小児急性中耳炎では鼓膜切開も避けたいです。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は、耐性菌激増化診療です。

現在、5歳9か月児。
1か月前、右耳痛のため大泣き状態で来院されました。
a0082724_21185595.jpg
右急性中耳炎、です。
末梢血液白血球数:12,200/μl H
白血球3分類  リンパ球数  4,000/μl H
        単核球数    900/μl H
        顆粒球数   7,300/μl H
疑いのないウイルス性急性中耳炎、です。

薬剤選択は、
モンテルカスト細粒
メプチンドライシロップ。

激しい耳痛対策として、鼓膜麻酔液を浸した「アルゴダーム糸くくり」を鼓膜表面に留置しました。
耳痛が無くなった時点で糸を引っ張り出してもらいました。
鼓膜麻酔液は、液状フェノール・グリセリン・4%キシロカイン混合液です。

1か月後、
a0082724_21280869.jpg
右中耳炎は治癒状態達成していました。
しかし、鼓膜の状態が?
鼓膜内陥、
鼓膜切開したと思われる部分の鼓室壁との接着、
弛緩部のポケット形成。

小児急性中耳炎では、
抗菌薬は要らない、
鼓膜切開も避けて欲しい、鼓膜に傷が残ることがあります。
そして、当患者さんにも糖質制限を要請しています。
当日の朝食:食パン+ポテトサラダ。

貧血傾向ありますので正しい食生活をお願いします。

============================================

「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:92mg/dl。

================================================

medicalTribune
血糖降下薬使用動向は血糖管理に影響?
【海外短報】
薬剤情報 | 2017.05.02 07:00
 米・Yale Universityなどのグループが2型糖尿病患者の血糖降下薬の使用動向が血糖コントロールや重度低血糖の発現状況に与える影響について検討、その結果をDiabetes Care(2017; 40: 468-475)に発表した(関連記事「メトホルミンの消化器症状―傾向と対策」)。

 同グループは、2006~13年の2型糖尿病患者166万例のレセプトデータを用いて、この期間における血糖降下薬の使用、血糖コントロール、重度低血糖発現の経時的動向を調べた。
 8年間にメトホルミン(47.6%から53.5%)、DPP-4阻害薬(0.5%から14.9%)、インスリン(17.1%から23.0%)の使用は増えたが、スルホニル尿素薬(38.8%から30.8%)とチアゾリジン系薬(28.5%から5.6%)の使用は減少していた(全てP<0.001)。
 HbA1c値7%未満の患者の割合は56.4%から54.2%に減少し、9%以上の患者の割合は9.9%から12.2%に増加していた(いずれもP<0.001)。2013年における血糖コントロール不良の頻度は18~44歳が23.3%と最も高く、75歳以上では6.3%だった。重度低血糖の発現は、ともに100人・年当たり1.3例で変化は見られなかった。

クスリでのコントロールは無理です。

==============================================





[PR]

by hanahanak2 | 2017-05-14 21:47 | 急性中耳炎 | Comments(0)