急性中耳炎 症例5
昨年の5月、2才男児
右耳痛にて初診、この2週間咳と鼻汁が続いていた。
右鼓膜軽度膨隆
末梢血液白血球数 13,300/μl
白血球3分類 リンパ球 28.1% 3,700/μl H
単核球 8.5% 1,100/μl H
顆粒球 63.4% 8,500/μl H
ウイルス感染と考え、抗菌薬不使用で治療を始めました。
貯留液の軽減増悪を繰り返しながらも、本年5月には鼓室内貯留液は認められなくなりました。
その間、発熱時にも鼓膜膨隆時にも、血液検査にて細菌感染のパターンにならなかったので抗菌薬は使わずに過ごしました。
お願い : 最近問題になっております遷延性難治性中耳炎で抗生剤の点滴療法を必要とした症例・免疫療法を必要とした症例の白血球数・白血球分類のデータ、どこかないでしょうか?製薬会社に依頼しても入手できません。
私は 徳島県徳島市南昭和町5丁目52番地6号
上田耳鼻咽喉科
上田 健二
電話FAX 088-623-3387
と申します。
by hanahanak2 | 2006-07-15 11:55 | Comments(0)