カテゴリ:後鼻漏( 35 )

数年前から

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

後鼻漏でお悩みの60歳代の患者さん。
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上顎洞副孔明視可能でした。
上顎洞から粘性鼻汁が湧出しています。
膜様部は上顎洞からの滲むような鼻汁を認めます。
下咽頭にも粘性鼻汁の溜まり、声帯にも絡まっています。
末梢血液白血球数:5,100/μl
方針としては、
抗菌薬は使わず、モンテルカスト錠の内服をお願いしました。
お薬手帳では、
ベルソラム 不眠治療薬
アムロジピン 高血圧薬
セララ 高血圧薬
原発性アルドステロン症 の診断を受けておられました。

初診時
血圧:140/90mmHg。
10時半血糖値:154mg/dl。
朝食:ご飯・魚フライ・ひじき・キャベツ・ミカン。
糖質制限の指導しました。
再診時
10時半血糖値:4つ切り食パンにマーガリンとジャム。・・・・ご飯を止めてパンにしたとの事でした
再々診時
血圧:148/100mmHg。
12時血糖値:104mg/dl。
朝食:キャベツ・納豆・トマト・イチゴ・低脂肪牛乳・・・・・ご飯・パンを止めています

当患者さんの最重点課題は、
食後高血糖の克服と思います。

原発性アルドステロン症の手術も視野に入っているとの事ですが、するしないに関わらず、糖質制限を取り入れて欲しいです。

後鼻漏は優先順位としては、後になります。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:98mg/dl。

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アピタル
高齢者の血圧、目標値はいくつ?
編集委員・田村建二
2017年5月2日22時04分
 血圧が高いと、脳卒中や心筋梗塞(こうそく)などを起こす危険性が高まる。最近、これまで考えられていたよりも「低め」がいいとの研究結果が出て、話題になった。でも、低くなりすぎることで起こるめまい、ふらつきも心配だ。高齢者は血圧をどこまで下げればいいのか。
■「120未満」をめざす治療に効果
 「衝撃データ」「『血圧は120以下に』は本当か?」。一昨年秋、複数の週刊誌にこんな見出しの記事が出た。米国であった臨床試験の結果を受けたものだ。
 ログイン前の続き「SPRINT(スプリント)試験」と呼ばれるこの研究は、血管の状態に問題を抱えるなどの50歳以上約9千人が参加。めざす血圧の値を120(ミリHg、収縮期)未満と140未満のグループに分け、その後の経過を追った。すると3年あまり後には、120未満をめざして治療した人たちのほうが心臓病などの発症率が25%、死亡率は27%低かった。中でも心不全を防ぐ効果がはっきりしていた。75歳以上の人たちに限って分析しても傾向は同じだった。結果が明白だったため、研究は計画よりも早い時期に打ち切られた。
 横浜市の高橋勲さん(76)は、この週刊誌報道を覚えている。高血圧の治療を20年以上受け続け、現在は安定しているが、120未満には届いていない。「自分ももう少し下げられたら」と思った。
 日本高血圧学会が示す降圧の目標値は、65~74歳で140未満。75歳以上は150未満で、薬の副作用の問題などがなければ140未満をめざすとしているが、SPRINTの結果だと「もっと低めの方がいい」ように見える。
 ただ、この研究は「血圧の測定法が特殊」と指摘されている。参加者は医師や看護師らスタッフのいない場所で5分間安静にし、自動式の機械で測ったとされる。この方法だと医療スタッフの前で緊張して血圧がふだんより高めになる「白衣高血圧」を避けやすい。
 この研究で120だった人が、診察室で測ったとすると値はどれくらいか。帝京大の浅山敬(けい)准教授が過去の調査をもとに算出すると、135くらいになった。「これだと、日本で目標とする140未満とさほど変わらない」(浅山さん)。また、75歳以上で120未満をめざした人たちが実際に到達した値は、123が中心だった。
 学会は、測定方法によって値がどう異なるのかを日本人でも調べる研究を始めた。今の目標値をすぐに見直そうという動きにはなっていない。
■健康状態で異なる治療
 血圧が高いと、血管が傷んで脳卒中や心筋梗塞などの「心血管病」で亡くなる危険性が高まる。国内の調査でそんな傾向は、高齢者でも示されている。桑島巌・東京都健康長寿医療センター顧問は「年齢が高くても高血圧はきちんと治療する。その意義がSPRINT試験でも確かめられた」とする。
 ただ、同じ年齢でも人によって健康状態はさまざま。高齢になると高血圧以外にもいろいろな不調を伴いやすい。
 6メートルを歩く速さを調べるテストに参加したものの、歩ききることができなかった65歳以上の人についてみると、診察室などでの測定で血圧が140以上の人のほうが、140未満の人よりも生存率が高かった――。そんな米国の調査がある。6メートル歩けないような人は、治療で血圧を下げることでむしろ問題が起こる可能性があり、注意がいる。
 一方、SPRINT試験に参加した高齢者はわりと元気な人が多く、体力がやや落ちた「フレイル」とされる人でも、血圧を下げることに利点が認められた。
 どのあたりで区別したらいいのか。大阪大の楽木(らくぎ)宏実教授は「外来に1人で歩いて来られるかどうかが一つの判断材料」と話す。「少なくともそういう人であれば、高血圧はきちんと治療することによるメリットの方が大きい」
 今回の試験には含まれていないが、糖尿病を伴う高血圧の人も多い。高血圧だけの人よりも脳卒中などのリスクは高く、学会は糖尿病を伴う高血圧患者への降圧目標値を「130未満」とする。
 ただし高齢者ではまず、年齢層ごとの目標値をめざす。慶応大の伊藤裕教授は「元気な人なら、75歳以上でも130未満にすることに意味があるかもしれない。でも裏付けるデータは十分にはない」と語る。
■朝と夜、家庭で血圧測定を
 高齢になるにつれ血管のしなやかさが失われ、血圧が大きく上下するようになる。立ち上がったときや食後に急に血圧が下がり、ふらつきや立ちくらみなどが起きやすくなるのはこのためだ。転んで骨折につながる危険もある。
 治療に使われる降圧薬は、血圧が急に下がりすぎないよう、高齢者の場合は通常の半分の量から始める。気温が高まるこれからの時期は一般に、冬に比べて血圧は低めになるといい、状態に応じて薬を調整する。
 高血圧を招きやすい塩分のとりすぎにも注意が必要だ。食塩摂取の目標は高齢者でも1日6グラム未満。ただし薄味のせいで食べる量が減り、低栄養になる恐れがある。阪大の楽木さんは「無理に減塩するより、まずしっかり食べてもらい、塩分を体外に出す作用のある利尿薬を少し使う。患者によっては、そんな対応があってもいい」と話す。
 血圧の上がりやすい時間帯が朝の人も夜の人もいて、とくに高齢者では個人差が大きい。久留米大医療センターの甲斐久史・副院長は「同じ血圧値でも立ちくらみが出る人と出ない人がいて、特徴がぜんぜん違う。数値だけを見ていてはだめです」。安全な目標値は、それぞれに応じて設けることが大切という。
 個人の状態を知るために重視されるのが、家庭での測定だ。上腕につけるタイプの機器で朝と夜、リラックスしてから測る。数値は、記録して医師に伝える。診察室で測るよりも低めに出やすく、学会の降圧目標値なども診察室での値より5だけ低く設定されている。
 宮川内科小児科医院(横浜市)の宮川政昭院長は、診察室での値が高血圧の基準に達していても、家庭血圧が長い間、安定して低い場合は、薬をやめて様子をみることがある。「家庭血圧はいわば『ふだん着』の血圧。よそ行きの診察室血圧より、その人本来の値を示しやすい」。宮川さんはそう話す。

<アピタル:老いとともに・メイン記事>
http://www.asahi.com/apital/special/oi/(編集委員・田村建二)

SPRINT試験には、企業からの薬剤の提供があったとの記載があったと思います。
優先すべきは、食後高血糖の是正では。

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by hanahanak2 | 2017-05-10 23:02 | 後鼻漏 | Comments(0)

左耳管扁桃から液体が出てくる。

学生さんです。
「左耳管扁桃から液体が出てくる」という事で受診されました。
約10年前からとの事でした。

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ビックリでした。
左耳管扁桃にベッタリと膿性鼻汁が付着しています。
まさしく耳管扁桃です。
膿性鼻汁の起源は、蝶形洞または後部篩骨洞です。
今回はここまでの説明にしました。

再診あれば徐々に診断を進めて行きたいと思います。

診断は、
慢性副鼻腔炎。
投薬は、
モンテルカスト錠。

患者さんの叫びは十分受け入れなければと思った診察でした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:114mg/dl。

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by hanahanak2 | 2017-03-28 22:45 | 後鼻漏 | Comments(4)

治らない後鼻漏

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

治らない鼻腔・副鼻腔症状には、鼻腔手術または副鼻腔手術をと説明しています。

30歳代の患者さん。
「1年前から後鼻漏が気持ち悪い」との事で受診されました。

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ファイバースコープで観察すると、中鼻道から粘膿性鼻汁が咽頭へ流れております。
末梢血液白血球数 5,600/μl
後鼻漏が増悪した時には「フロモックス」その他抗菌薬を服用するそうです。

当院投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗薬。
時々の抗菌薬は止めて欲しいです。
ウイルス感染症には抗菌薬は使わないのを日常にして欲しいです。
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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:87mg/dl。

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引きこもり仕組み、一端解明へ 京大教授らマウスの脳内変化確認
京都新聞 11/23(水) 14:12配信

 群れから隔離され不安めいた行動をするようになったマウスの脳内の変化を、京都大医学研究科の成宮周教授と長崎大医歯薬学総合研究科の出口雄一准教授らが突き止めた。人間の引きこもりに関するメカニズムの解明につながるという。米科学誌セル・リポーツに23日、発表する。
 内閣府は、家族以外とほとんど交流を持たない15~39歳の「引きこもり」の人は、全国で54万1千人いると推計。引きこもり生活を終えたいと思っている人の支援が課題となっている。
 グループは縦30センチ、横20センチのケージで6週間、マウス1匹だけを飼育することで「社会隔離ストレス」を与え、引きこもりに似た状況を再現した。するとマウスは壁から離れないなど、不安を感じているような行動を取るようになった。
 マウスの脳内を解析すると、側坐核(そくざかく)という部位の神経細胞の末端にタンパク質「mDia」が蓄積し、収縮した形に変わっていた。この時、神経細胞の末端から次の神経細胞に刺激が伝わる効率は低下しており、不安そうな行動との関連を示した。
 出口准教授は「新たな抗不安薬の開発に期待できる。引きこもりから脱却する時の一助にもなるかもしれない」とする。

「引きこもり」も「異常たんぱく」の蓄積ですか。
アルツハイマー病が最も有名ですが、パーキンソン病も「異常たんぱく」の蓄積が原因です。
「異常たんぱく」を蓄積させない薬、分解する薬の開発を急ぐ事になりますが、
数え切れない疾患のそれぞれに対応する薬を患者さんに高価な投薬するんですか?
糖質制限の世界では、アルツハイマー病の予防・治療・支持療法に糖質制限が有効な事は支持されていると思います。
薬の開発も必要ですが、食生活から難病に立ち向かって行く姿勢も必要と思います。
糖質制限が、その突破口となるはずです。

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by hanahanak2 | 2016-12-01 18:32 | 後鼻漏 | Comments(0)

最大の問題は高血糖

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

治らない、改善しない鼻腔・副鼻腔症状には、手術を勧める場合が多いです。

70歳代の患者さん。
数年前の急性副鼻腔炎発症から改善しない後鼻漏を認め経過観察しています。
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左中鼻道には、いつも中等量の後鼻漏を認めます。
右は、現れたり消えたりです。

症状を聞くも、ない です。
困っている様子は見せてくれません。
投薬の希望を聞くと、要らない です。

当患者さんの病歴は多彩です。

①10年前に脳梗塞。後遺症はありません。

②10年来、睡眠時無呼吸症候群にてCPAP療法中です。内科にて。
持続陽圧呼吸療法という無理矢理空気を送り込んで無呼吸を防止するものです。
当然、、BMI:30超えの肥満体です。

③数年前に、緑内障で片眼失明状態です。

内科投薬は、
バイアスピリン
アムロジピン
アジルバ
ユベラニコチネート後発品
リバロ後発品

当院で注目の血糖値ですが
HbA1c、昨年までは6%未満をキープしていました。
しかし、今年、
3月:6.1%
4月:6.0%
5月:6.1%
6月:6.1%
8月:6.0%
11月:6.4%
極端に偏った糖質摂取を改善して欲しいのですが、出来ない出来ないが数年間続いています。
病歴から思うに、何か起こりそうで、私は心配しています。
患者さんは、
「こんなもんでしょ」と言うて帰って行かれます。

片眼失明では、まだ運転出来ますが、両眼失明すると運転出来ませんよ!
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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:85mg/dl。

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朝日新聞デジタル
(be between 読者とつくる)糖質制限に関心がありますか?
2016年11月5日03時30分

 馬肥ゆる秋。新米、果物、おイモなどがおいしい季節です。でも、どれも糖質が多いものばかり。ここ数年、話題になっている「糖質制限」には、beモニターの皆さんの間でも、半数を超える人たちが関心をもっています。その一方、糖質の多い食べ物が好きだという人は、圧倒的多数を占めました。糖質制限、必要ないですか?

 ■ゆるやかなカットを

 「血糖値上昇を抑え、減量効果がある」としてブームが続く糖質制限。パンや麺類、ビール系飲料からハム、アイスクリームまで「糖質オフ」商品が登場。アンケートでは、糖質制限に関心がある人は56%、その4割近くが「減量効果もあった」と答えた。

 「夫が2カ月間、糖質制限に挑戦。つきあった私もマイナス3キロ達成。週末は制限なしにしたが、リバウンドはなく、運動をして、筋肉もついた」(山形、51歳女性)、「健康診断でメタボ予備軍と判定され、ごはんを半分に減らし、運動することをすすめられた。6カ月で糖質制限と自転車による運動で7キロ落とした」(東京、64歳男性)。

 ブームの背景には高齢化、健康志向への高まりがある。厚生労働省によると、糖尿病の人と予備軍は約2050万人。糖質制限は治療の一環という人の声も届いた。

 一方、糖質制限の健康への影響を懸念する声も多く寄せられた。糖質とは、炭水化物から食物繊維を除いたもの。日本人はエネルギー源の約6割を糖質からとっている。

 「一つの栄養素だけを制限してはひずみが出ると思う」(京都、33歳女性)、「糖質制限でやせた人を何人も見てきたが、やせ方が健康的でない」(神奈川、65歳男性)。

 実際、主食を完全になくすなど、極端な糖質制限をすると、たんぱく質が不足し、筋肉が減ってしまう危険があるという指摘がされている。

 北里研究所病院の山田悟糖尿病センター長は、糖質制限の効果を科学的に検証してきた。ゆるやかな糖質制限である「ロカボ」を提唱。「適正糖質摂取量は、毎食おにぎり1個の糖質に相当する40グラム、1日70~130グラム。おかずはしっかり食べる」という。

 ロカボに協賛する企業も増えている。「低糖質のレストランに行った。おいしくて、工夫すればこんな糖質制限ができるのだと感動した」(兵庫、43歳女性)

 とはいえ、糖質制限が長期に人体に及ぼす影響はわからないとして、慎重な見方をする医師も。その状況をクールに見る人も多い。

 「昔はいいと言われていたことが覆る現状を見ていると、糖質制限もどこまで信用していいのかわからない」(千葉、51歳女性)

 糖質制限など考えられないという声も多かった。なにしろ「糖質を多く含む食品が好き」な人が9割近くもいた。

 「お米や麺類が大好きで、糖質制限をしたら気が狂ってしまう」(愛知、46歳女性)、「おやつを食べることでストレス解消、健康が維持できている」(東京、54歳女性)、「甘いものは心の栄養。控えると、一度きりの人生が切ないものになる」(東京、62歳女性)。

 さらに関西女子からは、こんな大胆な声も。「粉もん文化の関西では、お好み焼きにライスなんて定番中の定番!」(大阪、40歳女性)、「関西の昼食は、ラーメンや焼きそばに白米が当たり前だった」(大阪、38歳女性)。

 近年、日本で深刻化している「健康格差」。正規職より非正規職に糖尿病患者が多い。糖質制限は、格差社会の一面も映し出す。

 「野菜が高騰、炭水化物が重なる食事になってしまう」(神奈川、46歳女性)、「ダイエットしている人はジムに行ったり、専門医に相談したり。中流以下の庶民には無縁」(大阪、47歳女性)、「主人が糖質制限でやせた。が、肉などで食費がすごくなり、お財布もやせた」(群馬、46歳女性)。
 (林るみ)


数え切れない病気の数々を予防する為には、江部康二先生が提唱されている、
「スーパー糖質制限」をお勧めします。
ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」
HP「新しい創傷治療」
ご参考下さい。
食品業界の努力で、実行のハードルは年々低くなっております。

高度難聴、嫌です。
高度視力低下、嫌です。

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by hanahanak2 | 2016-11-09 22:03 | 後鼻漏 | Comments(0)

HbA1c、次第に悪化。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

後鼻漏で悩んでおられる患者さんは非常に多いです。
しかし、手術(内視鏡下副鼻腔手術)を提案すると、ほとんどの場合拒否です。

そんな70歳代前半の患者さん。
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中鼻道に咽頭へ流れている後鼻漏がはっきりと認められます。
その後鼻漏が咽頭後壁にベッタリと付着し、喉頭にもからみます。

精度の高い内視鏡下副鼻腔手術が出来ると改善すると思います。

ロイコトリエン受容体拮抗薬の内服で、経過観察しています。

後鼻漏より重大なのは血糖値です。
昨年9月内科での結果 血糖値:144mg/dl。    HbA1c:6.2%
平成28年1月当院   14時半血糖値:224mg/dl。
当院2月        15時半血糖値:196mg/dl。 HbA1c:6.5%
当院3月       14時半血糖値:155mg/dl。 HbA1c:6.7%
当院4月       10時血糖値:138mg/dl。  HbA1c:6.8%
次第に悪化している耐糖能、明かです。
内科での糖尿病薬なし。
私も出しません。
当初より糖質制限を指導していますが、全く出来ないが続いています。
食事をお聞きすると、ご飯・パン・麺をきちんと摂っておられます。
砂糖・デンプン摂取で血糖が上がることは理解できております。
しかし、止められないのです。
認知機能が低下しているようにも感じません。

糖質制限は、後鼻漏にも一定の効果が見込めると思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:134mg/dl。

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胎児のDNA、妊婦の喫煙で変化 大規模調査で確認
AFP=時事 4月1日(金)11時7分配信

【AFP=時事】妊婦による喫煙は、発育中の胎児のDNAに科学的な変化を生じさせ、子どもを危険にさらす恐れがあるとの研究論文が3月31日、発表された。6000組以上の母子を対象とする大規模調査に基づく結果だという

 妊婦の喫煙をめぐっては、死産のほか、新生児に先天的な口蓋裂、肺病、神経行動学的な問題などの原因となる恐れがあるため、医師らは長年、妊娠中の喫煙を避けるよう警告してきた。
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 こうした警告にもかかわらず、米国では妊娠中の女性約12%が喫煙を続けるという。タバコの煙に含まれる化学物質は、子どもを守る胎盤を通過して胎児へと到達する。
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 研究チームは、喫煙による胎児のDNAの変化がどのような仕組みで起きるのかを調べるため、小規模な先行研究13件のメタ分析を行った。これらの先行研究の一部では、「メチル化」としても知られるDNAの化学的変化と喫煙との関連性が示唆されていた。
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 メタ分析で対象となった新生児6685人のうちの約13%は、妊娠中に日常的に喫煙していた母親から生まれた子どもだった。妊娠中に時折喫煙していたか、妊娠初期に禁煙していた母親を持つ子どもは同25%だった。
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 研究チームはまた、日常的な喫煙者のグループで「DNAが化学的に変化した箇所を6073箇所」特定。非喫煙者の母親を持つ新生児のものと「異なっている」ことを確認した。
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 米科学誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクス(American Journal of Human Genetics)」に掲載された研究チームの論文によると「これら特定箇所の約半数は、特定の遺伝子に関係している可能性がある」という。
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 米国立環境衛生科学研究所(NIEHS)の疫学者、ボニー・ジュバート(Bonnie Joubert)氏は、「多くは発生経路に結びついていた」と述べ、肺や神経系の発達、喫煙に関連するがん、口唇裂や口蓋裂などの出生異常などに関連する遺伝子で変化が認められたと指摘した。


大量の糖質摂取を続けている現在、当然の如く血糖を上げてしまっています。
人間にとっての非常事態を毎日毎食起こしています。
遺伝子に傷を付けているはずです。

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by hanahanak2 | 2016-04-07 22:13 | 後鼻漏 | Comments(0)

ポリープあり。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案しています。

70歳代の患者さん。
主訴は、いつまでも続く後鼻漏

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右中鼻道に小さいポリープ(鼻茸)。
右膜様部には小さい上顎洞副孔。鼻汁の湧出あります。
左膜様部からの粘性の後鼻漏を認めます。

近所の医療機関でCT撮影お願いしましたが、副鼻腔異常陰影は認めませんでした。

解決方法は手術でしょうね。
いくらロイコトリエン受容体拮抗薬を服用しても無理と思いますよ。

右内視鏡下副鼻腔手術を提案しました。
ポリープの処理は当然ですが、上顎洞の開窓開放が最も重要と思います。
左もですが、今回は右のみと致しました。

当患者さんのお薬手帳。
タケプロン
ムコスタ
エディロール
デパス
ドグマチール
逆流性食道炎とパニック障害で治療中との事。

糖質制限で解決出来る疾患です。
16時半血糖値:109mg/dl。
10時半血糖値:104mg/dl。
糖尿病とは言えないですが、糖質制限をお勧めしました。

帳面に食事記録しておられます。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:107mg/dl。

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臨床ニュース 
糖尿病予備軍でがんリスクが上昇
多目的コホート研究より
HealthDay News2016年1月8日 (金)配信 一般内科疾患内分泌・代謝疾患癌

 糖尿病患者だけでなく、HbA1c値が6.0~6.5%以上など糖尿病の可能性が否定できない、あるいは強く疑われる「糖尿病予備群」でもがんリスクが上昇することが、国立がん研究センターや国立国際医療研究センターなどの検討でわかった。詳細は「International Journal of Cancer」オンライン版に12月1日掲載された。

 これまで糖尿病患者では、糖尿病既往のない人に比べてすべてのがん罹患リスクが1.2倍高く、なかでも大腸がんや膵がん、肝がん、子宮内膜がんなどのリスクは1.5~4倍高まることが報告されている。今回、研究チームは多目的コホート研究(JPHC Study)の糖尿病調査のデータを用いてHbA1c値とがんリスクの関連を検討した。

 1998~2000年度および2003~2005年度に実施された糖尿病調査の参加者中、HbA1c測定データがあり、初回の調査時までにがんに罹患していなかった2万9,629人(男性1万1,336人、女性1万8,293人)を対象にHbA1c値とがん罹患リスクの関連を検討した。HbA1c値を(1)5.0%未満、(2)5.0~5.4%、(3)5.5~5.9%、(4)6.0~6.4%、(5)6.5%以上、(6)既知の糖尿病の6群に分けてがん罹患リスクを分析した。

 追跡期間中に1,955件のがんが発生していた。年齢や性別、BMI、身体活動度などさまざまな因子を調整した解析により、HbA1c 5.0~5.4%群に比べて5.0%未満群(ハザード比1.27)、6.0~6.4%群(同1.28)、6.5%以上群(同1.43)、既知の糖尿病群(同1.23)でがんリスクが上昇しており(5.5~5.9%群のハザード比は1.01)、糖尿病とは診断されないが糖尿病が疑われるHbA1c高値(6.5%以上)でもがんリスクが上昇することがわかった。

 また、HbA1cが5.0%未満と低値だった群でもがんリスクのわずかな上昇がみられたが、肝がんを除いて解析するとHbA1c値は直線的にがんリスク上昇と関連していた。

 研究チームは、この結果を「慢性的な高血糖がすべてのがんリスク上昇と関連することを裏づけるものだ」としており、この機序として、高血糖はミトコンドリア代謝などを介して酸化ストレスを亢進させることでDNAを損傷し、発がんにつながる可能性があることや、がん細胞の増殖には大量の糖を必要とするため、慢性的な高血糖状態はがん細胞の増殖を促進している可能性があることを指摘している。
HealthDay News 2016年1月4日


だから糖質制限をしつこく言うのです。

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by hanahanak2 | 2016-03-29 22:48 | 後鼻漏 | Comments(0)

ずっと続いていました。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

2014年2月2日に書き込みした患者さん。
約2年ぶりに来院されました。

「夏場は少ないですが、いつも粘い鼻汁と痰が続いている」との事。

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①両側鈎状突起の肥大が著明。何十年続いた粘膿性鼻汁の成せる技です。
②その隙間からの粘性鼻汁が認められます。
③鈎状突起肥大の影響で中鼻甲介は著しく細くなっていました。
④粘膿性の大量の後鼻漏を認めました。

治らない鼻汁・後鼻漏は、手術をお勧めします。
大量ですから、年々、体力的に辛くなります。


そんな、説明を致しました。

次、
血圧:143/77mmHg。家庭での測定では-10との事。

次回受診時に、健康診査の結果持参をお願いしました。

現在の内服薬
隠れ脳梗塞ありとの理由で
ケタス 脳血管障害改善剤 微妙な薬?
シロスタゾール 後発品 抗血小板剤
高血圧との事で
ブロプレス

2012年受診時に糖質制限を説明しました。
それで、夕食には主食抜きを続けておられました。
それなら、3食糖質制限の「スーパー糖質制限」をやりましょうと激励しました。

その上で、内服薬を中止する計略です。

生活習慣病の克服には、糖質制限です
クスリの効果は、限定的です。

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昨日のマイコプラズマ抗原検査について、検索していましたら、こんな記事がありました。

マイコプラズマ感染症の診断 -迅速検査について-
すぎたこどもクリニック

迅速検査とは、特別な器械がなくても簡単な操作で短時間にウイルスや細菌などを検出することができる検査のことです。溶連菌、アデノウイルス、RSウイルス、インフルエンザウイルスなどが小児科ではよく使われています。
迅速検査キットは正確さ、安全性、短時間に結果が出る、操作が簡単であることがクリアされて初めて販売が許可されます。

今回はマイコプラズマ ニューモニア(以下マイコプラズマとします)感染症における迅速検査についてご報告します。
マイコプラズマ ニューモニア感染症は数年ごとに流行し、子供の呼吸器感染症の主な原因細菌で特に幼稚園以降の子供に多くみられます。発熱と強い咳が特徴です。
マイコプラズマ感染症の確定診断は ①培養による分離 ②血液中の抗体価の上昇 ③遺伝子検査で行われますが、マイコプラズマ培養は菌を同定するのに時間がかかること、血液中の抗体価の上昇も時間がかかるため1回の血液検査で判定できるとは限らず、子供たちの負担となります。また、遺伝子検査は特殊な機器を持っている施設でしか行えないため、これらの検査を使ってマイコプラズマ感染症を急性期に診断することは難しいと言えます。
そこで急性期においてマイコプラズマ感染症の診断がもっと簡単にできないかということで迅速検査が開発され昨年度の8月より使用することが可能となりました。
採血せずに、のどのぬぐい液を用いて約20分間でマイコプラズマを検出するというもので、外来においても使用することができます。
しかし、使用する上で注意しなくてはならないことがあります。最も信頼性の高い遺伝子検査と比べたところの検査の感度(結果陽性が本当にマイコプラズマ感染であると判定される確立)は約60%と低く、さらに検査の時期やのどの分泌物の取り方次第で感度は低下します。また症状をきたさない保菌者も陽性(偽陽性)となることがあります。実際、偽陽性率が高く、現在回収中の検査キットもあります。
また特異度(結果陰性が本当にマイコプラズマ感染ではないと判定される確率)は90%であり、検査で陰性でもマイコプラズマ感染している方が10%程度はいるということです。

以上より、迅速検査は本当に簡便で早く結果が出るため、外来診療を行う上では有用ですが、検査だけに頼りすぎてしまうと診断を間違える可能性があります。
マイコプラズマ感染の診断には、いつの時代も流行状況、患者年齢、患者背景(集団生活をしているか?ご家族に症状がないか?など)、臨床症状や検査結果を加味した上で総合的に判断することが医師には必要で重要なことである。との結論でした。


擬陽性が多いと思います。
病原性の無いマイコプラズマを拾っているはずなんです。
溶連菌迅速検査も、肺炎球菌迅速検査も、同じです。

(起炎?)微生物迅速検査実施の前にやるべき検査があるのです。
「白血球数とその分類」検査、です。

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by hanahanak2 | 2015-12-30 21:49 | 後鼻漏 | Comments(0)

手術はイヤです。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

改善しない鼻腔・副鼻腔症状を、保存的な治療を続けても改善は無理と思います。
ですから、一応、手術はどうですかと尋ねることにしています。

70歳代前半の患者さん。
ずっと以前から「後鼻漏」が続いて気分が悪いとの事で来院されました。

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①右鈎状突起は中等度肥大。左は高度肥大。
小さい頃からの、それなりの量の鼻汁が続いていたはずです。
②ダマ状の後鼻漏を認めます。
③左への鼻中隔突出、軽度認めます。

病的な鈎状突起を切除して、前部副鼻腔(上顎洞・篩骨胞・前頭洞)の開放で、かなりの症状改善が得られると思います。
精度の高い手術である程、改善度は高いはずです。

しかし、
「手術はイヤです」との返事でした。
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレスの投薬で経過を追っていきたいと思います。

この方の病歴、スゴイです。
10歳代 虫垂摘出術。
40歳代 胃がんで3/4切除。
その頃 子宮筋腫で子宮摘出。卵巣摘出も。

しかし、お元気です。
血液検査結果をお持ちでした。
HbA1c:6.0%
HDL-コレステロール 118mg/dl。
特に糖質制限をやっている分けでもありません。
それにも関わらず、HDL高値は素晴らしいです。

今後のことを考えると、やはり糖質制限は必要と思い、説明しました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:100mg/dl。

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by hanahanak2 | 2015-10-14 22:23 | 後鼻漏 | Comments(0)

40年以上。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

自然に治らない後鼻漏症状。
コントロールには厳しいのが現状ですが、完成度の高い内視鏡下副鼻腔手術で克服出来るのではないかと、努力しております。

60歳代の患者さん。
40年以上に亘って、後鼻漏に悩んでおられていました。
時に近所の耳鼻咽喉科で治療を受けるも、鼻処置・ネブライザー・投薬と一般的なものでした。
25年前に、上顎洞根本術を受けておられます。

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①右への鼻中隔弯曲が高度です。
②黄色輪は篩骨胞です。右篩骨胞からの鼻汁漏出がお分かりと思います。
③咽頭後壁・喉頭に粘性後鼻漏(鼻汁)の過剰付着を認めます。

「元気なうちに手術はどうですか?」
「絶対に嫌です」

投薬、ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレスで経過観察としました。

病歴をお聞きしました。
①上顎洞根本術
②白内障手術 県外で受けました。
③緑内障手術 上記医療機関で受けました
現在は徳島市内で通院治療うけております。
④関節リウマチ、治療中。
関節の変形軽度ありました。
レミケードという生物学的製剤使用で結核を発症したとの事でした。

③④治療は生涯続くと思います。
厳しい生活を続けなければならいのです。

15時半血糖値:109mg/dl。
「昼、何食べたん?」
「炊き込みご飯」

大量糖質摂取では、病気の修復が出来ません。
「低糖質・高タンパク・高脂肪・高カロリー」の食事に転換して下さいと勧めました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:102mg/dl。

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重大疾患の予防と治療の補助に、糖質制限と思います。
健康生活の基本は、糖質制限です

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by hanahanak2 | 2015-10-09 22:26 | 後鼻漏 | Comments(0)

鼻中隔矯正術、後鼻神経手術も受けていました。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

鼻汁・後鼻漏改善手術は、鼻閉改善手術より、ハードルの高い手術手技が要求されます。
後鼻漏でお悩みの20歳代の患者さんが関西地方から受診されました。

鼻中隔矯正術
下鼻甲介凝固術
後鼻神経凍結術
少量マクロライド長期内服
Bスポット療法
アレルギー性鼻炎治療薬
等と多種の治療を受けておられましたが、患者さんは「改善無し」とのことでした。

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黄色:左。青色:右。緑:後鼻漏の状態。
①総鼻道の通気性は十分です。
②中鼻道は狭く、粘性鼻汁の付着を認めます。
③膜様部にも粘性鼻汁のにじみ出る様子を認めます。
④後鼻漏は中等量認めます。

方針として、
①中鼻甲介蜂巣開放を行い中鼻道を拡大、
②その上で、内視鏡下副鼻腔手術(上顎洞・篩骨胞・前頭窩)をと考えています。

尚、持参していただいた、CT画像では、篩骨胞・後篩骨洞の粘膜肥厚軽度のみでした。

兎に角、
改善しない鼻腔・副鼻腔症状には、何らかの鼻腔・副鼻腔手術をと思います。
完成度の高い手術が出来れば、大きな症状改善は可能と思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:110mg/dl。

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SGLT2阻害薬カナグリフロジンの骨折・骨量減少リスクに関する注意書きを強化
米FDA薬剤情報 | 2015.09.11

 米食品医薬品局(FDA)は9月10日,2型糖尿病の適応を有するナトリウム/グルコース共輸送体(SGLT)2阻害薬カナグリフロジンと同成分を含む配合薬に関する安全性情報を発出。同薬に関連した骨折リスク上昇の記載強化と新たに骨量減少に関する注意書きを追加することを明らかにした。

その他の同クラス薬のリスクは「評価中」

 同薬承認申請時の臨床試験でカナグリフロジン群の骨代謝マーカーの上昇や骨折リスクのわずかな情報が確認されたことを踏まえ,承認時に骨折リスクに関する記載が行われている。

 今回,FDAは9件の臨床試験(平均追跡期間85週)の統合解析を実施。プラセボ群(実薬対照を含む),カナグリフロジン100mg,300mgの骨折発症率はそれぞれ100患者年当たり1.1,1.4,1.5との結果を得た。同薬群の骨折は治療開始から12週程度の早期から見られ,立位より低い位置での転倒など比較的低エネルギーの外傷で,好発部位は上肢だった。

 また,市販後に二重盲検プラセボ対照デザインによるカナグリフロジンの安全性評価試験を実施。2型糖尿病患者(平均年齢64歳,55~80歳)714例が参加した同試験では,追跡開始から2年時点のプラセボ群に対するカナグリフロジン100mgまたは300mg群の全大腿骨や腰椎,大腿骨頸部などの骨密度減少を確認したと述べている。

 これを受け,FDAは同薬添付文書の骨折リスクの有害事象に関する記載を強化,骨密度減少に関する使用上の注意を追加する。医療関係者に対しては同薬使用前に患者の骨折リスク評価などを行うよう求めた。

 なお,その他のSGLT2阻害薬の骨折リスクは現在も評価が進行中で医療関係者や患者に対し副作用が疑われる場合には報告するよう呼びかけている。

(坂口 恵)



つくづく思います。
健康生活の基本は、糖質制限です

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by hanahanak2 | 2015-09-29 22:32 | 後鼻漏 | Comments(0)