四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
1月10日に書き込みした患者さん。
翌々日、「声がれ」で受診されました。
咽頭後壁・咽頭側索の白苔は減少傾向です。
声帯に白苔を認めます。
気管粘膜は発赤を認めます。
末梢血液白血球数:9,900/μl。
細菌感染症は消退傾向を示しています。
服薬は続行です。
次の日、「ひどい咳が出た」との事。
咽頭後壁・咽頭側索は次第に改善しています。
粘性の後鼻漏が出現しています。
声帯の白苔は消えています。
気管粘膜は、依然発赤を呈しています。
末梢血液白血球数:6,100/μl。
改善が続いています。
ウイルス性急性副鼻腔炎の出現です。
そして、ウイルス性気管支炎も。
追加しました。
フルティフォームエアゾールを。
これで、一日一日、「鼻閉・鼻汁・咳・痰」は改善していく予定です。
問題の鼓膜炎は、
痂疲を除去すると鼓膜輪に明視できます。
まずは、
1~2週間毎のフェノール処置+適宜のプロペト(白色ワセリン)塗布
で、治療を始めました。
試行錯誤は続きます。
お一人お一人の患者さんに、私が教えられているように感じる今日この頃です。
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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:107mg/dl。
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人口10万人当たりの医師数で、徳島県が315.9人で最多を記録しました。
数々の医療統計で不振を続けているのとは大きなギャップです。
なんでかうまくいっていない徳島県です。
食事を考え直さないと・・・・・・
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