鼻中隔弯曲症 症例4
36歳
乳児期より、急性中耳炎にて抗菌薬投与、鼓膜切開術、チューブ挿入留置術、数え切れない回数受けて来ました。
口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術も受けています。
それでも繰り返す急性中耳炎は治癒せず、真珠腫性中耳炎に移行し、鼓室形成術を数年前には受けました。
鼓室内の炎症は無くなりました、
しかし、
難聴と耳閉感が残っています。
無理矢理耳抜きをすると若干改善するそうです。
このファイバースコープでの所見に驚愕しました。
これまでに、何回もファイバースコピーを実施しているに関わらず、
非常に悔やまれる症例でした。
鼻中隔矯正術を提案しましたが
患者さんとしては、直ちに、受け入れられるものではないです。
by hanahanak2 | 2008-09-14 18:08 | 鼻中隔弯曲症 | Comments(0)