKでは二宮利治教授(九州大学大学院 医学研究院 衛生公衆衛生学分野)の協力を得て、“血糖値スパイク”の危険度を自分でチェックできる簡単なテストを作成した。

“血糖値スパイク”危険度チェック

空腹時と食後で血糖値は変化する(撮影:八尋伸)

どうすれば“血糖値スパイク”を解消できる?
チェックテストで“血糖値スパイク”の危険度が高いとわかったらどうすれば良いのか。大切なのは、血糖値を急激に上げないですむよう、生活上のちょっとした工夫をすることだ。といっても、なにも面倒なことをしなければならないわけではない。

対策の大原則は、糖分が腸に届く「量」と「スピード」を抑えることだ。たとえば手軽な昼食でありがちな「コンビニおにぎり2つと野菜ジュース」のような食事で、それらに含まれる糖分が「大量に」かつ「いっぺんに」体内に吸収されると、“血糖値スパイク”が起きやすくなってしまう。

糖分が大量に含まれる食事の後は“血糖値スパイク”が起きやすくなる(撮影:八尋伸)

サラダなど食物繊維を多く含むものを一緒に食べるようにすると、血糖値の上昇は抑えられることが知られているが、なかなかそうもいかないこともあるだろう。そんな時は、おにぎり2つを1つに減らし、その代わりにから揚げを食べる。また、おにぎりよりにから揚げを食べると、肉に含まれる脂質やタンパク質に反応して、胃の動きがゆっくりになる。その状態でおにぎりを食べると、血糖値が一気に上がらないため、“血糖値スパイク”が起きにくくなる。

こうしたごく身近に取り入れられる対策の有効性が、最新研究によって次々と明らかになってきている。そのなかで、自分の生活の中に無理なく取り入れ、長く続けられるものを選べばよい。ほんの少しの工夫でも長く続ければ、“血糖値スパイク”が招く突然死のリスクを減らすことができると期待される。

だからこそ大切なのが、「自分に“血糖値スパイク”が生じているかどうか」、そのリスクをいち早く知ることだ。まずは危険度チェックテストを試してみて、健康診断では気づけない自分のリスクに目を向けてみてはどうだろうか。

NHKスペシャル「“血糖値スパイク”が危ない ~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~」は10月8日(土)午後7時30~生放送(NHK総合)
[写真]
撮影:八尋伸
写真監修:リマインダーズ・プロジェクト 後藤勝

明日の番組の先取りのようです。
食後高血糖の危険性については誰もが指摘しています。
その危険性は、赤ちゃんから高齢者まで全ての人達に当てはまるのです。

「糖質」と表現すべき所を「糖分」と言うております。
番組指導医師の「ぼかし表現」と思われます。
真実を言うてないですよ。
「新対策」になっておりません。

全ての世代で、
低糖質・高タンパク・高脂肪・高カロリー」食に移行するべきです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:91mg/dl。
上記の写真と比較して下さい。
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メニエール病と思われる70歳代の患者さん。
1週間前からの「右難聴(補聴器が効かない)・耳閉感」にて受診されました。
右鼓膜は著変なし。左鼓膜には大穿孔あります。

聴力。
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上が、昭和58年
中が、平成20年
下が、今月 です。

症状と聴力検査から右メニエール病と診断しました。
低音部の悪化が際立っております。

治療方針は、
①自然治癒を期待
糖質制限
③イソバイドシロップ
ステロイド薬は使わない

11時半血糖値:80mg/dl。
朝食は、食パンにバター・牛乳200ml・果物。
糖質まみれ、です。
血圧:136/90mmHg。

心房細動にてアブレーション手術を受け、経過順調で、内服不要になっています。
緑内障あり、4種類の点眼薬使用しています。

「糖質まみれ食」では、高齢になるにつれ、次々と健康破壊という地雷を踏んでしまいます。
「糖質制限」の必要性を毎日叫ぶ私です。

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by hanahanak2 | 2016-10-07 18:18 | 糖尿病 | Comments(0)

久山町研究

久山スタディは週刊誌でも取り上げられていました。

50年以上続くヒサヤマ・スタディから判明 認知症を防ぐ食事
NEWS ポストセブン2016.09.15 07:00

 50年以上にわたる疫学研究として国際的にも評価が高い「久山町研究(ヒサヤマ・スタディ)」のリーダーを務めてきた清原裕氏はこの春、九州大学大学院第二内科での研究の舵取りのバトンを40代の二宮利治教授に渡し、サポート役へと退いた。プロジェクトは進化を遂げながら、新たな課題に挑戦している。

「現在の最大のターゲットは認知症です。患者の爆発的な増加は国の将来を左右する危機と考えており、チームの主力を割いています」(清原氏)

 厚労省は2012年時点の認知症患者数を462万人と推計しているが、「この推計値は低すぎる」と清原氏はいう。

「久山町の認知症発症の割合を全国に適用すると、国の推計より約90万人多い551万人に上る」

 久山町では1985年から2012年まで5回にわたり65歳以上の全住民を対象にした認知症に関する調査を実施しており、受診率は92~99%と驚異的なレベルに達している(国推計の根拠となる調査の受診率は69%)。

 過去5回で高齢者認知症の有病率が6.7%から17.9%まで急増している。認知症患者の6割を占めるアルツハイマー型に限れば、約9倍に増えていた。

「脳卒中が減っていくのと反対に急激に増えたのが認知症でした。調査ごとの年齢構成の違いを考慮しても増えており、認知症の発生率は高齢化のスピードを上回っているといえます。そこで、認知症増加の要因は、高齢化以外にもあると考えたのです」

 その要因は追跡調査によって明らかになった。これも「糖尿病」だ。15年間の糖負荷試験の結果と認知症発症の関係をみると、糖尿病患者のアルツハイマー型発症リスクはそうでない人の2.1倍に上ったのだ

 久山での研究結果をきっかけに、病理の研究も進みつつある。東京医科大学病院の羽生春夫・副院長が説明する。

「糖尿病はアルツハイマー型の原因物質であるアミロイドβというたんぱく質を増やし、それが神経細胞を死滅させ記憶障害を引き起こします。また、高血糖が続くことで糖を燃やしてできる有害物質が処理しきれなくなり、神経細胞にダメージを与えることもある」

 清原氏は大規模疫学調査の意義を改めて訴える。

「疫学の強みは、病気が発症するメカニズムが完全に解明されていない段階から、危険因子を取り除く予防につなげられる点です。久山町研究は1995年、世界に先駆けて『運動がアルツハイマー型認知症発症のリスクを引き下げる』と報告しました。さらにその後の追跡調査では、そのリスク引き下げ効果が40%もあると明らかにしています。どのような運動をどれだけやるのが効果的かは、今も追跡中です」

 認知症予防に関しては、久山町では食事パターンの追跡例もある。1988年の健診で食事調査を受けた認知症を発症していない高齢者をその後17年間追跡。その結果を踏まえ、清原氏はこういう。

「望ましい食事のイメージは『野菜の多い和食+牛乳・乳製品』です。

 住民の皆さんの食生活の中に見られるいくつかのパターンのうち、米の摂取量を減らして、大豆、緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、牛乳・乳製品を多く摂るというパターンで認知症のリスクが下がることがわかってきた。だからといって、米の摂取量を単独で見ても認知症のリスクとは相関はありません

 あくまでバランスのよい食事がリスクを減らすとの考えだ

※週刊ポスト2016年9月16・23日号

スタディ自体は、本当に立派なものです。
スタディの2012年発表からもう4年の歳月が流れております。
認知症患者さんの増加に歯止めを掛ける有効な対策が叫ばれています。

バランス栄養食では対策になっていないのです。
なりいきの歴史への決別が必要です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:93mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-09-23 21:49 | 糖尿病 | Comments(0)

高血糖と認知症

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」2012/11/29の記事です。

久山研究と認知症
『糖尿病学2012』(門脇孝編) 診断と治療社(2012年5月刊)
pp93-100 ”糖尿病とAlzheimer病”
清原 裕 (九州大学大学院医学研究院環境医学分野)
www.shindan.co.jp/books/index.php?menu=10&cd=194400&kbn=1

【高血糖が認知症発症に関与する機序】

糖代謝異常が認知症をもたらす機序として、様々な学説が提唱されている。高血糖/糖尿病は脳動脈硬化を進展させて脳卒中を発生させるとともに、微小血管病変を形成して潜在的脳虚血を惹起し、VaDの原因となることが知られている。また、高血糖、特に食後高血糖は細胞内の酸化ストレスを増大させ、核酸やミトコンドリアに障害をもたらすといわれている。それが脳の機能的・構造的異常を徐々に促進して脳の老化をもたらし、最終的にAD様変化につながるという考えもある。さらに高血糖状態が長期間持続することで終末糖化産物(advanced glycation endproducts: AGEs)が形成されるが、これがADの中核物質であるAβの沈着や、タウ形成に関与するとの説もある。

また、インスリン代謝障害がAD発症にかかわる可能性も指摘されている。インスリンはAβの分泌を促進するとともに、細胞外でAβ分解作用を有するインスリン分解酵素と競合してAβの分解を阻害する。その結果、Aβが過剰となり老人斑の形成や神経原線維変化をもたらすといわれている。このインスリン分解酵素は肝、腎、筋肉とともに脳に高率に発現するが、糖尿病ではその活性が低下しているとの報告もある。インスリン分泌は、糖尿病発症前の軽度糖代謝異常の段階で最も亢進していることが知られている。前述の久山町の疫学調査や病理学的検討の成績は、これらの学説とよく一致している。つまり、高血糖/糖尿病を有する者の脳は、Aβが沈着しやすい環境下にあると考えられる。

【おわりに】
久山町における認知症の疫学調査では、糖尿病を含む糖代謝異常はVaDのみならずAD発症の有意な危険因子であつた。久山町では、2000年代に入り認知症、特にADの有病率が人口の高齢化を超えて上昇している。高齢者の糖代謝異常の増加がその要因である可能性が高い。認知症を予防するうえで、急増している糖代謝異常の予防・管理が大きな課題になったといえよう。

VaD: 脳血管性認知症
AD: アルツハイマー病
Aβ: アミロイドβ蛋白

「糖尿病を含む糖代謝異常は脳血管性認知症のみならずアルツハイマー病発症の有意な危険因子であった」
世界的に最も信頼のおける疫学調査です。

やるべき事は、糖尿病及び糖尿病予備群の殲滅作戦です。
クスリ診療は失敗を重ねております。
大きな希望、確実な成果が得られるのは、糖質制限 です。

分かりきった事実に関わらず、何故号令を掛けないのか。
学会は。

当ブログ、9月8日の記事も参考下さい。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:111mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-09-14 17:37 | 糖尿病 | Comments(0)

2016糖尿病最新情報

「朝日メディカル」の特集記事の目次です。
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糖尿病診療の現場でご活躍の先生方の執筆です。

「糖尿病診療の現状と課題」
「糖尿病患者初診のポイント」
「経口糖尿病薬」
「インスリン治療」
「GLP-1受容体作動薬」
「糖尿病の合併症と関連疾患」

糖尿病の原因となる過剰糖質摂取に関する言及が全くありません。
何処までもクスリでの解決を追求しております。
鳴り物入りで発売されたDPP-4阻害薬は過去の製剤扱いでした。
SGLT2阻害薬GLP-1受容体作動薬への旗振りに移行しています。
一定の効果は認めますが、次第に医療費を上昇させますよ。

糖尿病の解決には「糖質制限」は欠かせません。
クスリクスリで最後は、「ブタ膵島移植」をやるんですか?
糖尿病患者さんは950万人ですよ。
ホント、誰が医療費を払うんですか?

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:104mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-09-04 22:27 | 糖尿病 | Comments(0)