四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療のメリットはありません。
耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。
現在6歳7カ月児。
今年5月18日に書き込みした患者さん。
夏の間、治癒状態を続けていましたが、
12月7日
右鼓室内には膿性貯留液のはずです。
大量粘膿性鼻汁がその原因です。
末梢血液白血球数:16,100/μl H
白血球3分類 リンパ球数 5,700/μl H
単核球数 1,000/μl H
顆粒球数 4,400/μl
確定的なウイルス感染パターンです。
投薬は、モンテルカストチュアブル錠とメプチンドライシロップ、です。
12月11日、
急性中耳炎は悪化傾向です。
末梢血液白血球数:12,000/μl H
白血球3分類 リンパ球数 5,100/μl H
単核球数 1,000/μl H
顆粒球数 6,000/μl
依然、激しい感染症が続いています。
12月20日、
右鼓室内貯留液の排出が始まりました。
モンテルカストチュアブル錠の継続をお願いしました。
急性中耳炎の改善増悪は、急性副鼻腔炎の改善増悪と連動します。
急性副鼻腔炎の改善安定化には、やはり体力増強が必要です。
糖質制限が重要なんです。
=======================================
「スーパー糖質制限」実行中。
14時半血糖値:99mg/dl。
========================================
母子の栄養を保つのに普通の食事である過剰糖質摂取では何らかの栄養不足は避けられないと思います。
やはり、
糖質制限、
つまり、
「低糖質・高たんぱく・高脂肪・高カロリー」食をお勧めしているのです。
===========================================