カテゴリ:私の投薬状況今昔( 8 )

ひどいものでした。

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

過去のカルテをめくってみました。
9月8日に書き込みした患者さんです。
ひどいものでした。
当院で投薬した抗菌薬のみ抜粋しました。

平成8年
7月
リカマイシン 4日分+3日分
平成9年
6月
パセトシン 4日分+3日分
7月
パセトシン 5日分+3日分+3日分
8月
セフスパン 3日分
11月
セフスパン 3日分+3日分
パセトシン 4日分+4日分+3日分
12月
パセトシン 3日分
平成10年
7月
パセトシン 3日分
平成11年
5月
ファロム 3日分
7月
ファロム 3日分
12月
ファロム 5日分
平成12年
2月
ファロム 2日分
10月
クラリシッド 4日分
12月
ジスロマック 3日分
平成9年8月~12月は急性中耳炎罹患期間です。

「白血球数とその分類」検査せずに、症状局所所見からの投薬と思われます。
ウイルス感染か細菌感染かの区別をせずに投薬しています。

こんなに抗菌薬は要らないと思います。
ほとんど全て、ウイルス感染だったと思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:101mg/dl。

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日本医師会発行の「和食のちから」から。
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事実は、皆さんお分かりのように、
依然として、炭水化物摂取量が多く、脂肪・たんぱく質摂取量の増加が少ない為に、肥満が増えているんです。
生活習慣病を克服出来るのは、糖質制限食です。
ごはんを主食とした和食では、無理です。

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by hanahanak2 | 2014-09-09 22:05 | 私の投薬状況今昔 | Comments(0)

急性中耳炎と診断しては抗菌薬でした

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
また、危惧しているのは、耳汁・鼻汁・咽頭喉頭からの検出菌分離菌を起炎菌と自動診断する伝統。


昨日の患者さん。
20年前からのカルテ記載がありましたので紹介してみます。

平成4年6月
左急性中耳炎と診断し、何の疑いも無く、
セフスパン 3日分、
軽快するも、発熱・咳、
セフスパン 3日分、追加。
その後、
他医にて、バナン
7月
左鼓膜自壊し耳漏を呈し、
何の疑いもなく
セフスパン 3日分
耳漏続くので、
セフスパン 3日分 追加。
7月下旬に治癒状態。

5歳で、夏。
今考えると、
抗菌薬で治ったというより、自然治癒でした。

その後、アレルギー性鼻炎症状ひどかったですがコントロール出来ず、通院は無くなっていました。

恥ずかし中耳炎診療の1例でした。

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「食後高血糖」のため、「スーパー糖質制限食」実行中です。

本日昼食開始後60分:140mg/dl、でした。

朝食後、夕食後に比べると、やや高値ですがOKの数値でした。

ジャヌビア中止したにも関わらずこのコントロール。

素晴らしい。

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by hanahanak2 | 2012-11-05 15:50 | 私の投薬状況今昔 | Comments(0)

急性中耳炎、増悪したら抗菌薬でした。

四国徳島からです。

昨日書き込みした患者さん。
零歳児に急性中耳炎発症していました。
8歳で治癒しました。
今から振り返ると、抗菌薬が効いたとは、言えません。
ダラダラと増悪改善を繰り返し、何となく治ったという思いです

当時の私の処方を振り返ってみます。
1988年
1月
抗菌薬無し 7日分+4日分
2月
抗菌薬無し 7日分
3月
抗菌薬無し 7日分+7日分+7日分
4月
抗菌薬無し 7日分
セフスパン 3日分+3日分
抗菌薬無し 7日分+7日分
5月
抗菌薬無し 7日分+7日分7日分
6月
抗菌薬無し 7日分+7日分
7月
抗菌薬無し 7日分
8月
抗菌薬無し 7日分+7日分
9月
パセトシン 2日分+3日分
10月
抗菌薬無し 7日分+7日分
11月
ミオカマイシン 5日分

この時点で鼓室内貯留液は無くなりましたが、1989年2月には再発し、通院が続く年になりました。

抗菌薬を使う前には、

「白血球数とその分類」検査をやりましょう。

やってもらって下さい。
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by hanahanak2 | 2012-04-13 14:45 | 私の投薬状況今昔 | Comments(0)

この状態を待っていたのです。

四国徳島からです。

反省しなければと思う診療。
インフルエンザウイルス迅速検査で陰性→抗菌薬(抗生物質)使用。
鼻汁・耳漏から肺炎球菌・インフルエンザ菌を検出→抗菌薬使用。


1歳11ヶ月の赤ちゃん。
1月11日にも書き込みした患者さん。
当院初診は5ヶ月時。
時に「白血球数とその分類」検査、RSウイルス迅速検査を実施するも、細菌感染症の根拠は得られず、待機作戦で現在に至っています
ご家族の柔軟な理解があればこそです。

2月下旬、
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左急性中耳炎の増悪。

3月下旬、
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左急性中耳炎、やっと改善してきました。

風邪の季節から遠ざかる時期を迎えますので、これからが治癒のチャンスになります。

私が、

治している分けではありません。

私は、

治るのを邪魔しないように、見守っているだけです。

患者さん自身が治しているのです。
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by hanahanak2 | 2012-03-25 18:01 | 私の投薬状況今昔 | Comments(0)

無駄な抗菌薬(抗生物質)使用でした。

四国徳島からです。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎はウイルス感染症であり、
従って、抗菌薬は使わないを原則としなければとならないという思いで当ブログを書き続けています。


3月15日に書き込みした患者さん。
1998年平成10年に、なんとか、ほぼ治癒状態になりました。

前年に続き当院での投薬状況を見てみますと。
1993年平成5年
1月
抗菌薬無し 3日分+3日分+3日分
2月
抗菌薬無し 3日分+3日分+3日分
3月
抗菌薬無し 3日分+3日分+3日分+3日分
4月
抗菌薬無し 3日分
5月
抗菌薬無し 3日分
パセトシン 3日分+3日分(それなりに改善しています)
抗菌薬無し 5日分+5日分+5日分
6月
パセトシン 3日分(中耳炎は増悪、咳は改善)
7月
抗菌薬無し 7日分+7日分
9月
パセトシン 3日分+3日分(それなりに改善しています)
10月
抗菌薬無し 7日分+7日分
12月
パセトシン 3日分(それなりに改善しています)

ひどい投薬状況でした。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎が増悪したからという理由で抗菌薬使用。

細菌感染症である根拠の提示なしの抗菌薬使用は、交通違反ですよ。

遅まきながら、約10年前から軌道修正したのです。
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by hanahanak2 | 2012-03-23 12:47 | 私の投薬状況今昔 | Comments(0)

20年前のカルテから

四国徳島からです。

現在、急性中耳炎・急性副鼻腔炎は抗菌薬(抗生物質)不要のウイルス性急性上気道炎として診療していますが、
10年以上前までは、それはそれはヒドイものでした。


先日、スギ花粉症で来院された20歳の患者さん。
20年前、1992年に急性中耳炎で初診さていました。
「これでもか抗菌薬療法」を公開してみます

1992年
5月
セフスパン 3日分+3日分+3日分
6月
パセトシン 3日分+3日分+3日分+3日分+3日分+3日分
7月
パセトシン 3日分+3日分+3日分
8月
パセトシン 3日分+3日分
セフスパン 3日分+3日分
9月
セフスパン 3日分+3日分+3日分+3日分
11月
パセトシン 3日分+3日分+3日分

これだけの抗菌薬を使っても治癒に到達しませんでした。
増悪改善を繰り返した1年でした。
治らん治らんと言うて、抗菌薬をいつまでも使っていました。
何の疑問も持っていませんでした

そして、年越しになってしまいました。

結論、

急性中耳炎・急性副鼻腔炎には、ウイルス感染を考慮した診療に心掛けましょう。
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by hanahanak2 | 2012-03-15 21:54 | 私の投薬状況今昔 | Comments(0)

2002年当時は、

四国徳島からです。

現在、顔面神経麻痺にて経過観察中の40歳代の患者さん。
カルテをさかのぼってみました。
2002年
3月
咽頭痛で・・・・・・・・・・・・・・・・・・抗菌薬なし
まだ咽頭痛、38度発熱・・・・・・抗菌薬5日分
6月
38度の発熱、咽頭痛で・・・・・・抗菌薬5日分
10月
咳が続くと・・・・・・・・・・・・・・・・・抗菌薬なし

年間、4度の受診で2度の抗菌薬処方、
それも高熱が出たという理由で抗菌薬を使用。

ウイルス感染か細菌感染かの区別が全く無し。

10年前でした。

危うい処方でした

反省至極です。
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by hanahanak2 | 2012-03-10 22:20 | 私の投薬状況今昔 | Comments(0)

スギ花粉症発症低年齢化

四国徳島からです。

学会でもマスコミでも言われていますように、スギ花粉症発症低年齢化は確かです。

7歳の小学生、
2002年に発症しました。
今年も3月6日の午後から、典型的な症状が。

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下鼻甲介・鼻中隔粘膜の腫れと鼻汁で鼻腔通気度ゼロでした。
眼の症状も出ていました。
しかし、中耳炎の発症は、ここ5年半、無し。
中耳炎は卒業
鼻腔・副鼻腔症状には、生涯、繰り返し耐えざるを得ない所があります。

当患者さんは2006年3月に急性中耳炎を発症しています。
当院の抗菌薬使用状況を見てみます。
3月
抗菌薬無し7日分+7日分+7日分+7日分
4月
抗菌薬無し7日分+14日分
5月
抗菌薬無し14日分
6月
抗菌薬無し14日分
次第に指示通りの来院は面倒になった?のかな、
8月には治癒状態に至りました。

ウイルス性急性上気道炎ですから、繰り返すのが特徴です。繰り返さないと免疫の積み増しが滞ってしまいます。大車輪の積み増しには繰り返しのウイルス性急性上気道炎発症が必要なんです。

以上、繰り返すウイルス性急性上気道炎に対する診療の1例でした。
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by hanahanak2 | 2012-03-09 16:14 | 私の投薬状況今昔 | Comments(0)