カテゴリ:微妙な判定( 20 )

翌日再検査をお願いしました。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。

4歳2カ月児。
お母さんの観察で、「鼻汁・鼻閉・目ヤニ・咳・38.9度の発熱」との事で来院されました。
「耳痛」はありません。
食欲は、やや低下。
表情は普通。


両側鼓膜は、中等度膨隆。
急性中耳炎です。
末梢血液白血球数:21,400/μl H
白血球3分類 リンパ球数  2,400/μl 
       単核球数   1,000/μl H
       顆粒球数   18,000/μl H
乳幼児の場合にはファイバースコープでの咽頭後壁の観察が出来ないので、情報不足の診察になります。
無理矢理でもしなければならないとも言えませんし。
従って、当院抗菌薬使用基準に該当しますが、
①急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
②苦悶状の表情がない。
③リンパ球数・単核球数、典型的な細菌感染より微妙に増加?

投薬は、モンテルカスト細粒とメプチンドライシロップを選択しました。

翌日再検査、お願いしました。
「解熱してすっかり元気になりました」との事。
a0082724_17011494.jpg
両鼓膜膨隆は増悪していました。
末梢血液白血球数:12,500/μl H
白血球3分類 リンパ球数  5,500/μl H
       単核球数   1,200/μl H
       顆粒球数   5,800/μl
初期経過観察で、
白血球数・顆粒球数が減少して、リンパ球数・単核球数が増加する場合は、ウイルス感染症です。
当然、
リンパ球数が3千以上で、顆粒球数1万以下は、ウイルス感染症です。

この場合も、観察所見に先行して、「白血球数とその分類」検査が改善していきます。
そして、ウイルス性急性中耳炎・副鼻腔炎は繰り返しながら沈静化していきます。

体力勝負の面がありますので、
糖質制限は必ず要請しております。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:99mg/dl。

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11月17日は、世界糖尿病デー、です。
それの徳島新聞特別企画と思われます。
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「インスリンが作用不足となり、慢性的な高血糖に陥った状態が糖尿病です」との事。
その原因は、「過剰糖質摂取」である事が明らかになっている昨今です。
「過剰糖質摂取」を放置して、糖尿病患者さんを救うことは不可能です。
糖尿病腎症患者さんも救えないです。

立場上こういう記事を書かざるを得ないお立場は分かっています。
徐々にでも改善の方向へ舵取りをお願いしたいものです。

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by hanahanak2 | 2017-11-16 17:39 | 微妙な判定 | Comments(0)

翌日再検査をお願いしました。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす行為と言わざるを得ません。

2歳11カ月児。
鼻腔異物での受診で、異物は簡単に鑷子で除去出来ましたが、
大量膿性鼻汁と痰がらみの咳が注目されました。
外耳道・鼓膜には著変なし。

末梢血液白血球数:15,900/μl H
ヘモグロビン(Hgb):13.1g/dl。
白血球3分類 リンパ球数   2,300/μl
       単核球数     700/μl
       顆粒球数    12,900/μl H
当院抗菌薬使用基準の基準に該当しています。
小さい子供さんは鼻咽腔後壁の観察が無理ですので、
「白血球数とその分類」の翌日再検査をお願いしました。

所が、今日7日、台風5号四国上陸で、
「受診できません。今日はやや元気になっています」との電話ありました。

急性副鼻腔炎は峠を越えたと判断しました。
細菌性急性咽頭炎であっても、当然自然治癒はあります。

こんな一手間掛けた診療を理解いただける機会が広がることを願っています。

勿論、糖質制限をお勧めしました。
父さん母さんにも。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:96mg/dl。

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6人に1人が該当?「難聴」が認知症のリスクに
市川衛 | 医療ジャーナリスト
8/5(土) 8:00

 7月、権威ある専門誌Lancet(ランセット)に、認知症の予防や治療などに関する最新の知見をまとめた論文が掲載されました(※1)。
 注目なのは「難聴」が認知症のリスクとされたこと。人の話し声などが聞こえにくくなる状態です。論文では、仮に難聴になる人を完全に無くせたとしたら、認知症を今より9%も減らせると指摘しました。
 「難聴」と聞いても他人事に感じられるかもしれませんが、聞こえに悩みを抱える人は少なくありません。英NHS(国民保健サービス)によれば、聴力に何らかの問題を抱える人はおよそ6人に1人とされています。2015年に日本で行われたアンケート調査(※2)でも、聴力に問題を感じている(難聴もしくはおそらく難聴だと思っている)人は18歳以上の13.1%に上りました。
 単純に人口にあてはめれば1000万以上の人が聞こえに問題を感じていることになります。
 だからこそ、難聴が認知症のリスクとなるというのは、ちょっと心配なニュース。そのメカニズムと対策、そして聴力低下を予防する方法を調べました。
なぜ難聴で認知症が増えるのか?
 認知症は、病気などによって脳の働きが低下し、自分で社会生活を営めなくなった状態のことを指します。「難聴」とはかかわりがないように感じますが、本当に認知症が増えるのでしょうか?
 イギリスで行われた最新の調査(※3)では、50歳以上の1万5千人近くを調べたところ、中等度の難聴(普通の大きさの会話での聞き間違いや聞き取りにくさを感じる)がある人では、認知症のリスクが1.6倍になっていました。
 なぜなのか。米ジョンズ・ホプキンス大学のフランク・リン博士らの論文(※4)によれば、2つの可能性が指摘されています。
 ひとつは、「社会的な孤立」につながる、ということ。難聴になると、人の声が聞き取りにくくなり、会話が難しくなります。その結果、家族など周囲との関わりが減りやすくなります。過去の調査で、社会的に孤立した場合、コミュニケーションによる刺激がないことや、精神的なストレスなどによって認知症になりやすくなると指摘されています。
 もうひとつは、「認知的な負荷」が高まることです。脳が音を理解する働きはとても複雑です。例えば私たちは人の話し声の一部を聞き取れなくても、自動的に補って理解することができます。例えば「こ?にちは」と聞こえたとき、「ん」という言葉が本当は聞こえていなくても、他の音や状況から判断して『「ん」に違いない』と脳が自動的に補ってくれるのです。
 聴力が低下し聞き取れない音が増えると、脳はたびたびこのような働きを行わなければならなくなります。そこに力を割くあまり、脳に他の働きをする余裕が減り、結果として全体的な認知能力が低下するのでは?というのです。
どうすれば良い?
 対策のために、まずは自分に難聴があるかどうかを知ることが大事ですよね。英NHSが提供する一般向けの情報サイト「NHS Chioces」(※5)では、難聴のサインとして次のような点を挙げています。
・他の人の話し声が良く聞こえなかったり聞きまちがえたりする(特に何人かで話をしているとき)
・会話中に聞きなおすことがある
・音楽やテレビのボリュームが他の人から見て大きい
・電話の呼び出し音やドアベルの音になかなか気が付かない
・雑音がどの方角から来ているかがわからない
・聞くことに集中するために疲れたりストレスを感じる
 こうしたサインが表れているようであれば、いちど耳鼻科で聴力をしらべる検査を受けても良いかもしれません。
 
 なお難聴は突然なることもありますが、ゆっくりと進んだ場合、自分では気がつけないことも多いのだそうです。本人が聴力の低下に気づいて対策をはじめる10年も前に、周囲は変調を感じていたという調査もあります。もし家族などに上記のサインが表れていたら、そっと教えてあげることも役に立つかもしれません。
 聴力が低下しても、適切な対策(補聴器の使用など)によって周囲とのコミュニケーションを改善することができます。現時点では、聴力が低下してから補聴器などを使うことで認知症を防げるかどうかは分かっていないのですが、日々の生活の質を高めるためにも、難聴に早く気づいて適切な対策をとることには意味があると考えられます。
難聴は、どうすれば予防できる?
 難聴は、どうすれば予防できるのでしょうか?上記のNHSのサイトでは、下記の点を予防のポイントとして薦めています。
1)テレビや音楽の音量を大きくしすぎない
特に小さな子どもの耳は繊細なので注意。2m先の人と快適に会話できるくらいの音量にする
2)周囲の雑音をカットできるヘッドフォンを使う
周囲の雑音の影響で音楽のボリュームを上げるのを防ぐため。ノイズキャンセリング機能がついたものを使うのも良い
3)外部の音がうるさい場所で働くときは、耳を守る道具を使う
イヤーマフ、耳栓など
4)コンサートや自動車レースなど大きな音がする場所は注意
5)自分や自分の子どもの耳の中に、むやみに異物を入れない
指、綿棒、ティッシュなどを含む
6)難聴の原因となる病気に気をつける
中耳炎、メニエール病など
7)自分や子どもの聞こえに問題を感じたら、医師を受診する
自分や自分の子どもの耳に、むやみに異物を入れない(画像:Pixabay)
 聴力はどうしても加齢とともに衰えるので、対策をとっても難聴になる場合はあります。ただ「聞こえ」と「脳」の関係が明らかになりつつある中、若いころから耳を「消耗品」と考えて大切にしてあげる、という考え方が役に立つかもしれません。
引用文献*********
※1 Dementia prevention, intervention, and care
www.thelancet.com Published online July 20, 2017
※2 Japan Track2015
一般社団法人 日本補聴器工業会
※3 Hearing Impairment and Incident Dementia: Findings from the English Longitudinal Study of Ageing.
J Am Geriatr Soc. 2017 Jul 22. doi: 10.1111/jgs.14986.
※4 Hearing loss and cognition in the Baltimore Longitudinal Study of Aging.
Neuropsychology. 2011 Nov;25(6):763-70. doi: 10.1037/a0024238.
※5 NHS Choises 「Hearing Loss」
和訳は筆者
市川衛
医療ジャーナリスト
(いちかわ・まもる)医療ジャーナリスト/メディカルジャーナリズム勉強会代表/京都大学医学部非常勤講師。00年東京大学医学部卒業後、NHK入局。医療・福祉・健康分野をメインに世界各地で取材を行う。16年スタンフォード大学客員研究員。【主な作品】(テレビ)NHKスペシャル「腰痛 治療革命」「医療ビッグデータ」ためしてガッテン「認知症!介護の新技」など。(書籍)「脳がよみがえる・脳卒中リハビリ革命(主婦と生活社)」「誤解だらけの認知症(技術評論社)」など。※記事は個人としての発信であり、いかなる組織の意見も代表するものではありません。

突然発症する病気、また少しずつ進行していく病気、
そのほとんどすべては、循環障害・栄養不良の結果と考えられます。
細胞レベルでも遺伝子レベルでも。
だから、理屈に合った食事である、
「低糖質・高たんぱく・高脂肪・高カロリー」食をお勧めするのです。

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by hanahanak2 | 2017-08-07 17:27 | 微妙な判定 | Comments(0)

翌日再検査

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
しかし、その他の部位の感染症は、お一人お一人考えながらになります。

80歳の近所の患者さん。
38度の発熱・咳痰・しんどい、等の症状で来院。
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大量粘膿性鼻汁なし。
咽頭後壁にも変化なし。
気管粘膜の発赤はあり。
末梢血液白血球数:12,200/μl H
白血球3分類 リンパ球数  1,200/μl
       単核球数    600/μl
       顆粒球数   10,400/μl H
リンパ球数増加なし、白血球数かなりの増加、顆粒球数の明らかな増加。
多分、ウイルス感染症とは思います。
15時血糖値:320mg/dl。昼食:しんどいので「おかゆ」でした。
普段受診時の随時血糖値は、140以下ですから、いかに糖質摂取が多かったかです。
受診時には、糖質制限食で来られております。
ということは、受診前以外の食事は、普通に糖質摂取になっているかも?
HbA1c:6.6% ですから。
体調不良時の大量糖質摂取が、体調不良を増幅しているように思われました。

投薬は、
モンテルカスト錠
レルベア200エリプタ。

翌日再検査、お願いしました。
元気に来院されました。
末梢血液白血球数:9,400/μl
10時半血糖値:122mg/dl。朝食:ブランパン・ハム・豆腐。

一件落着となりました。
「ご飯・パン・お菓子・果物美味しいのに」と言うて帰られました。
心配な患者さんです。

2014年8月:HbA1c:5.8% だったんですよ。

糖質制限をきちんとやらないと確実に血糖値は悪化していきます。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:96mg/dl。

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臨床ニュース
魚油サプリ、心疾患一次予防に推奨せず【米国心臓協会】
AHA、新たに心不全患者への使用を勧告
米国学会短信2017年3月31日 (金)配信 一般内科疾患循環器疾患その他
 米国心臓協会(AHA)の科学諮問委員会は医師による処方のもとでのω3を含む魚油サプリメントによる、心筋梗塞発症早期の患者の心血管疾患による死亡ならびに心不全患者の入院を予防できる効果が期待できるが、一般人口の心疾患一次予防への効果を支持するエビデンスはないとの新たな勧告を発表した。同学会が3月13日のCirculation誌掲載情報を紹介した。
 同学会によると2012年の時点でω3含有の魚油サプリメントを使用する成人の数は1880万人と推計されている。今回、諮問委員会は魚食ならびにω3含有の魚油サプリメントに関する勧告を発表した2002年以前と、同年以降に発表された同サプリメントの心血管疾患予防効果に関する15件のランダム化比較試験を評価。新たに心不全患者への低用量ω3サプリメント投与により、死亡または入院リスクが9%低下するとの報告が行われていたことから、心不全患者への同サプリメント使用は妥当との勧告が追加された。
 一方、その他の複数の試験(多くは約1000mg/日のω3脂肪酸を投与)を評価した結果、諮問委異界は心筋梗塞の既往を有する患者や心不全患者への同サプリメント使用が妥当と結論付けた。諮問委員の1人は「現時点で一般人口の心血管疾患一次予防を目的としたω3含有魚油サプリメントの使用を推奨することはできない」と話している。
関連リンク
Fish oil supplements may help prevent death after a heart attack but lack evidence of cardiovascular benefit for the general population


健康生活には普段の食事が最も重要です。
糖質・たんぱく質・脂肪をどういう割合で摂取するかと思います。
特定のサプリメントで解決することは難しいです。

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by hanahanak2 | 2017-04-01 21:45 | 微妙な判定 | Comments(0)

翌日再検査

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

「抗菌薬適正使用」で迷った時には翌日再検査をお願いすることがあります。

75歳の徳島市外からの患者さん。
長年、後鼻漏にてモンテルカスト錠内服を続けております。
副鼻腔炎急性増悪を来しても、現在まで当院では抗菌薬使用に至ったことはありません。
当院では抗菌薬は使わないを納得して頂いておると私は理解しております。

先日、咽頭痛にて受診されました。
発熱・咳はありません。

末梢血液白血球数:13,800/μl H
白血球3分類 リンパ球   2,500/μl
       単核球数    800/μl
       顆粒球数   10,500/μl H
当院抗菌薬使用基準では、クリアしております。
白血球数・顆粒球数の増加傾向、リンパ球の減少傾向、ともに動きが軽度の印象。
13時半血糖値:193mg/dl。昼食:おかゆ。
最悪値でした。
強い倦怠感は血糖上昇では?

しんどいですが翌日再検査をお願いしました。
勿論、砂糖・デンプン禁止です。

末梢血液白血球数:12,600/μl H
白血球3分類 リンパ球  2,800/μl H
       単核球数   900/μl H
       顆粒球数  8,900/μl H
数値の動き、
白血球数と顆粒球数は減少、
リンパ球数が増加、
これはウイルス性感染症の動きです。
または、細菌感染症の自然治癒過程かも知れませんが?
15時半血糖値:113mg/dl。昼食:ゆで卵1個・ギョーザ1個。ギョーザの皮は・・・まあいいか。

食後高血糖は体調不良を増幅するようです

咽頭喉頭の状態、
a0082724_21502504.jpg
披裂軟骨隆起の腫れ以外は、変化はありません。

当患者さん、過去の右中耳根本術以来の鼓膜炎が続いています。
非常に難治です。
現在、ビラン部のフェノール処置→リンデロンVローション塗布→アルゴダーム糸くくり留置を始めました。

これからも食事指導を中心とした診療を続ける予定です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:106mg/dl。

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a0082724_22065554.jpg
ぶつからない自動車は死傷者を出さなくなります。
当たり前の事です。

血糖を上げない食事(糖質制限食)は糖尿病予備軍・糖尿病を発生させません。2型糖尿病で。
医療の世界も進化しないとと思います。
クスリ・手術・移植でも、結局は糖質管理は必要と思います。

国民を欺くことは許されなくなりますよ。

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by hanahanak2 | 2017-03-29 22:18 | 微妙な判定 | Comments(0)

38.5℃の発熱。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

細菌感染かウイルス感染か迷った患者さん。
1月12日に書き込みした患者さん。
3日後、38.5℃の発熱とひどい咳にて受診されました。

末梢血液白血球数 15,200/μl H
白血球3分類 リンパ球数   2,500/μl   前回2,100よりやや減少
       単核球数     700/μl   前回600、ほとんど変わらず
       顆粒球数    12,000/μl H 前回8,700より増加
数値は細菌感染症へと動いていました。
ウイルス感染症の可能性が残るのは
①リンパ球数2,500。
②咳の出現。

結局、
L-ケフレックス顆粒 第一世代セフェム系抗菌薬です。狭域抗菌薬です。
ビオフェルミンR
アドエア250ディスカス
を、追加して、
コタロー麻黄附子細辛湯を中止しました。
ロイコトリエン受容体拮抗薬(モンテルカスト)は続けてもらいました。

二股掛けでした。
昨年と1昨年にも一度づつ二股掛けをやっていました。

当患者さんは年間に何度も風邪症状を呈しての受診ばかりです。
肥満も有り、
糖質制限指導していますが、実行に至らないが続いております。

健康生活の基本は、糖質制限です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:101mg/dl。

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どんな薬がオートファジーを活性化するか、弱めるかの研究が進んでおります。
どうして、
どんな食事がオートファジーを活性化するかをやらないの?
食事は健康と直結しております。
バランス栄養食とか
ゆるい糖質制限とか
「低糖質・高タンパク・低脂肪・高カロリー」とか
スーパー糖質制限食とか
是非やって欲しいです。

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by hanahanak2 | 2017-01-16 22:33 | 微妙な判定 | Comments(0)

結局、ウイルス感染症でした。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
抗菌薬の使用を減らす為には、ここを越えなければ達成は困難です。

9歳の患者さん。
「38.5度の発熱・鼻汁・咳」にて来院されました。

a0082724_18041022.jpg
鼓膜、透明度良好。
粘性鼻汁、軽度~中等量、認められます。

末梢血液白血球数 18,400/μl H
白血球3分類  リンパ球数   2,800/μl
        単核球数    1,000/μl H
        顆粒球数    14,600/μl H
判定で迷うのは、リンパ球数2,800です。
繰り上げ3千です。
口蓋扁桃に白苔は無し。
症状も「風邪症状」です。

翌日再検査をお願いしました。
投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗薬とメプチンドライシロップ。

翌日、元気に来院されました。
ウソみたい。
a0082724_18133727.jpg

鼻汁は、明らかに増加していました。
急性副鼻腔炎です。
末梢血液白血球数 9,300/μl。
白血球3分類 リンパ球数 3,800/μl H
       単核球数   700/μl
       顆粒球数  4,800/μl
数字の激変が起こっていました。
ウイルス性急性副鼻腔炎の診断の確定です。

「抗菌薬適正使用」の精度向上には、
症状
視診(病巣の観察)
リンパ球数・顆粒球数
の見極めが重要です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:110mg/dl。

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日経ビジネス
伊藤忠・岡藤社長「糖質制限、ファンになった」
わずか1カ月で血液検査の結果が劇的に改善!
日野 なおみ
2016年11月7日(月)

 日経ビジネス11月7日号では、特集「糖質制限パニック」を掲載している。特集内では、日本各地に広がる糖質制限のブームに伴い、自治体や企業などが大わらわとなる状況をレポートしている。糖質制限の本格的な拡大は、見方を変えると、実は1万年ぶりに起こった「食」の大転換とも言える。本誌特集では、こうした地殻変動に企業がどう備えるべきかを詳報した。同時に正しい糖質制限の方法などもまとめた。経営者などのエグゼクティブ層にも糖質制限が広がるのはなぜなのか。今回は、自ら糖質制限を実践し、健康診断であらゆる数値を改善させた伊藤忠商事の岡藤正広社長に、その理由と実践方法を聞いた。

糖質制限について語る伊藤忠商事の岡藤正広社長。糖質制限で体重を6kgも落としたという(撮影:柴田 謙司、ほかも同じ)

――糖質制限を実践する経営者が増えていると聞きます。

岡藤社長(以下、岡藤):最近、糖質制限をしている経営者が多くてね。突然痩せて、「どないした?」って聞いたら、糖質制限で絞ったって。

 経営者連中もみんな、年を取って体が悪くなってきている。昔みたいにエネルギーを使わないのに、感覚がまひして、酒と食事の量はどんどん増えていく。それもだらだら飲むし、その後でラーメンを食べたりして、それは体も悪くなるわ。

 ここで一線引かないとずるずると悪くなる。僕自身、そんなふうに思っていた時に、ライザップの瀬戸健社長と食事をしたんです。もともと、瀬戸社長は8年前に僕のところに来て、会ったことがあったんです。僕は記憶に残っていたから、「何をしているのかな」と頭に残っていた。瀬戸社長はうちの社員と親しくしていて、彼も「昔、岡藤社長と会ったけれど覚えておられるかな」と言っているという。「覚えているよ」ということで、食事に行くことになったんです。

 久しぶりに近況を聞いたら、ライザップを展開していると。「えーっ、さすがやな」と思いましたよ。それでライザップの話になって、「僕は筋トレとかできひんで」と言ったら、瀬戸社長は「必ず結果にコミットします」と。そう言われたらやるわな(笑)。それで今年1月末から本格的にライザップに通い、糖質制限を始めたんや。

 ライザップで大事なのは運動よりも食事療法で、その食事療法というのはいわゆる糖質制限なんです。これがやっぱり効くと思うんだよな。
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各学会は無視していくのですか?
無視できない事態ですよ!

最近、徳島にも「ライザップ」進出ありました。
早速、私が糖質制限を指導していたに関わらず、30万円入金を払った患者さんがいました。
私より、ライザップを信用していると言うこと?
悲しいですね!

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by hanahanak2 | 2016-11-08 19:22 | 微妙な判定 | Comments(0)

白血球数 13,700/μl。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
「白血球数とその分類」検査で判定していますが迷う場合もあります。

20歳代の患者さん。
「右耳痛」での受診です。
咽頭痛・鼻汁もありました。
妊娠されておりました。

a0082724_145759100.jpg

右鼓膜は一部膨隆で、軽症急性中耳炎です。
鼻汁も認めません。
咽頭後壁は腫脹ありますが白苔はありません。
末梢血液白血球数 13,700/μl H
白血球3分類  リンパ球数   1,000/μl L
        単核球数     400/μl
        顆粒球数    12,300/μl H

どうして?予想外の細菌感染症パターンです。

考えました。
①患者さんは妊娠中ですから抗菌薬その他の内服薬は飲みたくない。
②診察中、苦悶状の対応はなし。
③ファイバースコープ検査で細菌感染と思われる変化はなし。

投薬は、フルナーゼ点鼻液後発品のみで、翌日再検査をお願いしました。

翌日、
末梢血液白血球数 9,400/μl

妊娠中でなかったら抗菌薬を使ったかも知れない患者さんでした。

基本、言いたいことは、
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:101mg/dl。

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臨床ニュース 
米DM学会、厳格降圧推奨やめ 【米国糖尿病学会】
「130mmHg未満」から「140mmHg未満」に引き上げ
米国学会短信2012年12月28日 (金)配信 循環器疾患内分泌・代謝疾患検査に関わる問題

 米国糖尿病学会(ADA)は12月20日、糖尿病の降圧目標の推奨を改めて、従来の収縮血圧130mmHg未満から、140mmHg未満に引き上げた。ADAは毎年、糖尿病の診断治療の標準を示しており、その改訂版の特別増刊として新しい指針を発表する。

 ADAは最新のメタ解析の結果から、降圧目標の引き上げに踏み切った。臨床研究によると、糖尿病患者の収縮期血圧140mmHg未満に下げることで、心筋梗塞、脳卒中、腎不全の予防に効果があった。一方で、それ以上の厳格治療をしても、死亡率や非致死性の心筋梗塞は減らせなかった。脳卒中は有意な減少が少し見られたが、反面、治療に伴う費用や有害事象の増加をもたらしていた。

 ADAは「糖尿病患者の降圧そのものは重要」と強調した上で、「厳格治療は必要ない」との立場を取ることとなった。

「血糖測定いつ」を明確化

 ADAは自己血糖測定の頻度についても推奨を変更した。従来、1型糖尿病患者を典型例とする、複数回インスリン投与(MDI)やインスリンポンプの治療を受けている患者の血糖測定を「1日3回以上」と推奨していた。今回、回数の表現をやめて、「食後」「就寝前」と測定する状況を指定する推奨方法に変えた。理由としては、3回以上と推奨すると、「3回で十分だ」という誤解が広がったから、とADAは解説する。学会では、今後、1日の測定回数は6回から8回、それ以上になると想定している。


糖尿病患者さんの降圧目標。
米国では、140/90mmHg未満。
日本では、130/80mmHg未満、です。

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by hanahanak2 | 2016-06-20 16:20 | 微妙な判定 | Comments(5)

翌日再検査

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

当院では、検体の検出菌によって、抗菌薬使用可否の判定はやっておりません。
検出菌を起炎菌と考える理屈に納得出来ないです。

30歳代の患者さん。
受診2週間前よりの咳痰で来院されました。

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中鼻道には過剰な鼻汁は認めませんが、
粘膿性後鼻漏中等量あり、咽喉後壁にも鼻汁付着?分泌物?認めます
白苔はありません。
右外耳道に鼓膜と接触している耳垢があります。

ウイルス感染症と思いましたが、
「白血球数とその分類」検査しました。
末梢血液白血球数 15,200/μl H
白血球3分類 リンパ球数   2,900/μl
       単核球数    1,200/μl H
       顆粒球数    11,100/μl H

予想外の細菌感染症パターン。

強くウイルス感染症を疑いましたので、翌日再検査をお願いしました。
抗菌薬は使いません。
末梢血液白血球数 13,000/μl H
白血球3分類 リンパ球数  4,700/μl H 
       単核球数   1,000/μl H
       顆粒球数   7,300/μl H

前日の数字と比べると、
白血球数 減少
リンパ球数 増加
顆粒球数 減少

ウイルス感染症でした、という事になります。
峠も越えたと考えます。

白苔のない細菌感染症(咽頭炎)が抗菌薬無しで自然治癒に向かったとは考えにくいです。

こんな作業は、患者さんのご理解がないと出来ないです。

そして、
「お昼何食べたん?」
「ご飯、筑前煮、切り干し大根の酢の物」
60g以上の糖質量と思います。
「手荒れ」の治療と予防の為に糖質制限を勧めました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:99mg/dl。

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SGLT2阻害薬の利点欠点のお話でした。
副作用は、分かってきましたので上手に使って下さい、でした。
食事については、一日摂取カロリー1200kcal、でしょうとの事。
「炭水化物」「糖質」の単語は、発せられる事はありませんでした。

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by hanahanak2 | 2015-10-01 17:50 | 微妙な判定 | Comments(0)

白血球数 13,400/μl。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
納得の細菌感染症の患者さんは皆無ではと思う程です。

そんな2歳の患者さん。
「左耳痛」での受診でした。
元気そのものの受診でした。

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両側中耳炎でした。
「小児急性中耳炎診療ガイドライン2013」では「重症」です。
即時の抗菌薬療法を推奨しております。
起炎微生物が細菌である可能性が高い場合に、抗菌薬投与を実施すべきです。

私はそんなに思い、「白血球数とその分類」検査を実施しています。

末梢血液白血球数 13,400/μl H
白血球3分類 リンパ球数   2,300
       単核球数     700/μl
       顆粒球数    10,400/μl H

当院抗菌薬適正使用ガイドラインでは、細菌感染症に該当しました。
しかし、
患者さんは、普通に元気でした。
ご兄弟で、診療イスを上下、背もたれを倒したり起こしたり、存分に遊んで帰られました。
翌日再検査をお願いしました。
投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレス。

翌日、
末梢血液白血球数 12,200/μl H
白血球3分類  リンパ球数  3,800/μl H
        単核球数   1,200/μl H
        顆粒球数   7,200/μl H

顆粒球数1万以下でした。
ウイルス感染です。

抗菌薬不使用が正解です。

こんな簡単な作業で、抗菌薬適正使用が図られるのです。
でないと、耐性菌を撒き散らす医療が続くことになります。


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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:98mg/dl。

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肥満の予防と克服には、食生活の転換が必要です。
「低糖質・高タンパク・高脂肪・高カロリー」の食事への転換です。
「ご飯をしっかり食べる」とかいうアドバイスは止めましょう。

血糖を上げない食事を推奨します。


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by hanahanak2 | 2015-08-22 21:08 | 微妙な判定 | Comments(2)

白血球数 15,400/μl。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

感染症診療では、「白血球数とその分類」検査が抗菌薬使用判断の指標となると思います。
しかし、数値に惑わされる場合もあります。

2日前より咳がひどくなり受診された高校生。
昨年11月5日に書き込んだ患者さんです。

絶えず咳が出ていました。
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①右鼻腔は非常に狭くなって、ファイバースコープの挿入を断念しました。
左では、少量の粘性鼻汁を認めました。
②咽頭後壁は軽度浮腫状で鳥肌状。
③喉頭の確認は反射の為中断しました。
「白血球数とその分類」検査で確認です。
末梢血液白血球数 15,400/μl。
白血球3分類 リンパ球数 2,900/μl
       単核球数  1,200/μl H
       顆粒球数  11,300/μl H


上記抗菌薬使用基準からすると「使用」になります。
しかし、
粘膿性鼻汁・咳・咽頭後壁白苔無しの条件では、通常「ウイルス感染症」ですよね。

翌日再検とし、
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレス
アドエアディスカス
を、処方しました。

翌日、
末梢血液白血球数 11,300/μl H
白血球3分類 リンパ球数 2,000/μl
       単核球数   800/μl
       単核球数  8,500/μl H


結局、ウイルス感染症、でした。

通常、ひどい風邪症状で受診したのに、
抗菌薬を出さない、
翌日にも血液検査に受診、
私の希望通りに再診していただける患者さんは、非常に希です。

久し振りの翌日再検査を体験させていただきました。

医療を提供する側にも受ける患者さんにも努力がないと、抗菌薬適正使用は前進しないと思います。b>

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:87mg/dl。

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発売後の「臨床研究」です。
こんなに効くはずないと思います。
承認を得るまでの経緯からして、発売後に突然効果が急上昇するなんて不思議です。

対処法は
①花粉をマスク等で遮断する。
②安全な薬剤で対症療法する。
③鼻中隔手術等の鼻腔整復術をする。
④糖質制限をする。
以上を、勧めています。

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by hanahanak2 | 2015-07-21 23:11 | 微妙な判定 | Comments(0)