カテゴリ:白血球( 185 )

急性咽頭炎・扁桃炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

当院では、細菌感染症かどうかの判定に「白血球数とその分類」検査を重視しています。

20歳代の患者さん。
2日前より、「咽頭痛・痰」が続くとの事で受診されました。
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咽頭後壁(咽頭扁桃)に厚い白苔
白苔が崩壊して下咽頭へ流れ落ちています。
末梢血液白血球数:13,700/μl H
白血球3分類 リンパ球数  1,600/μl
       単核球数    900/μl H
       顆粒球数   11,200/μl H
典型的な細菌感染症パターンです。

従って、
グラム陽性菌に効果があり、狭域で組織移行性良好な、
L-ケフレックス顆粒+ビオフェルミンRを選択しました。

数値には現れていませんがウイルス感染も背後にあると思われますので、
モンテルカスト錠も併用しました。

扁桃組織に白苔を認めた場合は、高率に細菌感染症ですが、異なる場合もありますので、
「白血球数とその分類」検査は欠かせません。

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「スーパー糖質制限」実行中。
14時血糖値:121mg/dl。

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①アミロイドβの蓄積
②脳内の血流
この2点が認知症診療の最重点項目のようです。

上記2点とも、糖質制限が威力を発揮出来そうなんですが!!!!!
研究者の方々、食事にも関心を示して欲しいものです。

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by hanahanak2 | 2017-11-23 21:23 | 白血球 | Comments(0)

長引く風邪症状

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

風邪症状は、大抵、抗菌薬の要らないウイルス感染症です。

30歳代の患者さん。
1週間前より、風邪症状(微熱・咽頭痛・咳)出現し掛かりつけ医受診、
風邪との事で、
メイアクト 第3世代セフェム系抗菌薬 検索してみて下さい。
フラベリック
ブルフェン
ムコソルバン
ムコスタ
イソジンガーグル
の、投薬受けるも経過思わしくなく当院受診されました。

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鼻中隔の右への突出、高度。
イビキが出ていると思います。
咽頭後壁、中等度の腫れあります。
気管粘膜の発赤も認めます。
末梢血液白血球数:6,900/μl

ウイルス性急性咽頭炎・気管気管支炎、と診断。
投薬は、
モンテルカスト錠とフルティフォームエアゾール
でした。

「白血球数とその分類」検査で確実にウイルス感染症です。抗菌薬は不要です。
ハッキリと分かります。

尚、
朝食:おにぎり・みそ汁。
糖質制限の指導は欠かせません。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:90mg/dl。

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Medical Tribune
ガバペンチノイドは疼痛万能薬にあらず
東京新宿メディカルセンター脊椎脊髄センター長 川口浩
2017年10月17日 10:08
研究の背景:学術的根拠ない「適応外処方」が蔓延
 ガバペンチノイド〔ガバペンチン(商品名ガバペン)、プレガバリン(同リリカ)〕は、α2δリガンドと呼ばれる薬剤のグループに属し、神経伝達経路の電位依存性Caチャネルであるα2δサブユニットとの結合を介して同経路を抑制するのが作用機序とされている。米国で開発された薬剤で、当初は抗てんかん薬であったが、最近、米食品医薬品局(FDA)が「帯状疱疹後神経痛、脊髄損傷後疼痛、糖尿病性神経痛、線維筋痛症」に限定した鎮痛薬として追加適応を承認している。
 ところが、日本の整形外科の医療現場ではガバペンチノイド、特にプレガバリンは慢性腰痛、坐骨神経痛、神経根性疼痛など、さまざまな一般的疼痛に対して広く使われている。そこにはなんの学術的根拠もない。
 今回紹介する論文は、慢性腰痛に対するガバペンチノイドの効果を示した系統的レビューおよびメタ解析であり(PLoS Med 2017;14:e1002369)、日本で蔓延する「適応外処方」に警鐘を鳴らすものである。
研究のポイント:プラセボや従来薬を上回る腰痛改善効果なし、有害事象は増加
 研究者らは、慢性腰痛に対するガバペンチノイドのランダム化比較試験8件(治療期間3〜14カ月)を解析した。
 その結果、3件の研究(患者計185例)において、ガバペンチンとプラセボで鎮痛効果に有意差はなく〔リスク比0.95(95%CI 0.61~1.49)〕、めまい感、疲労、視覚障害、思考困難などの有害事象がガバペンチン群で有意に多く認められた。2件の研究では、別の鎮痛薬への追加療法としてガバペンチンの有用性が検討されたが、結果は統合できなかった。
 また、3件の研究(患者計332例)においては、プレガバリンと別の鎮痛薬(トラマドール、アミトリプチリン、セレコキシブ)との比較が行われたが、疼痛スコア(10ポイントの疼痛スケール)に臨床的に有意な差は見られず〔同1.13(0.66~1.95)〕、めまい感がプレガバリン群で有意に多く認められた。
 これらの結果を踏まえ、研究者らは「ガバペンチンおよびプレガバリンは慢性腰痛患者に処方すべきではない」と結論している。
私の考察:問題の根源は「神経障害性疼痛」という病名
 最近、日本の整形外科の医療現場で、疼痛治療薬としてのプレガバリンが混乱を起こしているように私は思う。医薬品医療機器総合機構(PMDA)が認可したプレガバリンの適応症は「神経障害性疼痛、線維筋痛症」である。この「神経障害性疼痛」という病名は非常に曖昧で、日本の薬剤でこの適応症を得ているのは、プレガバリンだけである。
 プレガバリンは米・ファイザー社が開発し、日本ではファイザージャパンが輸入・販売している。その鎮痛作用の機序としては「α2δサブユニットとの結合を介して、神経伝達物質遊離を抑制すること」と、プレガバリンの添付文書に記載されている。しかしながら、このα2δサブユニットは通常状態では神経細胞にはほとんど発現していない。α2δサブユニットが強く発現するのは神経が強固に結紮された場合で、かつ、これもあくまでラットの実験レベルの話である。動物における強固な神経絞扼状態に相当するようなヒトの整形外科疾患の存在については、発売当初から疑問視されていた。
 今回紹介するプレガバリンの鎮痛作用に関するメタ解析では、対象論文は全て実薬対照である。整形外科疾患に対するプレガバリンの鎮痛作用に関して、公表されている「純粋な偽薬を対照とした臨床試験」は今までに2件しかない。坐骨神経痛を対象としたオーストラリアの試験(N Engl J Med 2017;376:1111-1120)と、腰椎神経根症の疼痛を対象としたドイツの試験(Pain 2010;150:420-427)のみである。両試験とも「プレガバリンはプラセボ(偽薬)と比較して有意な鎮痛効果がなく、副作用(めまい、傾眠などの精神症状が主)だけがプラセボより有意に高かった」と結論されている。すなわち、ラットでの神経の結紮は、ヒトにおける神経の損傷のモデルとはならないことが示されている。
 一方、前記2疾患の他にも、腰痛、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアによる神経根性の疼痛、関節症の疼痛など、一般的な整形外科疾患の疼痛にプレガバリンが有効であることを示した報告は、私の知る限り皆無である。
 プレガバリンが「神経障害性疼痛」の適応を得た経緯は、PMDA公式サイト内のインタビューフォームに明記されている。それによると、プレガバリンの効能が実証されたのは「帯状疱疹後神経痛」「脊髄損傷後疼痛」なのに、それぞれが「末梢性神経障害性疼痛」「中枢性神経障害性疼痛」と表現され、さらにこの2つが「神経障害性疼痛」という非常に曖昧で、なんとでも解釈できる病名にまとめられたのだ。
 販売メーカーが全ての疼痛において「神経障害性疼痛」が占める割合を過大視させるような情報伝達を行っているのも問題である。例えば、販売メーカーが運営する一般向けテーマサイト「疼痛.jp」では代表的な神経障害性疼痛として坐骨神経痛や腰椎症を挙げているが、坐骨神経痛や腰椎症を神経障害性疼痛とする学術的コンセンサスはない。
 プレガバリンは現在、一般的な整形外科疾患の疼痛に対して、非ステロイド抗炎症薬(NSAID)無効例の第二選択薬としてのみならず、第一選択薬としても数多く処方されている。FDAが認めた適応症があくまで学術的根拠に基づいた疾患に限定されているのに対し、日本に輸入された途端に、一般的な整形外科疾患の疼痛にまで広がってしまうのは、わが医療界の恥ずべきガラパゴス現象と言わざるを得ない。
 多くの患者が訴えている一般整形外科疾患の痛みは、「神経障害性疼痛」ではない。つまり、整形外科の臨床現場でプレガバリンの「適応外使用」が蔓延している。多くの患者が不適切な治療を受け、国民の血税が無駄に使われている。製薬メーカー、薬剤認可の審査担当者、販売後のレセプト審査員、そしてわれわれ不勉強な整形外科医は責任の重さをかみしめるべきだろう。今回紹介したような学術的根拠に基づいて患者に対峙する矜持を忘れてはいけない。
追記:米国でも適応外処方―N Engl J Medが誌説で批判
 この論考を脱稿後に、ガバペンチノイドの適応外使用の問題に関して重大な情報を入手した。米国でも承認された適応症を逸脱した処方が広く行われていることをN Engl J Med(2017;377:411-414)が誌説で批判したのだ。適応外処方の代表的疾患として腰痛と変形性関節症による痛みを挙げており、その背景にプレガバリンの販売メーカーによる過度のプロモーション活動があることを指摘している。
川口 浩(かわぐち ひろし)
1985年、東京大学医学部医学科卒業。同大学整形外科助手、講師を経て2004年に助教授(2007年から准教授)。2013年、独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)東京新宿メディカルセンター脊椎脊髄センター・センター長。臨床の専門は脊椎外科、基礎研究の専門は骨・軟骨の分子生物学で、臨床応用を目指した先端研究に従事している。Peer-reviewed英文原著論文全298編(総計impact factor=1503:2017年9月26日現在。2009年、米国整形外科学(AAOS)の最高賞Kappa Delta Awardをアジアで初めて受賞。2011年、米国骨代謝学会(ASBMR)のトランスレーショナルリサーチ最高賞Lawrence G. Raisz Award受賞。座右の銘は「寄らば大樹の陰」「長いものには巻かれろ」。

クスリが病気を呼ぶ典型です。
患者さんは信じて飲み続けています。

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by hanahanak2 | 2017-11-21 22:41 | 白血球 | Comments(0)

度々の咽頭痛

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性咽頭炎・扁桃炎では、細菌感染症が頻繁に紛れ込んでいますので、
「白血球数とその分類」検査の助けを借りて慎重に対処しています。

10月6日に書き込みした患者さん。
11月上旬、またまた、「咽頭痛」で受診されました。

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左急性副鼻腔炎、認めます。
咽頭後壁は高度腫脹ありますが、白苔はありません。

末梢血液白血球数:7,800/μl

従って、
ウイルス性急性咽頭炎・副鼻腔炎、との診断になります。

投薬は、
モンテルカスト錠+麻黄附子細辛湯カプセル。

9時血糖値:152mg/dl。
朝食:カレーパン+甘いヨーグルト
BMI:30超え肥満もありますので、
受診の度に、糖質制限指導していますが、糠に釘状態が続いています。

頻回の細菌性・ウイルス性呼吸器感染症の罹患は、年齢に無関係に異常です。
近い将来・遠い将来の健康状態が心配です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:108mg/dl。

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「炭水化物抜きダイエット」に潜む、2つの落とし穴とは… ヨミドクター
10/23(月) 12:10配信 在宅訪問管理栄養士 塩野崎淳子
 炭水化物は、消化吸収できる「糖質」と消化されない「食物繊維」に分けられます。
 最近、ダイエット法としても目にすることが多い「炭水化物抜き」というのは、「主食に含まれる糖質を抜く」という意味で使われることが多いようです。
 とはいえ、仮に私が糖尿病になったとしても、主食の炭水化物を完全に抜くことはできないと思います。薬と食事療法全体で糖尿病をコントロールできるのであれば、炭水化物の中でも大好きな白いごはんを外すことはないでしょう。
 在宅訪問栄養指導をしていると、「大好きな料理を食べられないくらいなら、死んだ方がまし」と言う方がいます。その気持ち、とてもよく分かります。「食べる楽しみ」は「生きる楽しみ」に深くつながっているのですね。
落とし穴その(1)…意外に多い 「炭水化物が多い野菜」
 ある友人から「炭水化物抜きダイエットをしているのに、全然痩せないんだけど、どうしてだろう」と相談されました。このような相談は医療や介護の専門職からも多く、どうやらみなさん「壁」にぶち当たっているようです。
 「炭水化物抜きダイエット」とは、ごはんやパン、麺類などの糖質を多く含む食品は可能な限り控え、もしくは一切取らず、野菜類と肉・魚介類、豆類、卵や乳製品をしっかり摂取するというものです。中には、この方法で劇的に体重を落とせた方もいるのですが、「ほとんど体重が変わらない」と訴える方もいます。
 ある友人は、炭水化物を抜く代わりに、野菜でおなかをいっぱいにしていたそうですが、よく聞いてみると「カボチャが好きで、サラダによく入れるのよね」とのこと。カボチャは、とても糖質が多い野菜です。そう伝えると、「えっ!そうなの? どうりで腹持ちがいいと思ったわ」と納得していました。
 「炭水化物が多い野菜」とは、カボチャ、トウモロコシ、レンコン、芋類、ユリネ、豆類(大豆以外)などです。これらの食品は、「糖尿病食事療法のための食品交換表第7版」では米やパンなどと同じカテゴリーに分類されているほどです。糖尿病の方は、これらの食品を食べる時には、主食の量を少し控えるなどして調整する必要があるのです。
落とし穴その(2)…かえってエネルギーを取りすぎているかも
 炭水化物抜きダイエットの一番の魅力は、「主食は食べず、おかずだけ食べる」という「分かりやすさ」ではないでしょうか。「おかずはどれだけ食べてもいいらしいよ」と自信満々に教えてくれる方もいますが、それはおすすめできません。
 例えば、仕事内容が主にデスクワークの成人男性(40代)に必要な1日のエネルギー量は、体格にもよりますが1日2500キロカロリー程度です。ごはんの目安は1食250~300グラム程度です。仮に1食のごはんが250グラム(茶碗1.5杯程度)だとすると、エネルギー量は420キロカロリー。これをもし「鶏のからあげ」に置き換えてみると約5個分。つまり5個未満でないと総エネルギー量は同じになってしまいます。からあげをうっかり食べすぎてしまうと、「ごはんの代わり」どころか、ごはんを食べるよりエネルギーを多く取ってしまうことになりますね。
 つまり、「主食を食べない」という安心感が、「うっかり食べすぎ」につながる恐れがあるということです。どんなに主食を抜いていても、体が必要としているエネルギー量よりも多く摂取した分は、体脂肪に変えられてしまいます。
 「なにをどれだけ食べればいいのか」が分からないまま、安易に炭水化物抜きダイエットをするよりも、食事量全体を6~7割程度に抑えて、間食や外食をなるべく控え、時間をかけながら体重の変動を見守る方が、ダイエットの近道になるかもしれません。
塩野崎淳子(しおのざき・じゅんこ)
 「訪問栄養サポートセンター仙台(むらた日帰り外科手術WOCクリニック内)」在宅訪問管理栄養士
 1978年、大阪府生まれ。2001年、女子栄養大学栄養学部卒。栄養士・管理栄養士・介護支援専門員。長期療養型病院勤務を経て、2010年、訪問看護ステーションの介護支援専門員(ケアマネジャー)として在宅療養者の支援を行う。現在は在宅訪問管理栄養士として活動。


読売新聞の信頼性が揺らぎますよ。
読んでいて恥ずかしいです。

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by hanahanak2 | 2017-11-17 22:35 | 白血球 | Comments(0)

1か月続く咳。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

風邪症状は大抵ウイルス感染症ですが、
時に細菌感染症も存在しますので、
「白血球数とその分類」検査で判断を仰ぐのです。

20歳代の患者さん。
1か月前より咳が続くとの事で受診されました。
医療機関への受診はありません。
猛烈な受動喫煙環境下でのお仕事との事です。
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異常な後鼻漏はありません。
咽頭後壁・咽頭側索、軽度の腫れを認めます。
披裂軟骨隆起の腫れ、軽度。
気管粘膜の発赤も認めます。
白苔はありません。

末梢血液白血球数:11,300/μl H
白血球3分類 リンパ球数  4,300/μl H
       単核球数    800/μl
       顆粒球数   6,200/μl
リンパ球数4千前後で、当院抗菌薬使用基準範囲内の判定は楽です。
ウイルス性急性咽頭炎・気管支炎、です。
従って、
モンテルカスト錠+フルティフォームエアゾール
の、選択になりました。

思うに、
受動喫煙も許されない社会は当たり前です。
志望者が減ってしまいます。
そして、当患者さんも、過剰糖質摂取を当然の如く続けておられます。
低糖質社会への移行を進めなければと診察の度に思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
17時血糖値:94mg/dl。

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と、いうことは、農薬に強い昆虫が生き延びる世界が進行しているということですね。
野菜もそうなんでしょうか。
安全な昆虫食の研究供給が求められます。

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by hanahanak2 | 2017-11-03 17:30 | 白血球 | Comments(0)

急性副鼻腔炎+急性咽頭炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
しかし、急性咽頭炎が合併すると、しばしばウイルスと細菌の混合感染症を呈してきます。
ここが悩ましい所です。

30歳代の患者さん。
交代制鼻閉が以前より続いているとの事です。
今回は、「鼻水・鼻閉の増悪・少々の咳」で受診されました。
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際立つのは、右への鼻中隔弯曲症です。
大量の粘性鼻汁がノドへ流れています。
よく見ると咽頭後壁に白苔を認めます。

末梢血液白血球数:14,400/μl H
白血球3分類 リンパ球数  3,900/μl H
       単核球数   1,500/μl H
       顆粒球数   9,000/μl H
決め手は、リンパ球数3千以上で4千近くまで増加している点です。

よって、ウイルス性急性副鼻腔炎+急性咽頭炎と判断し、
モンテルカスト錠+麻黄附子細辛湯カプセル
を、選択しました。

当患者さんの最大の問題点は、いつまでも続く鼻閉、です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:100mg/dl。

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外来で血糖値測定を続けていて感じるのは、
お元気な高齢者の方々は、過剰糖質摂取にも関わらず、食後高血糖の程度が軽い事です。
血糖値の変動幅が小さい高齢者の方々が、生活を謳歌出来ると思います。
「FreeStyleLibre」装着で簡単に解明できると思います。

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by hanahanak2 | 2017-11-01 22:15 | 白血球 | Comments(0)

毎月の風邪症状

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

「抗菌薬適正使用」の前進には、「白血球数とその分類」検査が絶大な効果を発揮すると思います。

現在、1歳3カ月児。
急性中耳炎、治癒状態は達成しています。

今月、「38度超えの発熱と咳」で受診されました。
風邪症状です。

「白血球数とその分類」検査しますと、
末梢血液白血球数:12,500/μl H
白血球3分類 リンパ球数 5,200/μl H
       単核球数   900/μl H
       顆粒球数  6,400/μl
これにより、ウイルス感染症、確定です。
ヘモグロビン(Hgb):10.5g/dl。
低糖質・高たんぱく・高脂肪・高カロリーをお願いしました。

1か月前にも、「37度台の発熱と咳」で受診されました。

末梢血液白血球数:22,000/μl H
白血球3分類 リンパ球数 14,800/μl H
       単核球数   2,100/μl H
       顆粒球数   5,100/μl
この場合も、ウイルス感染症です。

投薬は、モンテルカスト細粒とメプチンドライシロップ、です。

明らかなウイルス感染症には、抗菌薬診療は、止めましょうよ。

医学は進歩を遂げて遺伝子操作まで出来る時代に突入しています。
なんでこんなギャップが出来るのか不思議ですね。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:110mg/dl。

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基本は、早期発見・早期治療。
再発すれば、ゲノム医療に進むんでしょうね。

そうすると、感染症医療は停滞感を覚えます。

予防・治療・支持療法としての糖質制限は欠かせません。

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by hanahanak2 | 2017-08-28 16:57 | 白血球 | Comments(0)

何で?

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

「抗菌薬適正使用」の一歩として、「白血球数とその分類」検査を推奨しています。

1歳3か月児。
先日より、鼓膜穿孔疑いで経過観察しています。
6月13日に38度超え発熱あり、14日近くの小児科受診しました。
「白血球数とその分類」検査と「CRP」検査を受けました。
末梢血液白血球数:14,700/μl H
白血球3分類  リンパ球数  8,100/μl H
        単核球数   1,300/μl H
        顆粒球数   5,300/μl
CRP:2.3mg/dl H
白血球数高値・CRP高値の為、細菌感染症との説明を受け、
メイアクト(第3世代経口セフェム系抗菌薬)その他の投薬を受けました。
Hgb(ヘモグロビン):11.5g/dl。低値傾向。
貧血傾向の説明はありません。

お薬手帳拝見しますと、
2016年
12月
メイアクト:第3世代経口セフェム系抗菌薬 3日分
2017年
2月
トスフロキサシン:フルオロキノロン 4日分
4月
トミロン:第3世代経口セフェム系抗菌薬 5日分
6月
メイアクト:第3世代経口セフェム系抗菌薬 5日分

フルオロキノロンの耐性化が世界的に問題になっております。
第3世代経口セフェム系抗菌薬は通常量では組織移行性が悪く細菌感染症であっても効果は低いと思います。

大人も子供たちも、ウイルス感染症に抗菌薬診療を受け続けております。
耐性菌のまき散らしです。
その上、乳幼児の貧血は放置されています。
その原因は、糖質に偏った食事です。

耐性菌の被害を受けるのは私たちです。
糖質に偏った食事で被害を受けているのも私たちです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:105mg/dl。

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今からでも遅くはありません。
糖質制限と並行してインスリンの減量をやることです。
まだまだ若いです。
十分可能です。
「病気になったのは自分のだらしなさ」ではありません。
医療関係者の・・・・・・・です。

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by hanahanak2 | 2017-06-16 22:26 | 白血球 | Comments(0)

検出菌は起炎菌ではありません。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす行為と言わざるを得ません。

4歳の患者さん。
5月30日に、「発熱・鼻汁・咳」にて小児科受診しました。
溶連菌抗原キットにて咽頭よりの迅速検査しました。
結果、陽性でしたので、「溶連菌感染症」と診断され、
バナン(第3世代経口セフェム系抗菌薬です)の投薬を受け服用していました。
6月3日夜。左耳痛を訴え数時間後には耳痛は軽減し、
6月4日、当院受診されました。

誤り1.
溶連菌の検出は事実ですが、検出菌を起炎菌と断定するのは余りにも乱暴です。咽頭には溶連菌が常在している事実を無視しています。
誤り2.
バナンという経口第3世代経口セフェム系抗菌薬は、病巣への移行が非常に低い抗菌薬です。あらゆる細菌感染症治療に効果が期待出来ない抗菌薬との評価が決定的です。

鼓膜鏡での観察で、
左急性中耳炎
右滲出性中耳炎。
末梢血液白血球数:14,400/μl H
白血球3分類 リンパ球数  4,800/μl H
       単核球数    900/μl H
       顆粒球数   8,700/μl H
ヘモグロビン(Hgb):12,1g/dl。貧血傾向あり。

ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎です。

当院での投薬は、
モンテルカスト細粒とメプチンドライでした。
一連の症状は全てウイルス性急性呼吸器感染症でした。
ウイルス感染症には抗菌薬は使わない。
難しい判断ではないはずです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:115mg/dl。

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原因が、
鼻腔通気度不良であれば、鼻中隔手術・鼻甲介手術で解決できます。
肥満は、糖質制限をきちんと行えば解決は簡単です。

しかし、「舌やあご」となるとかなり困難です。
やはり、糖質制限は欠かせません。
骨・筋肉の発達には、十分なたんぱく質・脂肪が必要です。

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by hanahanak2 | 2017-06-05 22:17 | 白血球 | Comments(0)

白血球数2万超え

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
「白血球数とその分類」検査で、おおよそ判定できます。

耳痛で来院された3歳児。
鼓膜鏡での観察で急性中耳炎と診断しました。

ここで「白血球数とその分類」検査をいたします。
「抗菌薬適正使用」の為に一手間掛けるのです。

末梢血液白血球数:22,700/μl H
白血球3分類 リンパ球数   6,600/μl H
       単核球数    1,500/μl H
       顆粒球数    14,600/μl H
この数値はウイルス感染症を示しておりますよ。
決め手は、
リンパ球数3千以上です

この情報発信を、お一人でもご理解いただけるとうれしいです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:102mg/dl。

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加齢黄斑変性は失明原因の第4位です。
この病気も記事に書かれているように「血管」の病気です。
血管が詰まらなければ事実上発生しないです。
つまり、血糖を上げない食事で予防できるはずです。

私は、治療より、予防を選択します。

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by hanahanak2 | 2017-04-23 22:13 | 白血球 | Comments(0)

白血球数2万超えでも抗菌薬不要です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
当院では、ウイルス感染症と確定できた患者さんには抗菌薬は使いません。

5歳児の患者さん。
1年前に「右耳痛・耳漏」にて受診されました。

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左鼓膜は正常。
右は耳漏で鼓膜の確認できません。
末梢血液白血球数:14,800/μl H
白血球3分類 リンパ球数  6,300/μl H
       単核球数   1,400/μl H
       顆粒球数   7,100/μl H
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎と診断説明しました。
投薬はせずに診察終了したみたいです。

以後の来院なかったですが、
今月、同じように「右耳痛・耳漏」で来院されました。
末梢血液白血球数:21,700/μl H
白血球3分類 リンパ球数   6,700/μl H
       単核球数    1,500/μl H
       顆粒球数    13,500/μl H
リンパ球数が決め手です。
リンパ球数3千以上はウイルス感染症です
今回は投薬しました。
モンテルカスト
メプチン
です。

白血球数2万超えですが診察終了すれば機嫌良くなりました。
「ぐったり感」は全くありません。
これもウイルス感染症の特徴です。
全てのウイルス感染症が該当するわけではありません。

この患者さんのように、急性中耳炎・急性副鼻腔炎はには抗菌薬は要らないのです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日21時半血糖値:113mg/dl。

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愛子さまの痩せは激しいですね。
主治医をはじめ皆さんがサポートしているはずですよね。
正しい食事をお願いしたいです。

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by hanahanak2 | 2017-02-26 21:58 | 白血球 | Comments(0)