カテゴリ:抗菌薬(抗生物質)使用患者さん( 60 )

1週間後

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

7月16日、書き込みしたウイルスと細菌の混合感染症の患者さん。
本日再診ありました。
「ノドのイガイガした感じが残っている」との事でした。

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咽頭後壁(咽頭扁桃)・舌根扁桃の腫れが減少しています。
咽頭後壁の腫れは若干残っています。
右中鼻道に粘性鼻汁の流れを認めます。
注目の「白血球数とその分類」検査ですが、
末梢血液白血球数:7,300/μl
白血球3分類 リンパ球数  1,400/μl
       単核球数    800/μl
       顆粒球数   5,100/μl
目論見通りの経過を進んでおります。

症状が無くなるまでのモンテルカスト錠内服をお願いしました。

そして
10時血糖値:117mg/dl。
朝食:菓子パン・砂糖入り紅茶・プレーンヨーグルト。
糖質制限、指導すれば即実行していただけるとは限りません。
患者さん自身でも考えていただきたいと思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:97mg/dl。

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超高齢者社会の厳しい現実です。
高齢者自身が健康寿命の延長策を講じる必要があります。
徹底的に糖質制限を教育する政策が必要です。

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by hanahanak2 | 2017-07-22 22:12 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

細菌とウイルスの混合感染。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性咽頭炎・扁桃炎では、抗菌薬を使わざるを得ない患者さんに時々遭遇します。

30歳代の患者さん。
昨日、39度発熱と咽頭痛あり、
本日も38度超えの発熱あり来院されました。
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咽頭後壁(咽頭扁桃)・咽頭側索・舌根扁桃、腫脹、中等度~高度。
白苔は?

末梢血液白血球数:21,900/μl H
白血球3分類 リンパ球数  2,400/μl
       単核球数   1,000/μl H
       顆粒球数   18,500/μl H
当院診断基準では、細菌感染症となります。
しかし、こんだけの白血球数増多・高熱に関わらず、結構元気そうな表情・声。

細菌感染とウイルス感染の混合感染と診断しました。
①L-ケフレックス顆粒 経口第1世代経口セフェム系抗菌薬で狭域抗菌薬です。
ビオフェルミンR
②モンテルカスト錠
という二股処方。

幅広い効果が望めると思います。

11時血糖値:122mg/dl。
朝食:食パン・砂糖入り紅茶・プレーンヨーグルト。
ヘモグロビン:12.8g/dl。

糖質制限指導しました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:103mg/dl。

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咳を止めるのに咳止めは不都合です。
気管支を拡張したり、気管支の腫れを軽減したりすれば、咳は改善すると思います。

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by hanahanak2 | 2017-07-16 22:23 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

急性咽頭炎・扁桃炎

抗菌薬適正使用の基準として、「白血球数とその分類」検査を重要視した診療を行っています。

40歳代の患者さん。
数日前よりの「咽頭痛・鼻閉・鼻汁・わずかの咳」にて受診されました。
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病的な鼻汁は、ありません。
咽頭後壁(咽頭扁桃)には、中等量の白苔認めます。
末梢血液白血球数:12,500/μl H
白血球3分類 リンパ球数  2,100/μl
       単核球数    700/μl
       顆粒球数   9,700/μl 
ウイルス性か細菌性か、中途半端な数値になりました。
咽頭喉頭の急性感染症に多い混合感染症ではと考えました。
①L-ケフレックス顆粒 第1世代経口セフェム系抗菌薬
ビオフェルミンR錠
②モンテルカスト錠
を、選択しました。

所で、
9時血糖値:195mg/dl。
朝食:ご飯・うどん。
1週間後の来院をお願いしました。

1週間後、
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後鼻漏あります。
咽頭後壁の白苔は消失しています。
末梢血液白血球数:5,100/μl
お聞きすると、受診24時間ぐらいで急激な症状の改善があったとの事でした。
しかし、ウイルスか細菌の単独感染か否かは決定出来ません。
結果オーライにはなりました。

9時半血糖値:79mg/dl。
食事は?
絶食での来院でした。
出来れば、次回の休日に、糖質制限食後の受診をお願いしました。

体調不良の予防には、食後血糖測定が最重要と思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:109mg/dl。

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急性喉頭蓋炎、非常に怖いです。
窒息死することがありますから。
今年も、おひとりの受診がありました。
基幹病院紹介、即気管切開でした。

昨年の夏にも3名の受診あり、1名で気管切開を受けました。

暑くて、大量糖質摂取で高血糖を来すと危険です。
あらゆる突発的な体調不良を起こす確率が上昇します。

全ての方々に糖質制限を勧めておる分けです。

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by hanahanak2 | 2017-07-01 22:11 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

急性咽頭炎・扁桃炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

受診前日よりの猛烈な咽頭痛の患者さんです。
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「口蓋垂・軟口蓋」ひどく腫れています。
咽頭後壁(咽頭扁桃)・耳管扁桃も腫れています。
しかし、白苔はありません。
ウイルス感染症を思わせる所見です。
末梢血液白血球数:23,800/μl H
白血球3分類 リンパ球数   1,800/μl
       単核球数     900/μl H
       顆粒球数    21,100/μl H
数値では細菌感染症。

投薬は、
①L-ケフレックス顆粒・ビオフェルミンR 第1世代経口セフェム系抗菌薬を使います。
②モンテルカスト錠
③カロナール錠 頓服です。

白苔がなかったことから、ウイルス感染症も合併している可能性が高いので、モンテルカスト錠も使いました。

経過に注目していましたが再診なく残念ではありました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:97mg/dl。

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<脳卒中>傷ついた細胞を食べ、脳の修復促す細胞を発見
6/25(日) 14:00配信
顕微鏡の画像をもとに三次元で再現したアストロサイト(青)が細胞断片(赤)を食べる様子=小泉研究室提供
 山梨大医学部薬理学講座の小泉修一教授=神経科学=らの研究グループは、脳卒中が起きた後、傷ついた細胞を「食べる」ことで脳の修復を促す新たな細胞を発見した。生理学研究所、新潟大学、群馬大学との共同研究。成果は22日付の英電子科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。
 脳卒中は国内での死因として4番目に多い病。患者数も約120万人と多く、命を取り留めても、まひや言語障害などの重篤な後遺症が残ることも多い。脳の血流が滞り、酸素や栄養が細胞に届かなくなることで、細胞が徐々に死滅していく。
 脳に栄養を供給するなどの機能を持つことが知られている脳の細胞「アストロサイト」に注目。脳卒中モデルのマウスで観察すると、ダメージを受けて傷ついた細胞の切れ端や壊れた細胞から漏れ出した成分を、包み込んで「食べる」様子が観察された。
 この食べる働きは、不要なものを脳から除去するための仕組みで「貪食(どんしょく)性」と呼ばれる。これまで別の脳細胞「ミクログリア」が貪食性を持つ細胞として知られてきたが、アストロサイトも同様の機能を持つことが確認された。
 また、ミクログリアとアストロサイトは活動する時期や場所が異なることも分かった。ミクログリアは発病直後にダメージを受けた中心部に集まり、死んだ細胞をまるごと食べる。一方、アストロサイトは発病1週間後をピークに働き、周辺の傷ついているが、まだ生きている細胞の傷ついた部分を選択的に食べていることが分かった。
 小泉教授は「二つの細胞で役割分担をして、特にアストロサイトは発病後の神経機能の回復に重要である可能性がある」と指摘する。
 研究グループは貪食性を獲得するのにたんぱく質「ABCA1」が必要であることも発見。小泉教授は「ABCA1をコントロールできる薬が見つかれば、脳卒中の予後やリハビリのプログラム開発に役立つかもしれない」としている。
【松本光樹】

脳卒中は糖尿病性(食後高血糖性)大小血管障害です。
とすると、予防・支持・治療には糖質制限です。
修復には、たんぱく・脂肪が必要です。

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by hanahanak2 | 2017-06-27 19:12 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

細菌感染症は急速に沈静化しています。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

14日に書き込みした患者さんのその後。
18日に「熱・咽頭痛」は無くなったが、咳で寝られないと受診されました。
想定内です。
ウイルス感染症では咳が次第に増悪する傾向があります。
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咽頭後壁(咽頭扁桃)・耳管扁桃の白苔は、ほとんど消失しています。
細菌感染症の改善です。
上半分の画像は、
2007年に実施した鼻中隔矯正術の現在です。鼻甲介手術はしていません。
経過良好です。
日帰り局所麻酔下手術です。

末梢血液白血球数:11,500/μl H
ウイルス感染症パターンを呈しています。
ウイルス性の咳に対しては、
アドエア250ディスカスを追加し、
麻黄附子細辛湯カプセルは中止していただきました。
手指振戦・心悸亢進等を予防するためです。
抗菌薬は7日間服用続けてもらいます。

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2007年、術前の鼻中隔の状態です。
左への突出がひどいです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:99mg/dl。

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増える犬の認知症、猫も夜鳴きや徘徊〈AERA〉
6/18(日) 11:30配信
関内どうぶつクリニック/横浜市の関内駅近くにある当院で。「認知症を早期発見した場合、先手を打つことも可能になります」(写真左・小澤真希子さん)(撮影/横関一浩)
 犬は「フレンドリー」だけど、猫は「ツンデレ」。猫好きにはたまらないその魅力が変わるかもしれない。人工増殖と給餌が野生を奪い、「犬っぽい猫」が増えているのだ。2017年は猫が犬の飼育頭数を上回る可能性が出てきた。猫ブームの勢いが止まらない中、ペットの世界に何が起きているのか。AERA 2017年6月19日号では、ペットを大特集。
 ペットの犬や猫の高齢化が進んでいる。だが、ターミナルケア(終末期医療)に取り組む動物病院はまだ少ない。ペットの“介護”とどう向き合うべきなのか。
*  *  *
 人間に「老人ホーム」があるように、ペットにも終のすみかがある。老犬介護情報サービス「老犬ケア」のウェブサイトには、全国30件の老犬ホームが掲載されている。預かり期間は1泊~一生、料金は数千~100万円以上など多岐にわたる。
 東京都大田区にある老犬・老猫ホーム「東京ペットホーム」に暮らす16歳の柴犬マリは、認知機能不全(認知症)の“要介護犬”だ。寝たきり状態で、首は反ってしまっている。食事の時間に店長の高橋あゆみさん(45)がマリを胸にかかえる。すると、前脚を宙に向けて動かし、「歩き」始めた。高橋さんが固形のフードを1粒ずつ口元に運ぶと、口をわずかに開けてかみ砕く。その様子からマリの生きようとする意志の強さが見てとれた。
「自力で食べようとする限り最後までそうさせます。脳の働きにつながるし、食事の時間が楽しみにもなります」(高橋さん)
 現在、同施設に毎日1件は問い合わせがある。飼い主の高齢化や転勤、結婚など、飼い主側の理由で依頼する人が8割だ。残りの2割は要介護や問題行動を起こすタイプとなっている。代表の渡部帝(あきら)さん(47)が言う。
「保健所でも里親でもなく、第3の選択肢として知っておいてもらえたら」
●以前より治療が的確に
 現在、国内外において犬猫の獣医学研究は発展途上にある。認知症のメカニズムの全容は科学的に証明されていない。だが、関内どうぶつクリニック獣医学博士・獣医師の小澤真希子さん(36)は2012年から4年間、東京大学大学院農学生命科学研究科で犬の認知症を研究し、犬の認知症はアルツハイマー病と異なることを突き止めた。アルツハイマー病の特徴の一つは老人斑という脳の病変だが、犬の老人斑は人間と比べて薄く、症状とは関連しないことを明らかにした。
「これまではアルツハイマー病と仮定して診察することもありました。今は以前より的確に治療ができています」(小澤さん)
 犬の場合、認知症の症状は明確だ。15~17歳で夜鳴きや徘徊、壁の前で立ち尽くすなどの現象が起きることがある。一方、猫も夜鳴きや徘徊はするが、甲状腺ホルモンが多くなる甲状腺機能亢進症など別の病気の可能性もあり、「猫は認知症発症率が低いと言われていますが、まだきちんと研究されておらず、症候論(医師が診断する際の判断基準)が確立されていないというのが現状です」(小澤さん)
 現在、認知症の特効薬はないが、症状の緩和や予防は可能だ。例えば、足腰が弱い犬には滑りにくい床を提供するなど、環境改善が一つの対策となる。
「7歳以上の犬猫は年に2回の健康診断が理想です。飼い主との会話の中で、認知症の疑いが発見されることも」(小澤さん)
●少しの工夫でストレス減
 また、脳の働きに良いとされる成分を含んだフードやサプリメントの摂取という方法もある。
 Meiji Seikaファルマの犬用栄養補助食品「メイベットDC」は、ここ15年間売り上げが一定だ。動薬飼料部の吉見泰さん(53)は、「数週間続けると夜鳴きが減ったという声も聞く」と言う。
 吉見さん宅にも最近まで老犬がいたそうだ。家具の配置換えなどを行って、隙間へ入り込まないよう対策をしていたという。また、数枚の風呂用マットで丸く囲いを作って、その中で老犬に安全に過ごしてもらう方法などもあるとアドバイスする。少しの工夫で人間も動物もストレスを少なく共生することが可能になる。(編集部・小野ヒデコ、朝日新聞sippo・藤村かおり)
※AERA 2017年6月19日号

老化に関係する病気は、食生活に問題ありと思います。
何ら、食餌に関する内容がありません。
ペットも糖質制限が必要です。

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by hanahanak2 | 2017-06-18 22:16 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

急性咽頭炎・扁桃炎

抗菌薬適正使用の為に、当ブログで患者さんに登場して頂いています。

30歳代の患者さん。
当院受診2日前よりの「38度の発熱と咽頭痛」で来院されました。
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咽頭扁桃(咽頭扁桃)と口蓋扁桃に厚く白苔を認めました。
末梢血液白血球数:20,300/μl H
白血球3分類 リンパ球数   3,800/μl H
       単核球数    1,000/μl H
       顆粒球数    15,500/μl H
昨日に続いて、細菌とウイルスの混合感染と判定しました。
従って、
①L-ケフレックス顆粒 第1世代経口セフェム系抗菌薬です。
ビオフェルミンR
②モンテルカスト錠
③カロナール錠 頓服

経過を見届けたい患者さんですがどうなりますやら。

当患者さんの最大の問題は、
9時血糖値:222mg/dl。
BMI:31.8.

糖質制限を説明致しました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:103mg/dl。

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幹細胞を使った火傷(やけど)の治療法が登場です。
「痛みが何か月も続き、ケロイドが残ることを覚悟するようにと言われた」との事。
米国でも、「湿潤療法」が一般的に行われていないようです。
湿潤療法がおこなわれていれば、「痛みが何か月も続く」ことはありません。

高額医療の登場です。
湿潤療法で対応できない患者さんに限るべきと思います。

次から次へと高額医療の登場ですが、支払いは誰がするの??????

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by hanahanak2 | 2017-06-15 22:26 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

急性咽頭炎・扁桃炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性咽頭炎・扁桃炎では上記基準では厳し過ぎると思うこの頃です。

60歳代の患者さん。
昨日、歯科治療後に「38度超え発熱・咽頭痛」出現、
本日受診されました。

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咽頭後壁(咽頭扁桃)と耳管扁桃に厚く白苔を認めます。
末梢血液白血球数:17,300/μl H
白血球3分類  リンパ球数   3,600/μl H
        単核球数     900/μl
        顆粒球数    12,300/μl H

細菌とウイルスの混合感染と思います。
100%重症ウイルス感染症なら、リンパ球数は5千以上になると思います。

従って、
①L-ケフレックス顆粒 第1世代経口セフェム系抗菌薬
ビオフェルミンR
②モンテルカスト錠
④麻黄附子細辛湯カプセル
を、選択しました。

36時間~48時間で大幅改善が実感出来ると思います。

当患者さんも、次第次第に体重増加を呈しています。
18時血糖値:116mg/dl。
「何を食べたん」
「しんどいから、ずっとのど飴を含んでいた」

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:105mg/dl。

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小川恭弘先生は、2006から実績を発表しているに関わらず、日本での評価がほとんど得られず、英国からの逆輸入を待つようです。
「低コスト」がその原因なんでしょうね。
高コストでないと、利益が上がらないですね。
マスコミも早期から繰り返し掲載して欲しかったです。

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by hanahanak2 | 2017-06-14 22:23 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

急性咽頭炎・扁桃炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

30歳代の患者さん。
当院受診前日、咽頭痛で掛かりつけ医受診、
「白血球数とその分類」検査を実施、
末梢血液白血球数:17,280/μl H
白血球5分類  リンパ球数  1,300/μl
        好中球数   14,900/μl H
「風邪」の診断にて、
メジコン 咳止め
ガスター 胃潰瘍薬
カロナール頓服 鎮痛解熱薬
上記数値は、細菌感染症を示しています

当院受診時、
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咽頭後壁と口蓋扁桃に白苔を軽度~中等度認めます。
末梢血液白血球数:15,500/μl H
白血球3分類 リンパ球数   2,400/μl
       単核球数     800/μl
       顆粒球数    12,300/μl H
細菌感染症のパターンです。

投薬は、
①L-ケフレックス顆粒 第一世代経口セフェム系抗菌薬。第三世代は使いません。
ビオフェルミンR
②モンテルカスト錠
③アドエア250ディスカス

ウイルス感染と細菌感染の混合感染とみなしたからです。
通常、咳や声がれはウイルス感染症の場合が圧倒的に多いと思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:110mg/dl。

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抗生物質が効かない細菌退治に。DNAをズタズタに噛み砕き殺す「CRISPR-Cas3」
2017.03.01 18:20
CRISPR-Cas9がメスなら、Cas3はチェーンソーの破壊力。
今一般にCRISPRといえば、遺伝子編集技術CRISPR-Cas9が知られていて、がんや穀物の病原体や環境問題など、さまざまな課題への救世主になると期待されています。一方、CRISPR-Cas9とは別の酵素を使う手法、CRISPR-Cas3も最近急に注目を集めています。それは抗生物質が効かない細菌「スーパーバグ」を退治するために使えるのではないかと期待されているんです。
【もっと読む】 デザイナー受精卵がビジネスに? 生殖医療+遺伝子編集の未来
CRISPR-Cas9は酵素を使ってDNAの特定部分を狙い撃ちできる手法で、これによって遺伝子編集が以前よりずっと簡単になりました。それに対しCRISPR-Cas3は、DNAの特定部分を狙うというより、DNA全体をずたずたにして、殺してしまいます。CRISPR-Cas9が遺伝子用メスだとしたら、Cas3はチェーンソーです。でもだからこそ、スーパーバグ対策にもってこいではないかと考えられているのです。
ノースカロライナ州立大学のRodolphe Barrangou氏は、米Gizmodoにこう語りました。「(CRISPR-Cas3は)きれいに切りとるというよりは、DNAを噛み砕くパックマンみたいなものです。修復できないほど噛み砕いて、殺してしまうのです」
Barrangou氏は食材企業のDaniscoで、ヨーグルトやチーズの製造に使われるサーモフィラス菌のDNAシーケンシングをしていて、CRISPRに出会いました。彼の初期のCRISPR関連の研究は、CRISPRを使った遺伝子編集に結びついています。他の多くの研究者同様、彼の研究のほとんどもCas9にフォーカスしていましたが、Cas3のほうが自然界にはより多く存在しています。Barrangou氏は、Cas9みたいにエレガントじゃないCas3を、遺伝子工学以外の用途で使えないかと考えたのです。
2015年、Barrangou氏は大学からのスピンオフ会社としてLocus Biosciencesを立ち上げました。彼らはCRISPR-Cas3を使って、大腸菌やクロストリジウム・ディフィシルや大腸菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)といった抗生物質への耐性を持つ細菌への対抗策を開発しようとしています。この会社は最近までステルスモードでしたが、今やっと表に出て活動し始めました。
Cas9同様、Cas3酵素は特定DNAをねらうのに使えるので、悪性の細菌退治に利用できます。ただCas9が正確にDNAを切断できて、その後は細胞が自己修復できるのに対し、Cas3ではパックマンのように細胞を噛み砕いてしまい、修復できないのです。
「(Cas3の利用は)非常に有望なアイデアで、大きなポテンシャルがあります」と、マサチューセッツ大学の分子生物学者、Erik Sontheimer氏は言います。「ただしスーパーバグに関しては、特効薬はありません」
殺菌できないスーパーバグが抗生物質への耐性を獲得する一方、新たな抗生物質の発見も間に合っていないことが今大問題になっています。単に新たな抗生物質を作り出す以外の解決策がいろいろと模索されていて、たとえば「菌には菌を」とばかり、病原菌の天敵となる菌を使った方法などが開発されています。
フランスのEligo Biosciencesという会社もCRISPRにフォーカスし、抗生物質を作ろうとしています。同社は単にスーパーバグを殺菌するだけでなく、悪い菌だけをターゲットとすることで、その後のスーパーバグの生成も止めようとしています。今ある抗生物質は、悪い菌だけでなく良い菌も一緒に殺してしまっているのです。
「抗生物質は、相手を選びません。あらゆる細菌をターゲットにしてしまうのです」とBarrangou氏。「CRISPRを使うことで、特定の細菌の遺伝子型だけターゲットにして消すことができれば、他の細菌はそのまま生かしておけます。それはいわば、スマート抗生物質です」
Barrangou氏の研究は初期段階ですが、抗生物質の代替手段候補としてはもっとも有望なもののひとつです。臨床試験はまだ始めていませんが、2種類の大腸菌に感染したマウスに対するCRISPR-Cas3を使った実験は成功したそうです。この研究結果は今年中に公表される予定です。
ただ、CRISPR-Cas3を細菌の厚い壁の中に入れるのに最適な方法など、課題はまだ残っています。また病原菌がCRISPRのへの免疫を獲得すべく進化してしまう可能性もあります。「新たな治療法が強く求められる理由のひとつは、細菌が人間の対策を回避して進化のが得意であることです」と 前出のSontheimer氏は言います。
また新たな治療法は、米国食品医薬品局(FDA)から承認を得る必要があります。CRISPR-Cas9ではその手続が難航したのですが、Cas3ではデザイナーベビーができるわけでもないので、そこまで厳しい審査にならないことが期待されています。
「我々は細胞を編集するわけでもなく、何かを追加するわけでもありません」とBarrangou氏。「でも我々は、悪い菌を殺せるのです」
image: Wikimedia
source: NC State University, Locus Biosciences, Eligo Biosciences
risten V. Brown - Gizmodo US[原文]
(福田ミホ)

なんとなく分かりますが、こんな時代が来るんですね。
まずは、兎に角、耐性菌を作らない感染症診療が重要です。

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by hanahanak2 | 2017-06-11 21:56 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

扁桃周囲炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

咽頭喉頭の重症感染症では、細菌感染症の場合が多いようです。

23歳の患者さん。
5月ゴールデンウイークに激しい咽頭痛で、抗菌薬療法(経口・点滴)受けて改善するも、
1週間後増悪し同じ抗菌薬療法を受けて改善していましたが、
26日より三度目の増悪を来し当院受診されました。
28日日曜日。
a0082724_21102365.jpg
右扁桃周囲炎と両側急性口蓋扁桃炎はヘッドライト下で分かります。
ファイバースコープ検査で、両側耳管扁桃炎(咽頭側索炎)と舌根扁桃炎を認めます。
厳しい状態です。

末梢血液白血球数:21,800/μl H
白血球3分類 リンパ球数   4,200/μl H
       単核球数    1,300/μl H
       顆粒球数    16,300/μl H
きちんと線引きは不可能ですが、尋常でない白血球数と顆粒球数の増多かつリンパ球数3千以上、
ウイルス感染と細菌感染の混合感染症として対処するのが理に叶っていると思います。

それで、
L-ケフレックス顆粒
ビオフェルミンR
モンテルカスト錠
を、選択しました。

9時半血糖値:147mg/dl。
高過ぎ!
朝食:アイスクリームとポカリスエット

①安静
②内服の確実な実行
③血糖を上げる食事はNG。糖質制限を説明しました。
④翌日受診のお願い。

しかし、再診はありませんでした。
何回もの細菌感染症の繰り返しは非常に危険です。
耐性菌がまき散らされた日本では特に危険です

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:99mg/dl。

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桂ざこばが緊急入院…「塞栓性脳梗塞」「左中大脳動脈閉塞症」と診断
スポーツ報知 5/28(日) 11:56配信
桂さこば
 落語家の桂ざこば(69)が27日に大阪市内の病院に緊急入院したことが28日、所属事務所から発表された。精密検査の結果、「左中大脳動脈閉塞症」「塞栓性脳梗塞」と診断され、1か月以上の入院加療を要するという。
 ざこばは27日、出演を予定していた大阪松竹座六月公演「銀二貫」(6月1日初日)のけいこ場へ向かう途中に体調を崩し、けいこ場に到着した際には足がもつれ、言葉も不明瞭だったことから救急車で搬送された。搬送時、意識はあったという。
 手術するかどうかなどは未定。同公演、テレビのレギュラー、落語会などはしばらくの間、休演する

私、67歳。
同世代ですね。
衝撃的です。
食事で、かなりの確率で防げると思います。
食事で復活の確率も上がります。

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by hanahanak2 | 2017-05-29 21:35 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

扁桃周囲膿瘍の疑い

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

扁桃周囲炎・膿瘍についても細菌感染とウイルス感染の混合型と考えられる患者さんが多いです。

35歳の患者さん。
当院受診2日前より、左咽頭痛出現し次第に嚥下も苦痛な状態になりました。
a0082724_21160461.jpg
左扁桃周囲後部に膿瘍と思われる膨隆を認めます。
舌根扁桃と喉頭蓋も腫脹軽度あります。
鼻中隔は左へ大きく弯曲しています。
粘膿性後鼻漏も認めます。
末梢血液白血球数:16,200/μl H
白血球3分類 リンパ球数   3,600/μl H
       単核球数    1,000/μl H
       顆粒球数    11,600/μl H
リンパ球数3千以上はウイルス感染症です。
だから、すべてウイルス感染症と決めつけるのも・・・・・・・。

投薬は、
L-ケフレックス顆粒、薬局の在庫なくケフラールカプセルで対応お願いしました。第1世代経口セフェム系抗菌薬です。
ビオフェルミンR
モンテルカスト錠
カロナール錠 屯用

なお、当患者さんは扁桃周囲炎・膿瘍の既往あり、今回2回目との事でした。
3回目4回目を起こさないような体力作りをお勧めしました。
糖質制限です。

残念ながら再診はありません。
残念ながら経過の良し悪しが分からず勉強になりません。
残念なところです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:94mg/dl。

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まじでやめよう耳掃除。米医学会が声を枯らして警告
ギズモード・ジャパン 5/4(木) 20:10配信
まじでやめよう耳掃除。米医学会が声を枯らして警告
「肘より小さいものを耳に入れるな」と英語の諺にもあるように、欧米で耳掃除は「やってはいけない禁断の快楽」です。やるときは「ママに怒られる~」とヒヤヒヤしながら喜んでいたりします。
それでもついついやってしまうのが耳掃除なわけですけれど、そんな罪人のためにアメリカ耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が耳ケアの新ガイドラインを発表し、ゴルァア! 何度言ったらわかる! 耳掃除やり過ぎると「耳垢栓塞」になるってばよ!と再度注意を呼びかけました。
なんでも耳垢(earwax、cerumen)には耳垢なりに、耳の中を適度に湿らせ、チリやホコリが中に入るのをブロックし雑菌の繁殖を防ぐ大事な役目があるので、そんなにゴミ扱いしてとらんでもええわ!ということらしいですよ? しかも新しい皮膚細胞が生成されると古いほうから順繰りに出ていく自浄作用もあるのだと、新論文にはあります。余計なことして自浄のサイクルを断つと耳垢がたまって、詰まったり耳が遠くなる症状が出るらしく、そうした症状に悩まされている人は子どもの約10%、成人の約5%にのぼり、高齢者や発達障害を抱える人の間で高くなることがわかりました。
この耳垢栓塞の最新データとあわせて新しいガイドラインの発表に踏み切ったというわけですね。
発表の要点は次のとおりです。
・耳掃除のやり過ぎには注意。
・綿棒のような細いものを耳に入れないこと。耳垢を奥まで押し込んで、栓塞悪化や炎症を招いてしまうので。
・痛み、難聴、耳が詰まる症状がある場合は、耳垢が原因とは限らないため、医師に診てもらうこと。
・大体の人は耳掃除は不要。必要な体質の人は正しい手入れに個人差があるため、医師に相談すること。
・ろうそくで耳掃除(イヤーキャンドル)は禁止。耳垢除去の効果はないうえ、外耳道と鼓膜を傷めてしまうため。
そういえば大昔に流行ったオトサンも、耳垢のように見えて全部ろうだったりしましたわねぇ…。
欧米でも耳かきは中世までありましたが、今は衛生上の理由で綿棒が主流です。元祖綿棒のベストセラー商品「Q-Tips」でさえも、箱には「耳かき用ではない」との医師の注意書きが書かれています。海外で赤ちゃんの耳掃除をしてカンカンに怒られても、それはいじめとかじゃなく本気で心配しているだけのことなので、悪意にとらないように、ね。
Top image: Bunphot Kliaphuangphit/Shutterstock
source: Clinical Practice Guideline: Cerumen Impaction, Dos and Don’ts of Earwax
Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US[原文]
(satomi)


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by hanahanak2 | 2017-05-12 22:01 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)