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急性副鼻腔炎 症例24 その2

現在3歳5ヶ月の患者さん。
消長はありますが、膿性鼻汁が続いている患者さん。
昨年12月、鼻汁の増大に合わせ、

急性副鼻腔炎 症例24 その2_a0082724_11175461.jpg


右滲出性中耳炎、来しましたが、

本年1月には、

急性副鼻腔炎 症例24 その2_a0082724_11191095.jpg


右鼓膜所見は消失していました。

しかし、
急性副鼻腔炎、続いています。
抗菌薬(抗生物質)を使ったら治ります、と言う問題ではないと思います。
抗菌薬で治るのであれば、鼻汁・鼻閉症状をお持ちの方々がこんなに多いはずはないと思います。

by hanahanak2 | 2010-01-25 11:53 | 急性副鼻腔炎 | Comments(2)

Commented by ねこ at 2010-01-25 22:46 x
はじめまして。副鼻腔炎を検索していてたどりつきました。
歯が痛く歯科を受診したところ、CTで副鼻腔炎でしょうね・・と言われました。RSウイルスにかかった子との接触の後、風邪気味になり、このような状態になったので、こちらに書いてあるように、ウイルス性の副鼻腔炎かもと思いました。まさに抗生物質をもらうことになりそうなのですが、ウイルス性だとどんな治療がいいのでしょう?只今授乳中ですので耳鼻科に行くにあたって困っています。。
コメントをご覧になるかわかりませんが思わずコメントしてしまいました。。
Commented by hanahanak2 at 2010-02-02 09:22
本日、コメントを発見しました。
急性副鼻腔炎は重症でも風邪そのものです。
家族内感染も多いです。
抗菌薬(抗生物質)が必要な患者さんはほとんど無いと思います。
いわゆる対症療法で治る・治まるのを待つのです。
抗ヒスタミン剤・痰切り・非ステロイド性抗炎症剤・咳止め、無しです。
白血球数とその分類も加味し、主治医とご相談下さい。