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副鼻腔炎術後タンポン

四国徳島からです。

まず画像を、
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内視鏡下副鼻腔手術で術後困ることに、中鼻甲介の癒着があります。
術後タンポン留置期間が長い程、癒着発生は少なくなりますが、その間不愉快です。
そこで考えたのが、
①総鼻道のタンポン(綿花と肉厚シリコンチューブ)は手術翌日に抜去。
②中鼻道(嗅裂含め)のタンポン(糸で結んだカルトスタット)は5~7日後に抜去。

です。
画像のタンポンは7日目です。
一部ゲル化していましたが、糸を見付けて引っ張ると簡単に抜去可能です。

術創からの出血が格段に少なくなります。
もちろん、中鼻甲介の癒着発生もほぼ解消出来ると思います。

カルトスタットは止血効果の高いもので、術後タンポンとして有用と思います。
ただ、抜去時の困難性があるので、それは糸で結んだカルトスタットであれば、糸を見付けると解決出来ると思います。

お恥ずかしいですが、ちょっとした工夫を書いてみました。

なお、術後抗菌薬は1回の内服のみで実施しています。
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by hanahanak2 | 2011-01-18 17:29 | お気に入り | Comments(0)

鼓膜穿孔

今年2月に耳漏・耳閉感で初診の患者さん。

中等大の穿孔を認め、ダメもとのつもりで1回/週の処置をしていますと、
最近、穿孔縮小傾向あり、あわてて画像を撮りました。

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今年中の閉鎖をと、処置を続ける予定です。

顕微鏡下に、穿孔縁に、綿棒で
①4%キシロカイン塗布
②液状フェノールとグリセリン、同量混合液を塗布
③再び、4%キシロカイン塗布
④ニゾラールローション塗布
⑤リンデロンVローション塗布
⑥余分な薬液の清拭除去

を、繰り返し行っています。

傷を治そうと言う、ねらいです。
従って、抗菌薬は使いません。
抗菌薬を耳処置に頻回に使用しますと、高い確率でカビが発生してきます。
要注意。
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by hanahanak2 | 2009-09-01 18:36 | お気に入り | Comments(0)

高研内視鏡吸引洗浄装置

鼻腔副鼻腔外来日帰り手術での私のお気に入りの手術補助器具です。
皆さんに是非お使いいただけたらと思います。

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ストローと、吸引排水の二つのボタンの付いた本体とで構成されています。
ストローはディスポです。
本体はオートクレイブで滅菌消毒できます。
数年前に黄川田先生のネット講座に触発され、使い始めましたました。
所が、何度も使うのですが、不器用なのでしょうか、使いこなせないのです。
うっちゃってしまっていましたが、
鮮明な手術野を獲得しなければと思い、最近再び
内視鏡吸引洗浄装置を組み立て使ってみましたところ、
出来るでないか、出来ました。
従来、血液がレンズに付着しては鼻から抜いて洗いまた挿入、という、操作が省かれ、
送水のボタンを押すと、シュッと洗浄され、手術野が鮮明になります。
黄川田先生の手術野と同じ鮮明度です。
必要に迫られると、直ぐに出来てしまう事もあるんですねえ。
驚きでした。

ディスポ製品にかかる費用も少ないし、
とにかく、非常に鮮明な手術野を獲得できますし、
是非、お試し下さい。
お使いにくいと、おっしゃられる方は、不器用ですよ。

高研(株)とは製品購入先としての関係以上の関係はございません。
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by hanahanak2 | 2009-08-02 15:22 | お気に入り | Comments(0)