原因は副鼻腔炎と思います。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
①糖質制限の提案・普及。

本日の話題は鼻出血です。
予告なしのポタリは気分の良いものではありません。

小学生の患者さん。
1か月前より毎日のように右鼻出血が続いています。
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右鼻中隔前半部(キーゼルバッハ部)からの出血を認めます。
両側総鼻道に半乾き大量粘膿性鼻汁を認めます。
副鼻腔炎の検索を要します。
中鼻甲介付近では、中鼻道・嗅裂は閉鎖状態で、大量の粘性鼻汁が湧出しています。
慢性?急性?副鼻腔炎が鼻出血の引き金になったと思います。

投薬は、モンテルカストチュアブル錠を続けてもらうのですが、
クスリで簡単に過剰な鼻汁が改善するとは思えません。

繰り返すウイルス性急性副鼻腔炎を阻止する必要があります。
従って、
糖質制限との2本立ての対応が望まれます。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:111mg/dl。

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お元気であれば、「60歳は鼻たれ小僧」とか?
過剰糖質摂取の生活は、高齢になるにつれ自由を奪われていく歩みになりますよ。
馬鹿な食生活は即刻止めましょうよ!

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# by hanahanak2 | 2017-09-19 21:51 | 鼻出血 | Comments(0)

1歳の子供さんがRSウイルス感染症。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。
「白血球数とその分類」検査で分かります。

30歳代の患者さん。
2週間前より「膿性鼻汁と左頬部痛」が治らないとの事で受診されました。
1歳の子供さんがRSウイルス感染症と診断され投薬を受けておられます。
a0082724_20451083.jpg
両側中鼻道には大量膿性鼻汁
左により多く、右はオレンジ色ですから少量の副鼻腔出血が疑われます。
右嗅裂にも大量膿性鼻汁です。
左嗅裂の状態は把握できません。
左への鼻中隔突出の為、ファイバースコープ挿入強行は止めました。

「白血球数とその分類」検査は、
末梢血液白血球数:6,900/μl。
白血球3分類 リンパ球数  2,000/μl
       単核球数    600/μl
       顆粒球数   4,300/μl
数字的には正常を示していますが、
RSウイルスを始めとする、
ウイルス性急性副鼻腔炎、確定です。

膿性鼻汁だから細菌感染症という常識は、非常識なんです。

従って、
モンテルカスト錠と麻黄附子細辛湯カプセルを選択しました。

つまり、
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。

子どもさんからのウイルス感染症を遮断する手段として、
糖質制限をお勧めしました。
母子で、親子で!
貧血の問題もありますし。

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[スーパー糖質制限]実行中。
8時半血糖値:95mg/dl。

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高齢で活力衰える「フレイル」、国内250万人が該当か
9/18(月) 10:59配信
フレイルとは?
 高齢になって心身の活力が落ちた「フレイル」と呼ばれる状態の人が、国内に少なくとも250万人はいるとみられることが、日英の研究チームの解析でわかった。フレイルの人は介護を必要とする状態に近いが、栄養や運動の改善などに早めに取り組めば元気を取り戻しやすいといわれる。研究チームは対策につなげて欲しいとしている。
 フレイルは「虚弱」を意味する英語「frailty(フレイルティー)」からきている。健康と要介護状態の中間的な位置づけで、主に体重の減少や握力の低下といった項目がある米国の基準で判定されてきたが、日本人の実態はよくわかっていなかった。
 児島剛太郎・ロンドン大客員研究員(老年病学)らが、これまでに発表されたフレイルに関連する約1500本の論文のうち、65歳以上の日本人の割合について述べた5本を解析したところ、入院せずに地域で暮らす人の7・4%がフレイルという結果だった。
 児島さんは「分析した集団は比較的健康な人が多いと推定された。実際には、フレイルの人はもっと多いはず」としている。総務省の人口推計(今年7月)で65歳以上の人口は3477万8千人おり、その中の少なくとも250万人が該当するとみられる。
 欧米人を中心に調べた研究では、フレイルの割合は9・9%。追加調査で日本人を年代別に分析すると、フレイルの割合は65~74歳では海外に比べて低く、80歳以上では高かった。
 研究チームの一人で、日本老年医学会理事長の楽木宏実・大阪大教授は今回の結果について「国や自治体の担当者がフレイル対策に取り組むための基礎データとして活用してほしい」と話す。フレイルの人が元気を取り戻すためには、肉類も含めてしっかり食べて日常的に運動をするほか、社会活動に積極的に参加することなどがすすめられている。(編集委員・田村建二)
朝日新聞社

赤ちゃんから高齢者まで、食生活の改善が必要です。
過剰糖質摂取では健康は望めません。

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# by hanahanak2 | 2017-09-18 21:03 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

今年から、人工透析・・・・・

アップに失敗しましたので超簡単で書きます。

2015年4月21日に書き込みした患者さん。
今月、声がれで受診されましたが、
今年から人工透析受けておられました。
当時、懸命な糖質制限指導しましたが再診叶わずでした。
内科指導の食事を続けておられたのでしょう。

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糖質制限で透析回避出来そうに私には見えるのですが。
残念です。

今回受診時、
10時血糖値:194mg/dl。
朝食:クリームパン・ご飯・卵・カスピ海ヨーグルト+ミカンとパイナップルの缶詰。

これでは、次の糖尿病(食後高血糖)合併症・関連疾患を呼ぶ事になりそうです。

またもや、懸命な糖質制限指導です。
「分からい事はいつでも電話して下さい」とも言うたのですが、
再診は叶わなかったです。

残念です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:105mg/dl。

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「糖尿病を予防し、糖尿病患者の透析導入を防ぐ」
糖尿病患者さんは減っていません。
「過剰糖質摂取」を是正しない限り現状は続きます。
ほんと、日本は沈没しそうですよ!

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# by hanahanak2 | 2017-09-17 22:10 | 糖質制限 | Comments(0)

下鼻甲介・中鼻甲介超音波凝固術後。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
①糖質制限の提案・普及。

後鼻漏の原因として、下鼻甲介手術である経験をしました。
60歳代の患者さん。
長年、咳・痰(後鼻漏)で悩んでおり、
モンテルカスト錠・フルティフォームエアゾールを続けてもらっているのですが、
コントロールはイマイチでした。
喘鳴はありません。
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昨年11月の状態です。
手術をするほどの鼻甲介の肥大はありませんが、より鼻腔通気度の改善目的で、
下鼻甲介・中鼻甲介超音波凝固術を行いました。
日帰り局所麻酔下手術です。
片側ずつ行います。

ところが、今年6月、
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右下鼻甲介に肉芽発生し、そこからの分泌物が後鼻漏として流れているのを確認しました。
凝固を「骨に達する」程度にやったのが原因と思います。
肉芽の自然脱落を期待しましたが改善の兆しなく、
今月、肉芽切除しました。

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なお、当患者さんのCT画像は、著変ありません。
患者さんも、内視鏡下副鼻腔手術は避けたいお考えでしたので、鼻甲介手術を選択した分けです。

下鼻甲介の傷が治った段階で治療法の再検討をするつもりです。

それと、難聴が・・・
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補聴器装着されております。
上手に使いこなしておられます。

そんなこんなで4年前より、糖質制限の指導をしています。
体格は、痩せです。
スタンダード糖質制限」のようです。
HbA1cは6.0%以下が続いています。
クレアチニン:1.0mg/dl未満達成を願っています。

耳鼻咽喉科疾患にも過剰糖質摂取の影響があると思います。
食生活は極めて重要なんです。
クスリは限定的な使用に留めて欲しいです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:100mg/dl。

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「生活習慣病の増加で、アジアを中心に腎不全患者は急増中だ」
と、記者の方は看破しております。
腎不全は、過剰糖質摂取を改めることで激減すると思います。
マスコミの方々も情報はキャッチしているはず。
肝心なことを言わない。
何なんでしょう?

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# by hanahanak2 | 2017-09-16 21:52 | 後鼻漏 | Comments(0)

残酷な歳月

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
①糖質制限の提案・普及。

高齢者の難聴を見るにつけ、糖質制限の重要さを思うこの頃です。

76歳の患者さん。
難聴を主訴として来院された分けではありませんが、聴き取りが非常に悪いのです。
当院初診は、1979年昭和54年、右耳鳴、でした。

聴力検査しました。
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ここまで悪化しますと、大きな声でゆっくりと話さないと会話が出来ません。
患者さんは、全く気にしていません。
仕事も、未だ現役でバリバリされています。

いつものように、
BMI:25.1.
9時半血糖値:99mg/dl。
朝食は欠食でした。
昼食は?
だいたい、麺類。
血圧:180/90mmHg。
2回目:190/80
3回目:180/90
降圧剤内服中との事でした。

過体重、難聴の進行、高血圧、
なんでこうなるか?
諸悪の根源は過剰糖質摂取、ですよね。
糖質制限を説明しましたが・・・・・・
真剣に聞いていた様子はありませんでした。

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36年前のカルテに「右鼻茸」の記載がありましたので確認しました。
右鈎状突起の肥大を鼻茸(ポリープ)と診断してました。
左中鼻道には大量の粘性鼻汁(後鼻漏)ありました。
右中鼻道と両嗅裂は、少量の粘性鼻汁でした。
ノドは軽度狭いようです。
これらから発生する症状を聞いても、全く気にしておられません。

耳鼻咽喉科医は、
軽度の難聴であっても、それを契機に「過剰糖質摂取」の改善を要請して欲しいです。
難聴は、「糖尿病性(高血糖性)細小血管障害」と思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:101mg/dl。

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糖質制限勉強も約10年。
「糖尿病性腎不全を回避できるのは糖質制限」という思いを強くしています。
「低糖質・高たんぱく・高脂肪・高カロリー」食は、血管を詰まらせる事は激減します。
「過剰糖質摂取」は、血管を詰まらせます。
毛細血管の塊である腎臓は悲鳴を上げてしまいます。

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# by hanahanak2 | 2017-09-15 21:53 | 難聴 | Comments(0)

不必要な抗菌薬は使いません。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。
こんな現状は一刻も早く改めて欲しいものです。

現在8歳5カ月児。
2013年12月7日と8日に書き込みした患者さん。
その後も改善しては増悪を繰り返していました。
ご家族はその都度大変心配するのです。
時々は「白血球数とその分類」検査で、ウイルス感染症を証明するのです。

今年1月30日にも、「38度超え発熱と耳痛」にて受診あり。
a0082724_15161069.jpg
耳痛のピーク時に泣きながら受診されました。
痛いのは、左です。
右も急性中耳炎です。
重症の急性中耳炎・急性副鼻腔炎、です。
末梢血液白血球数:10,800/μl H。
白血球3分類 リンパ球数  3,200/μl 
       単核球数    800/μl 
       顆粒球数   6,800/μl
どちらの方向からみても、ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎、です。
モンテルカストチュアブル錠とメプチンドライシロップ、の選択になります。
ヘモグロビン(Hgb):13.9g/dl、でした。

そして、今年6月、
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初めての治癒状態を達成しました。
左急性副鼻腔炎についてはやや問題ありますが、経過観察といたしました。

その後、例年になく元気に過ごされています。

実行されているかどうかは定かでありませんが、
折に触れて、
糖質制限をお勧めしています。

つまり、3年前からの一連の急性中耳炎・急性副鼻腔炎の経過中、
抗菌薬は、必要なしでした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:99mg/dl。

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人工透析されている患者さん。
最近、非常に多いですね。
本日も、今夏より始められた患者が受診されました。
2年前、クレアチニン:2~3mg/dl、でした。
糖質制限を強く勧めましたが、それっきり。
今朝の食事:菓子パン・目玉焼き・自作カスピ海ヨーグルトに缶詰フルーツ(オレンジ+パイナップル)。
これではね・・・・・
次の合併症を起こしますよ。

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# by hanahanak2 | 2017-09-14 15:49 | 急性中耳炎 | Comments(0)

白米はNG

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
①糖質制限の提案・普及。

こんな記事がありました。

JリーグPRESSBACK NUMBER
ジェフ千葉から消えた脂身と白米。
監督が持ち込んだ食事革命が凄い。

posted2017/09/08 11:30
 9年ぶりのJ1復帰を目指すジェフユナイテッド千葉は、今季、いままでにない大改革を進めている。
 エスナイデル新監督が率いるチームは、極端なまでのハイラインで守り、猛烈なハイプレスをかけ続ける。前にも後ろにも、とにかく走るのだ。夏場でも、その運動量が落ちることはない。なぜ、そこまで走れるのか――。
 監督は「そこにミステリーはない」と言葉に力を込める。厳しいフィジカルトレーニングを課しているのは想像に難くないが、それだけではない。強度の高い練習をこなす体作りから見直し、徹底して食事改善に取り組んでいるのだ。
 現役時代、イタリアのユベントス、スペインのレアル・マドリーなど、欧州の名門クラブでプレーしてきた元アルゼンチン代表にとっては、当たり前のことを当たり前にしているだけだという。
脂身、濃い味、白米が並ぶ食事に監督があ然
 きっかけは、シーズン開幕前の沖縄キャンプだった。
「なぜこんなに味付けが濃くて、脂っこいものが多いんだ!」
 エスナイデルは、宿泊ホテルのビュッフェ形式のレストラン会場であ然とした。
 テーブルに置かれたメイン料理は脂身のある牛肉、味付けされた豚肉に皮の付いた鶏肉、それに濃い味付けの魚まで……。
 パスタのソースも選び放題で、おかずもよりどりみどり、まさにリゾートホテルで食事を楽しむそれだった。選手の皿を見ると、牛肉、豚肉、鶏肉などがてんこ盛り、さらに白米まで添えられているのを見ると、ふつふつと怒りが込み上げてきた。
「これはアスリートの食事ではない!」
 欧州の一線で活躍してきたプロフットボーラーの常識では、考えられないメニューだった。
「私が要求するフィジカル的な負荷に対応できるようにするためには、食事から改善しないといけない。食事の質をもっと上げるべきだ。栄養価の高いものを摂り、無駄な脂肪は摂る必要はない」
監督から毎日のように届く調理法のリクエスト。
 体脂肪率は、12%以下にすることを徹底。監督は現役時代から信頼を置くアルゼンチン在住のフィジカルトレーナーの助言を受けながら、すぐに「食事改革」を断行した。高橋悠太GMをはじめ、チームスタッフに有無も言わさず、献立の変更を指示。沖縄キャンプ2日目からメイン料理は1種類のみとなり、パスタのソースも消えた。食事の手配をするマネジャーの福島佑馬は、監督に言われるがままにホテル側へ細かくオーダーした。
「肉の脂身を全てカットし、素焼きでお願いします。豚肉は一切なし。パスタはゆでるだけで大丈夫です。ソースはなしで、粉チーズとタバスコだけを置いてください。フルーツ、ドライフルーツ、ナッツ、ヨーグルトは用意してほしいです」
 ホテルからは「本当にそれでいいのですか?」と確認されたという。
 主食の白米も玄米へ変更。これが大変だった。ホテルには用意がなく、自前で調達することに。福島マネジャーは高橋GMと一緒に沖縄のスーパーマーケットを駆け回り、数日かかって3軒からキャンプ全日程分の玄米を購入した。ホテルに持ち込むと、調理場では玄米を炊いたことがなく困惑。一度試し炊きして、水の加減なども確認した。
 舞台裏でてんやわんやの大騒ぎをしているなかでも、監督からは毎日のように脂を使いすぎない調理方法や味付けまで細かいリクエストがきた。福島マネジャーは、「ホテル側に急で無理なお願いもした」と申し訳なさそうに話す。
当初は「味がしないし、肉は固すぎる」と不評。
「いまではすっかり(監督の要望にも)慣れましたが、キャンプは地獄のようでした」と苦笑しながら振り返る。当初、一部の選手からは「パスタは味がしないし、(素焼きの)肉は固すぎる」と不満も出たが、「全ては監督の決めたことだから」と言い聞かせた。
 キャンプが終わり地元の千葉に戻ると、クラブの栄養士にも協力してもらい、食事管理を続けた。千葉のクラブハウスは食堂を完備しており、「節制メニュー」を毎日、全員の選手たちに食べさせることができる。こだわっているのはメニューだけではない。食べる分量、食事を摂る時間、1日の食事回数もすべて決まっている。
町田「焼き方を失敗した肉かなと思ったくらい」
 8月のある日、午前10時のチーム練習が終わった昼食時の12時半。千葉のクラブハウス2階にある食堂には、選手のほぼ全員がそろっていた。ビュッフェ形式でそれぞれが料理をトレーにのせていく。
 メインのおかずは鯖の素焼き1品のみで、味付けはすりおろしポン酢。玄米、パン、パスタは選べるが、ソースは脂分を抑えるためにじゃが芋豆乳ソースのみ。汁物はコーンスープ。サラダと付け合せの納豆、梅干し、漬物に加えて温野菜、ヨーグルトと一緒にドライフルーツ、ミックスナッツ、はちみつ、ジャム、玄米フレークが用意されている。そのほかにはプチトマト、フルーツがあるだけで、飲み物は牛乳、果汁100%のオレンジとりんごのみ。鉄分強化のための補食メニューとして、牛肉の高野豆腐炒めがあった。
 食堂に張り出される1週間の献立表を見ると、メインのおかずは常に1品で、魚の素焼きか牛または鳥の素焼きばかりが並ぶ。赤身の牛肉は、やはり固いようだ。当初、町田也真人は「焼き方を失敗した肉かなと思ったくらい。あごが痛くなるほど」と苦笑いを浮かべていた。
朝食は400から700キロカロリー。
 午前練習前の朝食は、消化最優先のメニュー。胚芽パン、くるみパンなどライ麦などを使った「黒いパン」を主食として、小麦を精製した「白いパン」はNG。玄米フレーク、ミューズリー、さらにはカットフルーツ、ヨーグルト、ドライフルーツ、素焼きのミックスナッツ(塩分カット)が並ぶ。選手の個人差はあるが、摂取するのは400キロカロリーから700キロカロリー程度だという。
 朝食は午前8時、昼食は午後12時半からクラブハウスの食堂で、基本的に全員そろって食事を摂ることを義務付けている。帰宅後も特製メニューのレパートリーがあり、午後4時に軽食、午後8時に夕食を摂るように勧めている。
 アウェーの宿泊ホテルでも、「節制レシピ」は変わらない。玄米がなければ、マネジャーがすぐに配送の準備を整える。調理方法のリクエストも、どこのホテルに泊まっても同じだ。
体脂肪率や体重がハッキリ変わり、今では選手も……。
 食事管理を始めて約半年。週に1度、体組成計で体脂肪率、筋肉量、体重などを事細かくデータを取っているが、その数値は見違えるように変わった。選手たち自身も、体の変化を実感している。
 体脂肪率が4%、体重は4kgも減少した主将の近藤直也は「体はすごくいい状態。腸のコンディションもいい。体の内側から変わってきている」としみじみ話す。「食事もトレーニング」として割り切っており、「それがプロ。カレーが好きだったけど、今年は1回も食べていない」と笑う。
 大学時代から連戦が苦手だった町田も毎試合のように前線から走り回り、「今年は動けている感覚がある」とコンディションの充実ぶりを口にする。家では夕食に麦ご飯を妻と食べており、「やってみないと分からないもの。効果はあるんですね」と納得している。
 エスナイデルは確かな手応えを感じている。
「選手たちの意識は高くなっている。セルフケアの意味が分かってきた。サッカー選手は24時間、サッカー選手であるべきなんだ。体は商売道具、ケアして当然」
 選手の体をF1の車体にたとえながら、最高のマシンでも悪いガソリンを入れれば、ベストパフォーマンスは発揮できないという。
「食べるべきものを正しく食べれば、もっと走れる」
 エスナイデルの言葉は自信に満ちていた。選手たちのフィジカルパフォーマンスは着実に上がっている。あとはピッチで結果を出すだけだ。

欧米のサッカー選手の食事はこういうのが常識なんですね。
①精製された穀物
②動物性脂肪
はNG食品なんですね。
日本で推奨されている「日本食かつバランス栄養食」は非常識な過剰糖質摂取です。

医療界でもスポーツ界でも、糖質制限へのかじ取りが始まっています。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:101mg/dl。

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昨日の続きです。
最終回です。

【栄養士の誤解7】日本の栄養学は科学的に正しい
以上のようなことは、何も特別な話ではなく、よく勉強している医師なら誰でも知っている生理学的な事実です。私の病院の栄養士さんや、ほかのよく勉強されている栄養士さんたちも、こうした最新知識をよく知っておられ、正しい食事指導をしています。
でも、残念なことに、いまだ大多数の栄養士さんが、時代遅れの誤った“栄養学”にとらわれたままです。
日本では、栄養学のレベルが病院によってバラバラだという現状があります。現場の栄養士さんが最新知識をよく勉強していればレベルが高く、不勉強だと間違いが多いという具合に、あくまでも個人の努力に頼った食事指導がなされているようです。
これは、栄養士の教育についての認識が低いせいでしょう。
そもそも日本においては、栄養学の地位が低いように感じます。そのため、科学的に検証されていない事柄を、疑いもしないで堂々と教えてしまうのです。
欧米では栄養学の地位はもっと高く、きちんとした科学として扱われています。
人間にとっての栄養とは何か、生理学的にきちんと事実を解明し、病気との因果関係を統計学的に調べてから事実として採用しているのです。これらは「人間栄養学」という分野で、医学部でも基礎知識としてしっかり教育しています。
これに対して、日本の栄養学の現状は寂しい限りであり、そもそも「人間栄養学」そのものが学問として存在しません。
短大や専門学校の養成課程を卒業すれば「栄養士」の資格を得られてしまうのが実態です。さらに、4年制大学の栄養学コースを出て、簡単な国家試験(2017年の新卒合格率92.4%)をパスすれば、「管理栄養士」になれてしまうのです。
どちらの場合も教育内容は、数十年間ほとんど変わっておらず、新しく解明された科学的な事実もあまり教えられていないようです。
これでは、日本の栄養学は欧米から取り残されてしまいます。
日本と欧米とで、栄養学の地位の差が象徴的に表れているのは、医学教育における態度の違いということなのです。
日本の栄養学には、多々、問題があります。非常に多くの間違った古い常識を信じているのが現状ですが、そのために、「正しくない食事」が広められてしまいます。
1日も早く、欧米並みに科学的な最新知識を学び、栄養学の教育現場に届けてほしいものです。


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# by hanahanak2 | 2017-09-13 17:54 | 糖質制限 | Comments(0)

30年後・・・・

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
①糖質制限の提案・普及。

昨日、書き込みした患者さん。
外耳道には真菌症を疑う耳垢はありましたが、鼓膜著変なし。
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30年後の残酷な現実です。
高尿酸血症以外治療すべき病気もなく元気で過ごしておられたに関わらず。
難聴・耳鳴に関しては、薬物治療では治せない予防出来ないのが一致した考えです。

しかし、
聴覚の悪化を放置してはならないと思います。
会話が成立しない状況に追いやられてしまいます。

病気の予防老化の予防を達成できるのは、正しい糖質制限と考えられます。
皆さん、現状の食事をよくお考え下さい。

ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」の内容に、死角はありません。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:96mg/dl。

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昨日の続きです。医師も猛省が必要です。

【栄養士の誤解6】タンパク質をとりすぎると腎臓に悪影響がある
カロリー制限説と脂肪悪玉説の2つが否定されたこと。
近年の栄養常識の変化として、大きな出来事はこれですが、もう一つ注目したいものがあります。それは、タンパク質に関する常識の変化です。
今までは、タンパク質をとりすぎると、腎機能に悪影響があると信じられていました。
糖質制限食は糖質を減らす分、脂質とともにタンパク質の摂取が増えますが、この常識のため、糖質制限は腎臓に悪いとする医師や栄養士がいました。
ところが、この健康常識にも、疑いの目が向けられているのです。
というのも、タンパク質のとりすぎが腎機能の悪化につながるという、確かな医学研究がないからです。そのため、この常識も変わりつつあります。
まず、厚生労働省は腎機能の正常な人について、タンパク質をとる量の上限を設けることをやめました。2015年度版の「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)では、タンパク質の過剰摂取による健康障害には十分な根拠はないとしたのです。
腎機能に障害のある人については、日本腎臓病学会はまだ「低たんぱく食を推奨する」としています。けれど、この推奨には科学的根拠があまりないことを学会自身が認めているのです。
実は、2013年10月、アメリカ糖尿病学会(ADA)は栄養療法に関する声明のなかで、「糖尿病腎症に関しては、低たんぱく質食を推奨しない」と言い切っています。
つまり、腎症であっても、タンパク質を控えることで効果はなかったと、アメリカ糖尿病学会は判断したということです。
腎機能の障害のある人には低たんぱく食という常識も変わりつつあるのです。


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# by hanahanak2 | 2017-09-12 17:59 | 難聴 | Comments(0)

お勧めは、内視鏡下副鼻腔手術ですが・・・・

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
①糖質制限の提案・普及。

75歳の元気な患者さん。
初診は30年前の耳鳴でした。
10年前に痰が掛かるとの事で受診2回あります。
今回は、半年前から痰がノドに掛かって治らないので受診されました。
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右鼻腔が狭いです。
狭いと鼻入口部はビラン・痂疲を作る傾向になるようです。
中鼻道には著変認めません。
左嗅裂に3個の小さいポリープを発見しました。
右蝶形洞自然口は小さく、鼻汁の湧出を認めます。
左右の嗅裂の病変が痰(後鼻漏)の原因と思われます。

左右外耳道に綿状の耳垢があります。
以前、抗真菌薬塗布しましたが治癒確認していないので今回は決着付けたい所です。

病歴としては、
20歳代に両副鼻腔根本術
30年以上前より、難聴・耳鳴。
高尿酸血症で内服治療中。

体調、
体格は、過体重なし、痩せもなし。
血圧:125/87mmHg。
9時半血糖値:129mg/dl。
朝食:食パン1枚+マーガリン・牛乳・プレーンヨーグルト+ジャム

基本は、内視鏡下副鼻腔手術。
嗅裂側から、上鼻道と蝶形洞を開放することを勧めたい所ではありますが・・・・・

近所の医療機関でCT撮影をお願いして再考したいと思います。

投薬は、モンテルカスト錠。

ポリープ・慢性副鼻腔炎も小さいころからの過剰糖質摂取が原因と思います。
乳幼児期の繰り返す居座る急性副鼻腔炎が食生活と関係すているはずです。

健康生活には糖質制限は欠かせません。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:95mg/dl。

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昨日の続きです。
医師の責任は重大です。

【栄養士の誤解5】糖質だけ減らしてもあまり意味がない
栄養士のなかには、重大な誤解をしている人がいます。タンパク質や脂質でも、血糖値が上がるというものです。
しかし、血糖値を直接に上げるのは糖質だけです。タンパク質や脂質を食べても直接、血糖値は上がりません。
これは科学的に証明されている事実です。
この事実を知らないせいで、栄養士が糖質制限食の意義を誤解するケースが、ままあるのです。
かつて、栄養士が学校で教わった栄養学では、こうなっていました。
「タンパク質や脂質も、血糖値を少し上げる」
これは古い認識で、実は科学的な根拠のない主張でした。その後、欧米では生理学的な研究が進められて、食事のタンパク質や脂質は直接に血糖値を上げないことが確認され、常識となっているのです。アメリカの糖尿病学会(ADA)の患者教育用テキストブックにおいても、2004年からこのことが明記されています。
ところが、日本の栄養学の教育現場では、いまだにこの事実を教えず、古い認識をそのままにしているのです。
そんな間違った教育を受けた栄養士たちはこう思っています。
「糖質だけ減らしても、タンパク質や脂質だって血糖値を上げるんだから、あまり意味がないじゃないの」
こんな誤解をしてしまっては、糖質制限食の意義がわからないのも無理はありません。
科学的に証明されている事実はこうです。
「食事をとったとき、血糖値を直接に上げるのは糖質だけ。だから、食事の糖質を減らせば減らすほど、食後の血糖値は上がらなくなる。血糖値が上がらないから、インスリンもあまり必要なくなる。高血糖も高インスリンもないから、糖尿病にも肥満にも動脈硬化にもなりにくい」
つまり、よいことだらけの糖質制限食の意義は、最初の事実である「血糖値を直接に上げるのは糖質だけ」という点にかかっているわけです。
残念ながら、日本の栄養学の教育は遅れています。
栄養学の先生たちは、日本人の健康に深く関与する栄養士を育てるのですから、どうか、つねに最新の科学研究の成果を学んでほしいものです。
「タンパク質のとりすぎが腎臓に悪い」には根拠がない

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# by hanahanak2 | 2017-09-11 21:39 | ポリープ | Comments(0)

抗菌薬は不要です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。
人類はこんな馬鹿な行為を永遠と続けるつもりなんですかね?

両耳痛にて受診された6歳の患者さん。
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小児急性中耳炎診療ガイドラインでは、「重症」です
抗菌薬投与を勧めています
細菌感染症と決めつけているのです。
誠に不思議な決定過程です。

末梢血液白血球数:10,000/μl
白血球3分類 リンパ球数 2,800/μl
       単核球数   800/μl
       顆粒球数  6,400/μl
「白血球数とその分類」検査ではウイルス感染症です
診断は、
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎となります。
投薬は、抗菌薬不要、
モンテルカスト細粒とメプチンドライシロップ、となります。

お一人でもお分かり頂けたら幸いです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:101mg/dl。

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昨日の続きです。
医師はもっと反省すべきです。

食事で摂取すべき糖質の必要最小量はゼロである
【栄養士の誤解4】糖質は人間にとって必須栄養素である
糖質を減らすのは絶対避けるべきだという栄養士がおられるようですが、これは科学的な知識不足からくる完全な誤解です。
糖質は人体にとって必須栄養素ではありません。
必須栄養素とは、人にとって欠かすことのできない物質なのに自分の体では作ることができないものを指します。必須アミノ酸、必須脂肪酸などがこれです。
これらの栄養素は人の身体の仕組みによって作ることができませんから、必ず、食事によって補給しないと病気になります。
実は、赤血球のエネルギー源はブドウ糖だけです。したがって、人にとって、ブドウ糖は確かに最低限の量は絶対に必要です。血液中にブドウ糖がないと、赤血球は働くことができなくなり、人は死にます。
しかしブドウ糖は、食事で糖質を取らなくても、タンパク質や脂質を食べていれば十分な量が確保できるのです。人体には糖新生(とうしんせい)という機能があり、肝臓で、アミノ酸や乳酸などからブドウ糖を作り出すことができるからです。
しかも、糖新生の機能は非常に能力が高く、食事による補給がまったくなくても、必要なブドウ糖に不足を生じることはありえません。
これは生理学的に確認されていて、科学的に議論の余地のない事実です。
「食事で摂取すべき糖質の必要最小量はゼロ」
世界中の栄養学者にとってこれが常識であり、糖質が減ると病気になるという心配はまったくありません。


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# by hanahanak2 | 2017-09-10 21:45 | 急性中耳炎 | Comments(0)