カテゴリ:分離菌・検出菌と起炎菌( 10 )

溶連菌迅速検査陽性で起炎菌決定はNGです。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

溶連菌迅速検査で陽性→溶連菌が起炎菌と誤解→溶連菌感染症と診断→抗菌薬投与。
受診の度に陽性となる患者さんもおいでるようです。
陽性になると抗菌薬投与は続きます。
受診中止するまで続くのでしょうか?

7歳の患者さん。
耳痛で受診されました。
9月下旬に咽頭痛で掛かり付け医療機関受診しました。
「ノドが赤い」との事で溶連菌迅速検査をすると、陽性。
「白血球数とその分類」検査は未施行でした。
まずは、サワシリン 3日間。
溶連菌検査陽性でした。フロモックス 7日間。
まだ、陽性でした。トミロン 4日間。
まだ、陽性。メイアクト 内服中での当院受診でした。

当院での観察。
額帯鏡下口腔・咽頭には著変なし。
粘膿性鼻汁中等量。
左鼓室に部分的な貯留液を認めました。
するべきは、「白血球数とその分類」検査、です。
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抗菌薬の不必要な、ウイルス感染症です
直ちに抗菌薬内服中止をお願いしました。

当院投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレス
メプチンドライシロップ。

分離・検出菌と起炎菌を混同しないで欲しいです。

それにしても、主要抗菌薬でも常在している溶連菌を叩けない事があるのですね。
この溶連菌が、本当に起炎菌だったとすれば生命に危険が迫る事態だったですよ。

本当に、本当に、「抗菌薬適正使用」が必要です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:112mg/dl。

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人間と同じですよ。
ペットも「糖質制限」が必要です。

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by hanahanak2 | 2015-10-11 22:23 | 分離菌・検出菌と起炎菌 | Comments(0)

一緒くたです!

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
耳汁・鼻汁・咽頭喉頭からの検出菌分離菌を、どんな理屈で起炎菌と判断しているのか、説明不足を感じます。

m3.comで色んな記事を見ていますと、画面の上部に張り付いている広告がありました。
大正富山医薬品でした。
クリックすると出現しました。

m3.comワンポイントeディテールから。

〇〇教授が解説されております。

中耳炎難治化の犯人はインフルエンザ菌2015年09月18日大正富山医薬品株式会社
近年問題となっている反復性・遷延性などの難治性の小児急性中耳炎について、主要起炎菌の一つであるインフルエンザ菌が大きく関与していることが明らかになってまいりました。当コンテンツでは、難治化する小児急性中耳炎の原因及びメカニズムを、CGや顕微鏡映像を交えながら詳しくご紹介しております。是非ご視聴下さい。

小児急性中耳炎の難治例は2歳未満に多く、その2歳未満での検出菌のうち、最も多いのはインフルエンザ菌です。インフルエンザ菌は中耳粘膜で増殖する際、粘膜上皮細胞の中にまで侵入することが知られておりますが、今回はその様子を顕微鏡映像を交えてご確認いただけます

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「オゼックス」の広告でした。
耳鼻咽喉科感染症の重鎮の〇〇教授でさえも、「起炎菌」と「検出菌」の区別が為されておりませんでした。

感染症を遠ざける方法、糖質制限ですよ。
アドバイスしていますが、ご家族は半信半疑です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:102mg/dl。

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 医薬品医療機器総合機構(PMDA)が伝えた情報によると、今回改訂が指示されたのは「イプラグリフロジンL-プロリン」(商品名:スーグラ錠25mg、50mg)、「ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物」(同:フォシーガ錠5mg、10mg)、「トホグリフロジン水和物」(同:アプルウェイ錠20mg、デベルザ錠20mg)、「ルセオグリフロジン水和物」(同:ルセフィ錠2.5mg、5mg)、「カナグリフロジン水和物」(同:カナグル錠100mg)、「エンパグリフロジン(同:ジャディアンス錠10mg、25mg)の6成分。

 ケトアシドーシスについては、直近3年度で計33例の関連症例が報告されたことから、専門委員の意見も踏まえた調査の結果、添付文書の「重要な基本的注意」の項に記載して注意喚起するとともに、「重大な副作用」にも追記することが適切と判断された。

 敗血症については、直近3年度で計16例の関連症例が報告されたこと、類薬でも同様のリスクが想定されることから、専門委員の意見も踏まえた調査の結果、「重要な基本的注意」と「重大な副作用」の項にそれぞれ追記が指示された。これまで慎重投与扱いに「尿路感染、性器感染のある患者」を記載していなかった成分については、併せての追記を求める。

 SGLT-2阻害薬を巡っては、今年1月にも添付改訂指示が出されており、「重大な副作用」の項に脱水が追記された。慎重投与扱いにも「脱水を起こしやすい患者(血糖コントロールが極めて不良の患者、高齢者、利尿剤併用患者等)」が追加されている。


敗血症は、起こしてはならないですね。
ケトアシドーシス?
糖質制限派に対する牽制と読めるのですが・・・・。

当院では、慎重の上にも慎重に使っているつもりです。
自己血糖測定器使用が条件です。

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by hanahanak2 | 2015-09-23 22:18 | 分離菌・検出菌と起炎菌 | Comments(0)

肺炎球菌・インフルエンザ菌は?

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

当院では、上記の基準で抗菌薬使用を判断しています。
時には例外的に使用する場合もあります。
該当しても使用しない場合もあります。

昨日の追加になりますが、
第4週「細菌検査」東京医科歯科大学2015年研修医セミナー
酒井夏子(m3.com編集部)2015年7月3日 (金)配信 。
東京医科歯科大学医学部附属病院検査部副部長の東田修二氏が提示したスライドがありました。

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スライドには、肺炎球菌・インフルエンザ菌には触れていませんが、鼻汁・耳漏・痰からの検出菌は、それが即起炎菌とはならないのです。

肺炎球菌・インフルエンザ菌への対処に言及して欲しかったです。
耳鼻咽喉科への配慮ですかね。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:108mg/dl。

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海外ジャーナル
肥満DMの血糖管理、薬物より手術
Lancet2015年9月15日 (火)配信 内分泌・代謝疾患一般外科疾患投薬に関わる問題

Mingrone M,et al.Bariatric–metabolic surgery versus conventional medical treatment in obese patients with type 2 diabetes: 5 year follow-up of an open-label, single-centre, randomised controlled trial.Lancet. 2015 Sep 5. pii:S0140-6736(15)00075-6. doi: 10.1016/S0140-6736(15)00075-6.[Epub ahead of print]

 2型糖尿病(DM)歴5年以上でBMI35以上の肥満患者53人を対象に、肥満手術と薬物療法の糖尿病長期コントロール効果を無作為化試験で比較。2年後の糖尿病寛解を5年も維持していたのは胃バイパス術群37%、胆膵路転換手術群63%、薬物療法群0%だった(P=0.0007)。薬物療法群4人中で糖尿病の重大合併症が5件、胃バイパス術群では1件、胆膵路転換手術群では0件だった。



血糖を上昇させるのは糖質です。
糖質制限無視の診療では、短期的長期的安全性と有効性は望めないと思います。

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by hanahanak2 | 2015-09-22 18:53 | 分離菌・検出菌と起炎菌 | Comments(0)

東京医科歯科大学研修医セミナー

四国徳島からです。

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当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。


耳汁・鼻汁・咽頭喉頭からの検出菌分離菌を、どんな理屈で起炎菌と判断しているのか、説明不足を感じます。
常在菌との区別がされておりません。

例えば、検索すると出てきます。
臨床ニュース
研修最前線
救急で遭遇する「急性中耳炎」 【研修最前線】
第15週「耳鼻咽喉科領域の感染症」-Vol.2東京医科歯科大学2013年研修医セミナー
酒井夏子(m3.com編集部)2014年2月17日 (月)配信 一般内科疾患小児科疾患耳鼻咽喉科疾患

救急外来で遭遇する耳鼻科感染症。
大きなウエートを占めるのが急性中耳炎だ。
鼓膜所見をどう判断し、治療法を選択するか。
東京医科歯科大学耳鼻咽喉科助教の川島慶之氏が解説する。

 それでは、本題の急性中耳炎の説明を始めます。

 急性中耳炎は小児に圧倒的に多く発症する疾患です。その理由として、小児の「太く、短く、水平に近い耳管の構造」や「免疫力の弱さ」が挙げられます。また、自分で鼻をかめないため、鼻腔や上咽頭に多量の細菌が留まり、鼻すすりをしてしまうことも原因と考えられています。

耐性菌を考慮した治療薬の選択

 急性中耳炎の2大起炎菌は肺炎球菌とインフルエンザ菌ですが、どちらも耐性菌の増加が問題となっています。肺炎球菌はペニシリン耐性菌が、インフルエンザ菌ではβ-ラクタマーゼ非産生アンピシリン耐性菌や、β-ラクタマーゼ産生アモキシリン/クラブラン酸耐性菌が増加傾向にあります。そのため、治療薬としては、まずはペニシリン耐性の肺炎球菌をターゲットにアモキシシリンを第一選択とします。

 アモキシシリン内服で回復しない場合は、鼻腔や耳漏からの培養結果を基に判断することになります。培養結果が得られなければ、前述した耐性菌を考慮して、クラブラン酸やアモキシシリンの合剤を、クラブラン酸耐性菌が検出された場合には、セフジトレンピボキシルなどに随時変更していくことになります。




一方、同じ研修医セミナーでは、
発熱患者、抗菌薬の選択は【研修最前線】
第4週「細菌検査」東京医科歯科大学2015年研修医セミナー
酒井夏子(m3.com編集部)2015年7月3日 (金)配信 。
検査結果の解釈も交え、東京医科歯科大学医学部附属病院検査部副部長の東田修二氏が説明する。

東田 最後に細菌検査の解釈についてです。本来、菌が存在しない検体である血液や脳脊髄液では、菌が検出されること自体が異常なので、検出された菌は起炎菌といえます。ただし、汚染菌の問題があります。一方、もともと常在菌がいる痰や便などの検体は、菌がいたといって、それがすべて起炎菌というわけではありません。


鼻腔・鼻咽腔・外耳道・鼓室・喉頭には、必ず、肺炎球菌・インフルエンザ菌等の常在菌が住んでいます。

東田先生のように、検出菌が起炎菌かどうか熟慮すべきです

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:90mg/dl。

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勾留中に失明、国と県に5千万円の賠償命令 岐阜地裁
朝日新聞デジタル 9月16日(水)20時34分配信

 警察署と拘置所で勾留中に適切な治療を受けられずに失明したとして、愛知県の男性(35)が国と岐阜県に約1億292万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、岐阜地裁であった。武藤真紀子裁判長は、国と県の注意義務違反を認め、約5千万円の賠償を命じた。

 判決によると、男性は中学卒業後、相撲部屋に入門したが、糖尿病のため廃業。その後、工場などで働いていたが、2006年11月に岐阜県警に窃盗容疑で逮捕され、07年9月まで岐阜羽島署で、同12月まで岐阜拘置支所で勾留された。男性は糖尿病を患っており、職員らに「右目に黒い物が見える」などと訴えたが、眼科医を受診できなかった。その後、名古屋拘置所に移され、治療を受けたが、08年に右目を失明し、左目の視力は0・01に低下した。

 判決は、署と拘置支所が糖尿病網膜症を発症している可能性を考慮し、男性に眼科医の診療を受けさせる注意義務を怠ったと判断。その過失と失明の因果関係を認めた。

 岐阜拘置支所を管轄する岐阜刑務所の斎藤巧所長は「判決内容を精査し、関係機関と協議した上で適切に対応していきたい」とのコメントを出した。原告代理人の鈴木貴夫弁護士は「判決が留置場や拘置所の待遇改善のきっかけになればいい」と話した。


このような判例、見たのは初めてです。
糖尿病の管理不良の場合にはトラブルになるのですね。

患者さんの為に、糖質制限を普及させる必要があるのです。

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by hanahanak2 | 2015-09-21 21:24 | 分離菌・検出菌と起炎菌 | Comments(0)

日本医師会雑誌 感染症診療update

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当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

日本医師会雑誌特別号、送付されました。
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急いで耳鼻咽喉科疾患のページを開けました。

急性鼻副鼻腔炎

急性鼻副鼻腔炎は「発症から4週間以内の鼻副鼻腔の感染症で、鼻閉、鼻漏、後鼻漏、咳嗽といった呼吸器症状を呈し、頭痛、頬部痛、顔面圧迫感などを伴う疾患」と定義され、ウイルスによる上気道感染の後に細菌性の急性鼻副鼻腔炎へと移行する場合が多いとされている

原因菌

第4回耳鼻咽喉科領域感染症臨床分離菌全国サーベイランス(2008年)によると、急性鼻副鼻腔炎からの検出菌は肺炎球菌が23,9%、インフルエンザ菌が13,5%、モラクセラ・カタラーリスが6.0%であり、急性鼻副鼻腔炎における原因菌はこれら3菌種が3大原因菌されている


がっかりの記述でした。
感染症は、ウイルスの時代です。
時代の雰囲気を嗅いで下さい。
特に呼吸器感染症ではウイルス感染症を、まず考えなければと思います。

普通、ウイルス感染があると、それがピークになり、回復するまでウイルス感染症です。
それは、細菌が分離検出されてもウイルス感染症です。
また、当然の事ですが、分離菌検出菌は、原因菌ではないはずです。
「・・・・とされている」?

抗菌薬診療を推し進める内容になっていました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:113。

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医師は言うべきです。
「主食を止めて下さい」と。

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by hanahanak2 | 2014-10-21 22:13 | 分離菌・検出菌と起炎菌 | Comments(0)

肺炎球菌抗原検出試薬

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

また、耳汁・鼻汁・咽頭喉頭からの検出菌分離菌を、どんな理屈で起炎菌と判断しているのか、説明不足を感じます。

こんなパンフレットが届きました。

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「肺炎球菌は急性中耳炎・急性副鼻腔炎の重要な原因菌です」
と、言われれば、信じていました。

「急性中耳炎・急性副鼻腔炎の検出菌・分離菌はグラフの通りです」
と、講演会等で聞けば信じていました。

変でないですか。

事件現場の防犯カメラに捉えられていたら、犯人なんですか?
それはないでしょう。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎でも、真剣にウイルス分離検出すれば、必ずと言っていいほど検出されますよ。
ウイルス無視の感染症診療では、治るまで、何処までも抗菌薬診療になりますよ。
それはないでしょう。

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「糖質制限」続行中。
本日朝食開始後90分血糖値:99mg/dl

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スペインでも、日本と同じか、それ以上に、大量糖質摂取の食事情なんですね。

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by hanahanak2 | 2013-09-09 23:36 | 分離菌・検出菌と起炎菌 | Comments(0)

急性中耳炎 症例273 その4

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
また、危惧しているのは、耳汁・鼻汁・咽頭喉頭からの検出菌分離菌を起炎菌と自動診断する伝統。


現在1歳3ヶ月の赤ちゃん。
8月17日、書き込みした患者さん。


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その後、8月20日、鼓膜自壊大量耳漏出現。
当然、大量膿性鼻汁
肺炎球菌・インフルエンザ菌等は検出菌です。
起炎菌ではありません。

25日の状態、
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両側大量膿性耳漏

9月15日、耳漏ほぼ停止。
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9月18日、耳漏完全停止、
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鼓室内貯留液の排出もかなり進行していました。

1か月間続いた耳漏ではありますが、急性中耳炎による耳漏は必ず停止します。

心配不要です。

挿入したチューブが感染源になっている場合には抜去が必要です。

繰り返すウイルス感染症・居座るウイルス感染症の場合には、何時までも肺炎球菌・インフルエンザ菌を検出します。

しかし、「白血球数とその分類」検査では、細菌感染症パターンは提示されません。

検出分離された肺炎球菌・インフルエンザ菌は、ウイルスの増殖が減弱するにつれて検出されなくなるはずです。

遺伝子を扱う時代、

分離菌検出菌と起炎菌の区別をやらない現在の急性中耳炎・急性副鼻腔炎抗菌薬診療、

不可解です。

信じられません。

もうひとつ、

私は「食後高血糖人」

昨日から、ジャヌビア50mgを止めました。

「糖質制限食」見習い中。

自分でやらないと、助言者はおいでません。

昼食スタート60分後:184mg/dl

おかずに思い当たる糖質がありました。

反省です。

昨日の昼食後:125mg/dlに油断しておりました。
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by hanahanak2 | 2012-10-23 15:56 | 分離菌・検出菌と起炎菌 | Comments(0)

急性中耳炎 症例282 その2

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
また、危惧しているのは、耳汁・鼻汁・咽頭喉頭からの検出菌分離菌を起炎菌と自動診断する伝統。


7月22日に書き込みした5歳の患者さん。

9月に再び右急性中耳炎を発症しました。

当然、急性副鼻腔炎も。

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右鼓膜は中等度の膨隆。大量粘膿性鼻汁

鼻汁細菌培養では、

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肺炎球菌を検出分離。

ウイルス性感染症を来すと、肺炎球菌・インフルエンザ菌は検出分離されるんです。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎の肺炎球菌・インフルエンザ菌検出分離には無関心をお勧めします。

抗菌薬無し診療で、2週間後、

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治癒状態に至りました。

こういうふうに、2週間で治癒状態になることもありますし、

数年、それ以上要することもありますが、例外を除いて、急性中耳炎はご自分の力で治るんです。

以上、

急性中耳炎には抗菌薬は不要という報告でした。
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by hanahanak2 | 2012-10-11 18:38 | 分離菌・検出菌と起炎菌 | Comments(0)

日本語版

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。


9月30日書き込み図表の日本語版です。
6ヶ月の赤ちゃんです。
ウイルス性呼吸器感染症の連続の日々の時期です。

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昔の話です。

分離検出菌を起炎菌と診断していました。

感染症に「白血球数とその分類」検査の評価が見当たりません。

昔の話です。

2、3ヶ月の抗菌薬投与で確実に耐性化が認められます。

遅ればせながら、

急性中耳炎・急性副鼻腔炎でも、鼻汁・耳汁からの分離検出菌を起炎菌と診断するのは、

フライング。

当たり前と思います。
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by hanahanak2 | 2012-10-02 11:49 | 分離菌・検出菌と起炎菌 | Comments(0)

大鳴門橋を渡って来られた患者さん。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。


9月3日、13日、17日に書き込みした患者さん。
8月上旬、発熱・大量膿性鼻汁・頭痛で近所の耳鼻咽喉科で急性副鼻腔炎と診断を受け、
ジェニナック、クラリス、ジスロマックと内服を続けたにも関わらず改善なし。

まとめてみます。
当院初診は9月2日
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①左中鼻道は大量膿性鼻汁で溢れていました。
②末梢血液白血球数は7,800/μl
③RSウイルス迅速検査、陽性。
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④鼻汁細菌培養同定検査では、肺炎球菌・インフルエンザ菌ではなくコリネバクテリウムでした。

RSウイルス陽性ウイルス性急性副鼻腔炎と診断しました。
抗菌薬不使用診療に切り替えしていただきました。
3日後ぐらいから、鼻部・頭部・全身の不具合の改善が実感出来るようになりました。

そして、9月21日、
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地元でのCT画像(8月)では左前頭洞篩骨洞上顎洞に強い陰影が認められましたが、視診で治癒状態まで改善しましたのでX線診断は止めました。

再発具合によって次のステップをと考えます。

分離検出微生物と起炎微生物。

RSウイルス:1ヶ月以上にわたり体内で増殖を続けるんですね。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎ガイドラインではウイルス感染による場合には軽症ですと述べていたのですが、現実は違うんです。
抗菌薬無効、白血球数1.3万以下から考えて、当患者さんはウイルス性急性副鼻腔炎です。
RSウイルスを起炎微生物と決定するのが妥当と思います。

コリネバクテリウム:ウイルス感染後、鼻汁中に本来出現していたであろう肺炎球菌・インフルエンザ菌・M.カタラリースは抗菌薬により姿を消されてしまっていました。
コリネバクテリウムは、検出分離菌です。

「白血球数とその分類」検査の有用性がお分かりと思います。
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by hanahanak2 | 2012-10-01 16:12 | 分離菌・検出菌と起炎菌 | Comments(0)