カテゴリ:気管支喘息( 6 )

ポリープ、後鼻漏。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

「長引く咳、繰り返すひどい咳」の場合には、鼻腔のファイバースコープ検査をやると、納得の情報を得る事が出来ます。

70歳代前半の患者さん。
2011年平成23年10月21日書き込みした患者さん。

内科的診断は、気管支喘息。
耳鼻科的には、慢性副鼻腔炎+鼻ポリープ(鼻茸)

平成18年内視鏡下副鼻腔手術を受けられました。
1回の手術では到底無理で現在に至っています。

現在の投薬は
シングレア:ロイコトリエン受容体拮抗剤
アドエアディスカス
ナゾネックス点鼻液。

喘息のコントロールは良好。
鼻閉のコントロールも良好。

しかし、
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左右に大量粘性後鼻漏を認めます。
ず-と、です。
残っている鼻茸、成長している鼻茸を取り尽くさないと、
苦しい局面に必ず遭遇する確率が高いんです、と説明しています。

来院の度に、
①手術の件、
②糖質制限の件、
話題にするのですが、返事はなし。
沈黙です。

この状態での80歳代90歳代の生活は苦しいものが推測されます。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:122mg/dl。

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糖質制限的視点で読むと、
人生の早い時期に糖質制限を始めて欲しい。
闘病中も、糖質制限を貫いて欲しい。
随分と楽に乗り切る事が出来ると思います。
私も、ガン宣告されたとして、
糖質制限は話しません。
入院中も血糖測定器を持ち込み、主治医・栄養師との戦いを覚悟しています。
「抗菌薬適正使用」からの視点から読むと、
発熱で抗菌薬を簡単に使うでないのです。
抗がん剤投与という特殊な状態ですが、出来たらその根拠が欲しいです。

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by hanahanak2 | 2014-02-12 22:10 | 気管支喘息 | Comments(0)

鼻腔を観察。

四国徳島からです。

気管支喘息を含めて、咳の続く場合には、鼻腔の観察をお忘れなく。

今年6月に当院初診の70歳代の患者さん。
2ヶ月來、咳が続いて、内科で喘息と診断を受けて治療をしていたが、改善しないとの事で受診されました。

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中鼻道・嗅裂を粘膿性鼻汁が後鼻漏となって咽頭へ流れていました。
咳の原因となります。
末梢血液白血球数 4,300/μl
抗菌薬の必要な細菌感染症とは言えません。
繰り返す(居座る)ウイルス感染症と気道過敏性に関連した咳と思います。
シングレア:ロイコトリエン受容体拮抗剤
アドエアディスカス
で、改善した所で治療中断してしまいました。
「手術」と「糖質制限」を提案したからだと思います。

今月、やはり咳が続いていると来院されました。
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今回は、中鼻道に粘膿性鼻汁を認めました。
嗅裂には認めませんでした。

この粘膿性鼻汁が出てる限り咳は続くことを説明しました。

手術(内視鏡下副鼻腔手術)は拒否。
かといって、長期服用・吸入にも抵抗有りそうでした。
「糖質制限」への反応も鈍いものでした。

まずは、内服吸入を続けていただきたいものです。

「手術」「糖質制限」が楽ちん日常生活の王道なんですがねえ。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:95mg/dl。

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高血糖、特に食後高血糖が4大死因に直結していると思いますよ。
ご飯+味噌汁+漬け物、
あるいは、パン+牛乳(ヨーグルト・野菜ジュース)+果物。
大量糖質摂取に大きく傾いて行く食事になっているのが現状です。

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by hanahanak2 | 2013-11-21 21:58 | 気管支喘息 | Comments(0)

断続的に咳が続きます。

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

気管支喘息発作を来す患者さんには、詳細な鼻腔所見の把握が必要と思います。

60歳代の患者さん。
内科にて「気管支喘息」と診断されています。
断続的な咳・痰(後鼻漏)が続き、治らないとの事で来院されました。

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①篩骨胞と鈎状突起がポリープ様変化を呈していました。
大量粘膿性鼻汁が認められました。

解決するためには、大量鼻汁(後鼻漏)の生産を減少させる必要です。
鼻汁制御には、鼻腔・副鼻腔の病的粘膜除去が必要です。

内視鏡下副鼻腔手術、です。

気掛かりな点:問診票に「ノーシン」に因る薬疹の経験があるとのことです。
「アスピリン喘息」の可能性が有ります。

正午血糖値:86mg/dl。(空腹時としては正常)
血圧:141/80mmHg(内科にて降圧剤内服中)

まとめますと、
①結果の出る内視鏡下副鼻腔手術の実施
②「糖質制限食」
この2点を提案致しました。

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「スーパー糖質制限食」開始4ヶ月目に入っています。
この間、毎冬必発の「粘膿性後鼻漏・不眠を来す咳嗽」無しです。
生活の質は、驚きの改善です。
誰彼無しにに推奨せずには居られません。
詳細は、ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」にアクセスして下さい。
本日夕食開始後60分血糖値:79mg/dl。
主な食材:豆腐、鶏肉、葉物野菜、多量のサラダ油、スダチ。

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by hanahanak2 | 2013-01-13 23:08 | 気管支喘息 | Comments(0)

止まらない粘性鼻汁

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。

70歳代の患者さん。
高血圧症で降圧剤内服中。
脳ドッグで脳動脈瘤を診断されています。
眼底出血の経験あり。
ご主人が糖尿病からの腎不全で透析中です。
ご夫婦で不安な日々を過ごしております。

5年前、両側内視鏡下副鼻腔手術と鼻中隔矯正術を当院からの紹介で他院で受けられました。
どうしても、そこの医療施設で受けたいとの強いご希望がありました。

当院で、慢性副鼻腔炎+鼻茸+気管支喘息の診断名で、約30年間の長きに亘って通院加療中です。
しかし、手術療法は、5年前の手術以外、拒否を貫いております。

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こんな、大量粘性鼻汁を終始認めます。
「ノドに痰が掛かる」と、聞けば言うてくれますが。
「ノドの気持ち悪いのをどなにかして欲しい」とは言うてくないのです。
通院は欠かさず続くのです。

大多数の患者さんが、大なり小なり、こうなんでしょうね。
治りたい、
しかし、
手術はしたくない。

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「スーパー糖質制限食」実施中。
本日昼食開始60分後血糖:132mg/dl。

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by hanahanak2 | 2012-12-11 22:44 | 気管支喘息 | Comments(0)

細菌感染と気管支喘息

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。


杏林製薬MRさんからいただいたパンフレットの続き。
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「鼻汁からの検出菌(分離菌)と喘息発作は関連が示唆されます」と述べております。

ウイルス性急性呼吸器感染症を来すと鼻汁からの肺炎球菌・インフルエンザ菌・M.カタラーリスの検出・分離確率は急上昇するのはどなたも理解しているはずです。

検出ウイルスが、その患者さんの感染症起炎ウイルスか否か、

検出細菌が、起炎菌か否か、

感染症診療の基本中の基本と思います。


ガンバレ!杏林製薬!
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by hanahanak2 | 2012-09-28 10:35 | 気管支喘息 | Comments(0)

ウイルス感染と気管支喘息

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。


杏林製薬のMRの方よりいたたいたパンフレットから。

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対象は小児。
検体は鼻汁

小児期には喘息発作時以外でも繰り返しウイルス感染にさらされていることを示しています。

ウイルス性急性副鼻腔炎を繰り返し発症していることが思われます。

Hans Bisgaard先生は分離ウイルスは分離ウイルスで、起炎ウイルスとは言っていません。

関連がありました」でした。

気管支喘息の引き金は、ウイルス感染だと踏み込んで欲しかった。
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by hanahanak2 | 2012-09-27 21:48 | 気管支喘息 | Comments(0)