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同じ論文なのに

Medical Tribune「カロリー減で長生き」は科学的にホント?
健康・公衆衛生 | 2016.05.26 15:45

 「カロリー制限」と聞くと糖尿病治療の食事療法を思い浮かべがちだが、アンチエイジングでは老化関連疾患を予防し寿命を伸長する方法として研究が進んでいる。研究対象は線虫からサル、ヒトまで幅広く、遺伝子から個体レベルまでの実験で証明されつつある。実際、カロリー制限はどのような機序で、どのような効用があるのだろうか? カロリー制限の研究を行いヒトの成果も報告している、金沢医科大学糖尿病内分泌内科学教授の古家大祐氏が日本抗加齢医学会のメディア向けセミナーで行った講演内容からカロリー制限の概要を紹介する。
サルの研究成果でヒトにも期待が高まる

 カロリー制限は、必要摂取カロリーの70~75%にする食事を続けることで、肥満、動脈硬化性疾患、糖尿病、閉塞性肺疾患、アルツハイマー病などの老化関連疾患の発症リスクを下げ、寿命も延びるとされている。線虫やマウスなどの動物での研究成果に加え、2009年にアカゲザルでの実験結果が報告されると一気にヒトでの効果にも期待が高まった。

 同実験では、アカゲザルを30%減のカロリー制限食群と、自由に餌が摂取できる群に分け、20年間飼育した。カロリー制限群は自由餌群に比べ、体重低下が軽微なものの、体脂肪の低下が顕著で筋肉量の低下は抑制されていた。糖尿病の発症がなく、がんと心血管疾患の発症が50%低下、もちろん死亡率も減少していた(Science2009; 325: 201-204)。さらに、脳(灰白質量)の萎縮も低下傾向にあり、認知症発症の予防の可能性も示された。

当ブログで、5月29日にコピーした論文の解説です。古家先生は、20年間のアカゲザルの研究で「カロリー制限」を最高に評価しています。

しかし、

エネルギー制限食は本当に長寿食か
NIPPON DATA80から
北里研究所病院糖尿病センターセンター長 山田悟
Doctor's Eye | 2016.10.11

研究の背景:霊長類では寿命延長効果は確認できず

 抗加齢医学の世界では、エネルギー制限食(従来はカロリー制限食と呼ばれてきたが、本稿ではエネルギー制限食と呼称する)はgolden standardとも言える食事法であった。それは、さまざまな動物種における寿命延長作用が報告されてきたからである(Science 2000;289:2126-2128、Aging Cell 2006;5:514-524、Science 2001;292:104-106、J Gerontol 1985;40:657-670)。

 しかし、ヒトに最も近いサルではエネルギー制限食の寿命延長作用は必ずしも確認できていない。すなわち、米・ウィスコンシン大学のグループは加齢関連死亡率の減少を示したものの全死亡率の低下は示せず(Science 2009;325:201-204、関連記事)、米国立衛生研究所(NIH)のグループにいたってはまったくそうした効果を示せなかったのである(Nature 2012;489:318-321、関連記事)。

 そして、ヒトにおいてもそれは同様で、エネルギー制限食の効果を検討したLook AHEAD試験の結果、体重を減量し、HbA1cも低下させたが、心血管イベントを抑制することはできず(N Engl J Med 2013;369:145-154)、逆に男性大腿骨近位部の骨密度を有意に低下させてしまっていた(Diabetes Care 2014;37:2822-2829)。実はウィスコンシングループのサルにおいても骨量の低下が認められていたので〔Age (Dordr) 2012;34:1133-1143〕、霊長類ではエネルギー制限食の寿命延長効果の確認ができないだけでなく、エネルギー制限食の筋骨格系への安全性の問題が立ち上がっているのである。
山田先生は、カロリー制限に否定的な発言をされております。
それが出来たのは、20年以後のアカゲザルのデータ、その他類似研究の検討を総合的に検討された結果と思います。

「カロリー制限神話」は崩れたと思います。
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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:107mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-10-20 18:57 | 記事から | Comments(0)

資金提供で結果が変わる。

Gigazine 2016年09月13日 23時00分00秒
砂糖へのマイナスイメージを握りつぶすため製糖業界が科学者を買収していたことが明らかに

「糖分の過剰摂取が心疾患のリスクを上げること」は、現在で広く知られるところとなりましたが、ほんの数十年前までは「脂肪の摂取こそが心疾患のリスクを上げる」と考えられていました。この勘違いを引き起こしたのは「研究上のミス」ではなく、「砂糖に悪いイメージを持ってほしくない」という製糖業界からの圧力だったそうです。

ここ50年間、金で買収された研究者や内容をねじ曲げられた科学論文のせいで、砂糖などの甘いお菓子が持つ健康リスクは、もっぱら脂肪の持つ危険性であると誤認されてきました。そしてこの誤解により流行した「低脂肪で糖分の多い食事」は、現在の肥満社会を形作ったといっても過言ではありません。そんな業界団体と研究者の悪しき結びつきを証明するような驚くべき事実を、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者たちが、砂糖研究財団(現在の砂糖協会)のアーカイブ文書から発見しています。

「これらのアーカイブから見つけた文書と、我々がこれまで行ってきた分析、そして現在の砂糖協会による主張、この全てがスクロースと心疾患との関係性を示しています」と語るのは、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者のひとり。このように、古くから研究では砂糖と心疾患の関係性は示されていたにもかかわらず、長い間これらの事実はねじ曲がった状態で伝えられてきました。指摘を受けた砂糖協会は声明を発表し、「全ての研究活動における透明性を確保すべきだった」と謝罪しています。

ニューヨーク大学で栄養学の教授を務めるマリオン・ネスル氏は、「50年来のこの出来事(砂糖に関する悪い研究結果などが隠されてきたこと)は周知の事実ではありましたが、これがあらためて明らかになったことはとても重要なことです」と主張。さらに、ネスル氏とカリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者たちは共に、「製糖業界の関与が、砂糖と脂肪が冠動脈心疾患の原因であると栄養学研究が判断することに大きな影響を与えた」と主張しています。

1950年代から1960年代初頭にかけての砂糖に関する研究では、低脂肪で糖分の多い食事が体内のコレステロール値を大きく上昇させることを裏付けるデータがそろっています。しかし、製糖業界は圧力をかけてこれらの研究結果をなかったものにしていきます。

文書によれば、砂糖研究財団はハーバード大学で栄養学科の学長を務めていたフレドリック・ステアー氏に砂糖研究の助力を求めたとのこと。さらに、そのステアー氏は同学科のメンバーであったマーク・ヘグステッド氏とロバート・マクギャンティ氏を砂糖研究財団と引き合わせます。そしてスタートしたのが、ステアー氏を監督役としてヘグステッド氏とマクギャンティ氏が主導で行った「プロジェクト226」という研究プロジェクト。同プロジェクトでは砂糖と心疾患の関係性を軽視し、砂糖よりも飽和脂肪がより人体に悪影響を及ぼす、という調査結果を複数公開していくこととなります。そしてさらに今回明らかになったところによると、これらの調査結果を公表したことで研究に関わった科学者たちは総額6500ドル、現在のレートで推定4万8900ドル(約500万円)を受け取っていたそうです。

ヘグステッド氏とマクギャンティ氏が共同執筆し、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンで公表された論文は、砂糖に関する研究結果を軽視し、脂肪が心臓疾患の主要な原因となっていると主張。さらに、結論としては飽和脂肪の摂取を減らすことで心臓疾患の発症率が下がることに「疑いの余地はない」としています。

こういった研究結果が公表されてからも製糖業界から研究者に対する、心疾患やその他の病と砂糖の関係性を解き明かすための資金提供は続けられてきました。しかし、ヘグステッド氏とマクギャンティ氏の先行研究により、1980年代まではほとんどの科学者が心疾患における砂糖の役割に見向きもしていなかったそうです。実際、1980年公開の「アメリカ人のための食生活指針」では、心疾患を防ぐために「脂肪と食事性コレステロールの摂取を控えること」と書かれているそうです。

なお、これらは特定の産業が研究資金を提供する、という仕組みが持つ潜在的な害悪としてしっかり覚えておくべきことだ、とArs Technicaは記しています。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:90mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-10-14 21:59 | 記事から | Comments(0)

大隈良典 先生、おめでとうございます!!

オートファジー(自食作用)とは? 大隅良典さんがノーベル賞に輝いた、生命を維持する重要な働き
The Huffington Post | 執筆者: ハフポスト日本版編集部
投稿日: 2016年10月03日 19時49分 JST 更新: 2016年10月03日 19時49分 JST

10月3日、ノーベル医学生理学賞を受賞したことが発表された、東京工業大の大隅良典栄誉教授(71)は、細胞自身が不要なたんぱく質を分解する仕組み「オートファジー」を分子レベルで解明したことが評価された。神経疾患のパーキンソン病の解明とも深く関わるオートファジー(自食作用)とはどんな仕組みだろうか。

大隅研究室の公式サイトなどによると、オートファジーとは、細胞に核のあるすべての生物が持つもので、その細胞の中で起こっている分解作用。細胞内に作られた膜が、分解するたんぱく質などを包み込んで分解酵素を含んだリソソーム(細胞小器官)や「液胞」と呼ばれる器官と融合することで分解している。

オートファジーの作用では、不要になったたんぱく質などを細胞自身がリサイクルし、新しいたんぱく質を作る材料にしたり、細胞内をきれいに保つ役割などをしていることがわかっている。食事で摂りきれないたんぱく質は、オートファジー作用で再生産しされたたんぱく質が補っており、これが生命維持に重要な働きをしていると考えられている。大隅良典教授は、その仕組みを約30年前に解明して以来、研究を続けている。

大隅教授は、酵母を使ってその膜をつくるのに必要な遺伝子を見つけた。さらに動植物にも、その酵母と同じ働きをする遺伝子がほとんど揃っていることがわかってきたという。

2012年時点の朝日新聞のインタビューで、大隅教授は、「遺伝子が作るたんぱく質が膜形成にどんな影響を与えているのかを調べている」と語り、研究を始めたきっかけについて、以下のようにも語っている。

酵母の液胞に分解機能があることはわかっていましたが、誰も研究していなかった。酵素を持たない変異型の酵母を使ったら、液胞に取り込まれた小部屋が分解されずにたまっていくのが観察できました。1988年に独立して自分の研究室を持ち、研究を始めてから1、2カ月目のことでした。ラッキーでした。
朝日新聞、2012年11月15日朝刊科学面より

パーキンソン病などの神経疾患の一部は、このオートファジーの機能がうまく働かず異常なたんぱく質が脳に蓄積してしまうことが原因と動物実験でわかっており、病気の解明に役立つ可能性がある。

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この図では、糖代謝の記載がありません。
細胞内にはリサイクルしなければならない糖が存在しないからでしょうか?
摂取した糖は、中性脂肪に変換されているからでしょうか?

ともあれ、この大きな業績を、栄養学との関連にも波及して欲しいものです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:74mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-10-04 21:52 | 記事から | Comments(0)

デンタルフロス神話、崩壊。

『ニューズウィーク日本版』2016―9・13  P.62~63

デンタルフロス神話、崩壊の衝撃
ヘルス:歯科医も推奨する歯問ケアの王道のはずが歯肉炎予防や歯垢除去に効果なしとの説が有力に

 デンタルフロスには効果がない ― 先月初旬、アメリカ人を仰天させるニュースが飛び込んできた。発端はAP通信の記者が、5年ごとに政府が発表する「アメリカ人の食生活ガイドライン」の今年度版からデンタルフロスの推奨が消えているのに気付き、理由を探ったことだ。

 AP通信は、そもそもデンタルフロスの使用を推奨した科学的根拠を開示するよう政府に求めた。すると政府は根拠が薄弱だったこと、そのため推奨から外したことを書簡で認めた。

 APの記事を読んで、すぐに計算してみた。デンタルフロスに私は毎年30ドルと10時問を費やしていたことになる。私たちはなぜ、あのツルツルの糸にからめ捕られてしまったのだろう。

 ざっと調べただけでも、フロスの有効性を研究した論文は数十ある。大半は、フロスには歯垢と歯肉炎を減少させる効果が多少見られると結論付けている。だが、それらの研究はたいていジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)といった関連企業の出資による。フロス業界はあまりに強大だ。

 米歯科医師会や歯科医たちも研究結果をうのみにしてきた。しかし近年、データを総合して全体像を見直す「総説」がいくつも執筆され、結果、フロスの有効性に根拠がほとんどないことが判明。政府が推奨を取り消す羽目になった。

 そうした総説の1つが、オランダの研究チームが08年に執筆したもの。日常的にフロスを使つても歯垢の除去や歯肉炎には効果がないことを突き止めた。一方、医療研究を評価するイギリスのコクラン共同計画が出資した研究チームは11年、フロスは歯肉炎にはわずかに効果があり、歯垢にもごく限定的な効果が期待できると発表。
だが入手できたデータは質が非常に低く、特に歯垢に関するデータは「信頼できない」とも述べた。

 例えば、多くの臨床試験は1~3カ月と期間が短い。だから確認できたわずかな有効性でさえ「試験効果」、つまり参加者が一時的に熱心かつきちょうめんにケアを行った成果にすぎないかもしれないというのだ。


企業に好意的な研究結果

 こうした総説の執筆陣にメールで問い合わせたところ、アムステルダム大学のG・A・ファンデルバイデン教授から返信が来た。彼は「フロスの使用を広く推奨すべき科学的板拠は見つからない」と言う。

ファンデルバイデンによれば、中高年で歯肉の病気がある場合には歯間ケアを行うのも悪くないが、つまようじが最適で、歯に隙間がある人ならまず歯問ブラシを使うべきだという。ただし、「プロ並みの技術で使えるなら」フロスにも効果があるかもしれないと付け加えた。

 実際のところ、関連企業がスポンサーを務める臨床試験は、フロスの有効性を正面から調査していない。フロスをめぐる臨床試験の大半は、歯ブラシとフロスを併用した場合と、歯ブラシのみを使用した場合との比較に比重を置いているため、フロス単独の効果は不明だ。

 企業が出資する研究が正確性に欠けるのは、フロスに限った話ではない。
アメリカでは医学研究の58%が企業の出資を受けており、その結果は素人には解釈が難しい。結果が公表されるのは調査対象、つまりはスポンサー企業の商品に好意的なものだけ。10年のある調査によれば、政府主導の臨床試験で研究対象に有利な結果が出る割合が50%だったのに対し、企業出資の場合は85%に上った。

 もっとも、企業が出資したからといって必ずしもフロス支持の研究結果が出るとは限らない。洗口液リステリンの製造元だったファイザーは02年と03年、リステリンとフロスを比較する研究2件に出資した。すると6カ月以上リステリンを使った被験者の口腔は、同期間フロスを使った被験者よりも健康だった。

 米歯科医師会学術評議会はこのデータを吟味。リステリンには「軽~中程度の歯肉炎に対し、フロスと同程度の効果があることが臨床試験で実証された」とうたうことをファイザーに許可した。ファイザーは、リステリンとフロスがてんびんに載った広告を大々的に打ち出した。

 すると今度は、米フロス市場の40%を占めるJ&Jの子会社、マクニール-PPCが誇大広告でファイザーを訴えた。


歯磨きまで効果なし?

 04年にニューヨーク南部地区連邦地裁で開かれたこの裁判の記録に目を通したが、めぼしい情報はない。フロス推奨派の鑑定証人で、ノースカロライナ大学のデービッド・パケット准教授は、フロスの効能を熱く擁護。だが反対尋問でその根拠を問われると、回答を拒否した。

 対するリステリン側の鑑定証人は、口腔外科医で疫学の博士号も持つワシントン大学のフィリップ・ヒュージョエル。彼は、米歯学界のフロス信仰は「効果がありそう」とのイメージに基づいているだけで、確たる根拠に欠けると主張した。

 そんな彼に、裁判官はこう質問した。「25年問、私は歯科医にフロスを強く勧められてきた。これは間違った助言だったのか」。ヒエージョエルはこの質問に明確な回答を避けた。

 家庭でのオーラルケアに歯周病の予防効果があるか、という最重要の質問については、ヒユージョエルは無作為化比較試験が3例あるのみで「それらによればいずれも効果は認められなかった」と述べるにとどめた。この質問に答えるには、より多くの証拠が必要だと彼は言った。

 最終的に裁判官は「リステリンに『フロスと同程度の効果がある』としたのは歯科医師会の明白な過ち」としてマクニール-PPCの訴えを認め、ファイザーに広告の撤回を命じた。

 だが先月、フロス効果に根拠なしとAP通信がすっぱ抜いて以来、ヒュージョエルは引っ張りだこ。見事リベンジを果たした格好だ。ニューヨーク・タイムズ紙の取材に、彼はこう語った。「フロスは効果があるし、フッ化物配合の歯磨き粉を使わなくても歯磨きは歯にいいと信じられている。なのにこれらの効果を裏付ける臨床試験結果がないのは、実におかしな話だ」

 ちょっと待った。フッ化物の歯磨き粉を使わないと歯磨きも効果がないの? この論争、終わりが見えなくなってきた。

アニー・ベーア

クスリでも注意が必要です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:88mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-09-25 21:37 | 記事から | Comments(0)

ヒラリー・クリントン 大統領候補

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。


AFPの記事。

クリントン氏、肺炎に脱水症状を併発 カリフォルニア遊説取りやめ
2016年09月12日 12:17 発信地:ニューヨーク/米国

【9月12日 AFP】11日にニューヨーク(New York)で開かれた9.11米同時多発攻撃の追悼式典を体調不良で途中退席した米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(68)について、数日前から肺炎を患っており「暑さのため脱水症状を起こした」が「順調に回復している」とする声明を主治医が発表した。

 クリントン氏の体調をめぐっては以前から不安視する声が上がっており、大統領選まであと8週間と迫る中、新たな懸念が浮上した。クリントン氏の広報担当ニック・メリル(Nick Merrill)氏は、クリントン氏が予定していたカリフォルニア(California)州遊説を中止したことを明らかにした。

 クリントン陣営によると、クリントン氏は2001年9月11日に旅客機が突っ込み崩壊した世界貿易センター(World Trade Center)跡地の「グラウンド・ゼロ(Ground Zero)」で行われた式典に90分間出席したのち途中退席。ニューヨーク州チャパクア(Chappaqua)にある自宅で主治医の診察を受けた。陣営が公表した主治医の声明によれば、クリントン氏は「しばらく前からアレルギー性のせきが止まらずにいたが、9日の診察で肺炎と診断された」という。

 動画には、クリントン氏が車に乗り込む際によろめき、スタッフによって両側から支えられる姿が映っていた。11日のニューヨークは気温28度で蒸し暑かった。(c)AFP
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クリントン氏は「健康体」 大統領職に支障なし、診断結果公表
AFP=時事 9月15日(木)7時2分配信

【AFP=時事】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(68)は14日、自身の健康状態を示した新たな診断結果を公表した。担当医は同氏が「軽度で非伝染性」の肺炎から回復を果たし、大統領職務に支障がない健康状態にあると説明している。

 クリントン氏は、11日にニューヨーク(New York)で開かれた米同時多発攻撃の追悼式典を体調不良で途中退席し、肺炎を患っていたことを公表して以降、新たな健康診断結果の公表を求める圧力に直面していた。

 主治医のリサ・バーダック(Lisa Bardack)医師は、クリントン氏の健康状態の詳細を2ページにわたり記述した診断書の中で、同氏が「引き続き健康体であり、米国大統領の職務に適した健康状態にある」と結論。先週末には肺炎に加え、疲労と微熱により休養を強いられたものの、「抗生物質と休養によって順調に回復している」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News


68歳で猛暑の中、全米を駆け巡る強行軍。
体調管理は極めて難しいと思います。

「しばらく前からアレルギー性の咳が止まらずにいた」
「「軽度で非伝染性」の肺炎」
「抗生物質と休養によって順調に回復している」
「抗菌薬適正使用」の立場からは理屈が?????です。

アレルギー性の咳には、抗生物質は不要です。
非伝染性の肺炎にも、抗生物質は不要です。
抗生物質投与が奏功したとは考えられません。

長引く咳で最も多いのは、ウイルス性急性副鼻腔炎・気管支炎によるものと思います。
回復されたとしても、ロイコトリエン受容体拮抗薬の服用をと言いたいです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:102mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-09-15 21:33 | 記事から | Comments(0)

糖質制限メニュー

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・

こんな記事がありました。

 すかいらーくは6月14日、ファミリーレストランのガストにおいて6月15日から糖質を抑えた新メニュー4品を全店で発売すると発表した。糖質制限メニューのニーズに応え、「冷やしサラダタンタン麺」と「1日分の野菜のベジ塩タンメン」のめんを“糖質0麺”に変更できるほか、糖質控えめのアイスケーキをベースにしたデザート2品を提供する。

 糖質0麺は、こんにゃくをベースにして作られた糖質が0グラムのめん。50円追加すれば、既存メニューの冷やしサラダタンタン麺と1日分の野菜のベジ塩タンメンのめんを糖質0麺に変更でき、1食あたりそれぞれ糖質11.7グラムと12.9グラム――と糖質量を抑えられる。

 カロリーも控えめになり、冷やしサラダタンタン麺は通常770キロカロリーが404キロカロリーに、1日分の野菜のベジ塩タンメンは通常741キロカロリーが455キロカロリーとなる。価格はめんの変更料込みで各649円と749円(以下、いずれも税別)。

 また、ベーシックな「糖質控えめ・バニラアイスケーキ」は糖質5.1グラムで163キロカロリー(299円)、このアイスケーキをベースにトッピングを加えた「マンゴーとマスカルポーネのバニラアイスケーキ」は糖質12.7グラムで238キロカロリー(399円)だ。

 担当者によると、「これまでも、病気で糖質を控えなければいけない方や、昨今の糖質制限ブームを受けて糖質を抑えたいという方などから要望をいただいていた」といい、客のニーズに応えたメニュー展開という。

 すかいらーくグループでは、ジョナサンでも同様に、既存メニューの酸辣湯麺(スーラータンメン)のめんを糖質0麺に変更する取り組みを行う。今後の展開についてはまだ決まってはいないが、「今回の動向を見つつ、会社としては前向きに考えている」(担当者)と答えている。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:97mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-06-18 21:53 | 記事から | Comments(0)

前田健さん。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

今日は、前田健さんの突然の健康トラブルについて刻々情報が流れました。
助からなかった事は非常に残念です。

前田健さんの死因は虚血性心不全…26日午前1時36分に帰らぬ人に
スポーツ報知 4月26日(火)15時43分配信

 歌手・松浦亜弥(29)のモノマネで知られ、26日未明に急死したタレント・前田健さんの死因が、虚血性心不全だったことが26日分かった。所属事務所が発表した。44歳だった。

 前田さんは4月24日夜、東京・新宿三丁目の路上で突然倒れ、心肺停止の状態で病院に搬送された。集中治療室(ICU)で治療を受け、心臓は動き出したが意識は戻らない状態が続いていたが、26日午前1時36分に帰らぬ人となった。

 前田さんは4月24日午後7時10分ごろ、東京・新宿三丁目の路上で突然嘔吐(おうと)し、倒れた。たまたま通りかかった医大生らが心臓マッサージを施し、「AED(自動体外式除細動器)」で蘇生を試みた。その後、救急隊が到着し、心肺停止の状態で病院に搬送された。心臓は動き出したが、意識は戻らず、集中治療室(ICU)で治療を受けていた。

 警視庁四谷署などによると、外傷はなく、事件に巻き込まれた可能性は低いとしていた。

 ◆虚血性心不全(虚血性心疾患) 急性心臓死あるいは心臓発作の大半がこの虚血性心疾患。虚血とは臓器に栄養となる血液が供給されなくなる状態をいう。心臓の栄養血管である冠状動脈の動脈硬化性変化による狭窄や閉塞で起こり、代表例が狭心症や心筋梗塞。虚血性心疾患の3大危険因子は高血圧、糖尿病、高脂血症で、これに喫煙、肥満、食事、運動不足、ストレスなどが加わるとされている


不整脈の持病があったそうです。
朝の報道では、倒れた直前に、お店で、スパゲッティーとパンとコーラを飲食してお店を出た直後の発作でした。
大量糖質の食事が気掛かりです。

健康生活には、「低糖質・高タンパク・高脂肪・高カロリー」の「糖質制限」をお勧めします。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:98mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-04-26 22:05 | 記事から | Comments(0)

WOUNDCLOT

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提

鼻腔・副鼻腔手術に際しては、出血予防で術創に止血タンポンを留置しています。
現状、止血効果の高い傷創被覆材であるアルゴダームを留置して数日後に抜去するのがベストと思って実施しています。

所が、Newsweek 2016/04/19の記事。
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商品名:WOUNDCLOT(ウーンドクロット)
記事の通りだとすると、理想の術後タンポンです。
止血に、癒着防止に、絶妙です。
しかも、抜去せずとも1週間以内に消えるのです。
一部の国では販売が始まっているようです。

価格が問題ですが、日本での販売が待ち遠しい商品です。

本日、内視鏡下副鼻腔手術を実施しましたが、術後タンポンは「アルゴダーム4連結糸くくり」使用しました。数日~7週間かけて抜去することになります。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:124mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-04-19 19:24 | 記事から | Comments(0)

なぜ、がんは増える?

石原先生の記事です。
「たがしゅうブログ」で取り上げられておりましたので読ましてもらいました。

2015.11.26
石原結實「医療の常識を疑え!病気にならないための生き方」.
「がん」による若死、なぜ激増?肉・卵・牛乳等の高脂肪=食の欧米化が原因か
文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士.
「Thinkstock」より

 今や、日本人男性の平均寿命が80歳、女性で87歳と日本は世界でトップレベルの長寿国である。「今、生きている日本人の誰もが、平均的にこの年齢まで生きられる」と勘違いしている人が多いが、早計にすぎる。

 「平均寿命」とは、「今年生まれた0歳児の平均余命」のことである。つまり、今年の平均寿命は赤ん坊たちの「予測寿命」ということになる。

 仮に、男女合わせた平均寿命を85歳としてみる。1世代=30年として、55歳以下で亡くなった人を「早死」としよう。

 今年に亡くなった有名人に限っても、以下のとおりがんで早死された方が目立つ。

・1月20日:斉藤仁さん(54歳)胆管がん…ロサンゼルス五輪、ソウル五輪の95キロ超級の柔道金メダリスト
・5月2日:柳生真吾さん(47歳)咽頭がん…テレビ番組『趣味の園芸』(NHK)のキャスター、父は俳優の柳生博さん
・5月22日:丸山夏鈴さん(21歳)転移性肺がん…タレント
・5月22日:大内義昭さん(55歳)食道がん…音楽プロデューサー、『愛が生まれた日』がミリオンセラーに。
・5月28日:今井雅之さん(54歳)大腸がん…俳優
・7月11日:岩田稔さん(55歳)胆管がん…任天堂社長
・9月19日:黒木奈々さん(32歳)胃がん…アナウンサー
・9月24日:川島なお美さん(54歳)胆管がん…テレビドラマ『失楽園』などで有名な女優

 1975年の医師数が約13万人、がん死者数も約13万人だった。その後の40年間で、医師数は約3万人増加しがんに関する研究や治療は格段に進歩したとされているのに、14年のがん死者数は36万人を越えた。

 60年から毎年9月は「がん征圧月間」と銘打ち、官民挙げて「がんの早期発見・早期治療」によるがん征圧に躍起になっているが、それをあざ笑うがごとくがん死者数は減るどころか激増している。医師たちは過酷な労働に耐え、懸命の治療の努力をしているにもかかわらず、この様である。

早期発見は「早期」ではない
 ということは、西洋医学の方向性、論理、やり方が、正鵠を射ていないのではないかと考える人も少なくないだろう。

 早期発見こそががん征圧の最重要ポイントである、と西洋医学は断言する。
 しかし生物学的にみると、がん細胞が1個体内に発生して、それが分裂増殖して医学が早期発見できる最小の大きさ(直径=0.5ミリ、がん細胞=10億個=1グラム)に成長するまで最低10年、長くて30年、平均なら20年かかるとされている。よって、臨床医学(内科、外科、婦人科等)で、“早期”発見したときは、生物学的にみるとかなり“晩期”発見であるといえる。

 また、西洋医学的には、がんの原因は「不明」とされる。がんの治療はなんらかの原因の「結果」(=がんという腫瘍)を手術で切り取る、放射線で「焼く」、抗がん剤で壊滅させることでなされている。「結果」を消滅させても、「原因」を取り去ったわけではないのだから、再発や転移をしてくるのは至極当然である。

背景に食の欧米化
 1950年から2010年までの60年間でみても、平均的にみて肉の摂取量9.8倍、卵6.3倍、牛乳・乳製品が18.2倍と著増し、米が半分、芋類は10分の1と激減した。

 つまり、肉・卵・牛乳・バター・マヨネーズなどに代表される「高脂肪」の欧米食こそが現代日本人のがんの大きな原因である。

 その証拠として、以前多かった胃がんや子宮頸がんなどの日本型のがんは減少して、肺、大腸、乳、卵巣、子宮体、前立腺、すい臓、食道がんなどの欧米型のがんが著増している。

 つまり、2000年も前から漢方医学でいわれるとおり、「食は生命」なのである。

 「がんの診断」はある日突然下される。しかし、がんと診断できる大きさになるまで、約20年もかかっているのである。よって毎日の生活の中でこそ、がんの予防をすることが肝要である。

 まず、高脂肪食は控え、なるべくなら和食中心の食生活にすることを心がけること。

 また、82年に米国科学アカデミーが「がんは税金みたいに逃れられるものでない」として、がん予防の野菜として「人参」をあげている。

 米国の国立がん研究所が90年から「がん予防効果のある食品のピラミッド」を発表しているが、ニンニク、キャベツ、大豆にも強力な抗がん効果があることがわかっている。日頃こうした食物をサラダにしたり、ジューサーにかけてジュースにして、存分に摂られるとよい。
(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)


食の欧米化を犯人と指摘しております。
ニンニク・キャベツ・大豆等でがんを予防?
食の欧米化によって、日本の平均寿命が急激に伸びた事実を否定出来ないと思います。
食の欧米化を、より前進させるのが健康増進策ではないでしょうか。

つまり、
低糖質・高タンパク・高脂肪・高カロリー、
糖質制限を普及させるべきです。


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by hanahanak2 | 2015-11-27 22:36 | 記事から | Comments(0)

PPI

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

今日の記事。

臨床ニュース
胸焼けの治療薬が腎疾患リスクに関連
PPI使用群でCKDリスクが50%上昇
HealthDay News2015年11月13日 (金)配信 一般内科疾患消化器疾患腎・泌尿器疾患

 胸焼けの治療によく用いられるプロトンポンプ阻害薬(PPI)と慢性腎臓病(CKD)の関連が、新たな2件の研究で示唆された。PPIは胃酸を減少させることで、胸焼けや胃酸の逆流を治療する薬である。

 今回の研究では因果関係は裏付けられていないが、研究著者の1人である米ニューヨーク州立大学(SUNY)バッファロー校准教授Pradeep Arora氏は、PPIは承認された適応症にのみ使用すべきであり、単なる胸焼けに用いるべきではないと述べている。

 慢性腎臓病は、腎臓が損傷して血液を適正に濾過できなくなる病態で、糖尿病や高血圧が一般的な危険因子とされる。

 Arora氏の1件目の研究では、2001~2008年に慢性腎臓病を発症した2万4,000人を超える患者を対象とした。患者の4人に1人が過去にPPIを用いた治療を受けており、PPIを使用した患者は早期死亡リスクがほぼ2倍であることがわかった。

 2件目の研究は、オーストラリア、ロイヤル・ブリスベン・アンド・ウイメンズ病院のBenjamin Lazarus氏が率いたもので、腎機能の正常な成人1万人以上を1996年から2011年まで追跡。その結果、PPIを使用した群では慢性腎臓病を発症するリスクが50%高いことが判明した。胃酸を抑制する別クラスの薬剤であるH2ブロッカーを使用した場合は、リスクの上昇はみられなかったと研究グループは指摘している。

 この知見は、米サンディエゴで開催された米国腎臓学会(ASN)年次集会で発表された。学会発表されたデータおよび結論は通常、査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。

 Arora氏によると、短期的なPPI使用との関連が認められている急性間質性腎炎の発作を繰り返し起こすと、徐々に腎臓が損傷される可能性があるという。また、PPIが血液中のマグネシウム濃度を低下させることにより腎損傷を引き起こすとも考えられる。しかし、別の専門家は、PPIを使用する患者には肥満などの健康問題がある傾向がみられると指摘するほか、同じく慢性腎臓病との関連が認められている非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の使用についても考慮する必要があると指摘している。

 今回の研究ではNSAIDの使用については考慮していないが、他の健康問題については調整を行ったとArora氏は話す。「米国のデータによると、PPIの処方の90%は米国食品医薬品局(FDA)が認可する適応症とは無関係である。むやみにこの薬剤を用いることが、多くの患者にとって逆効果となる可能性がある」と同氏は述べている。


現在、消化器薬として最も売上高が多いと思います。
「胸焼け」症状があれば自動的に処方される事が多いです。
逆流性食道炎の診断が下されたら確実に処方されます。
ピロリ菌除菌でも必ず使われます。

クスリは使えば、様々な程度に「作用と副作用」が出ます。

糖質制限すれば、PPIというクスリ、
ほとんど、要らないのですよ。

糖質制限は、常識を覆す威力を持っているのです

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:113mg/dl。

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受診理由は咽頭痛。
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①鼻中隔弯曲症
②急性副鼻腔炎
③急性咽頭炎
④外耳道皮膚炎

末梢血液白血球数 10,500/μl。
ウイルス性急性咽頭炎・副鼻腔炎。
抗菌薬は、不要。

外耳道皮膚炎には、ステロイド軟膏。
通院が必要。

11時血糖値:130mg/dl。
食後血糖値測定が必要です。
放置は危険です。


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by hanahanak2 | 2015-11-13 18:23 | 記事から | Comments(0)