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第1選択は、経口第1世代セフェム系抗菌薬です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

20歳代の患者さん。
3日前より、「咽頭痛・咳痰」が続くとの事で来院されました。
第1選択は、経口第1世代セフェム系抗菌薬です。_a0082724_21480333.jpg
左中鼻道に粘膿性鼻汁が咽頭へ流れています。
咽頭後壁に、薄く白苔を認めます。
気管粘膜の発赤あります。
末梢血液白血球数:14,900/μl。
白血球3分類 リンパ球数   2,200/μl
       単核球数     900/μl
       顆粒球数    11,800/μl
数値は、細菌感染症パターンです。

しかし、
鼻汁と咳痰は、経験上ウイルス感染症と思われます。

ウイルスと細菌の混合感染症と判定し、
①L-ケフレックス顆粒+ビオフェルミンR
②モンテルカスト錠
③フルティフォームエアゾール
の、投薬いたしました。

耐性菌を増やさないように抗菌薬の第1選択は、
第1世代経口セフェム系抗菌薬、またはアモキシシリンを採用しています。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:110mg/dl。

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第1選択は、経口第1世代セフェム系抗菌薬です。_a0082724_22085733.jpg
以前、昼食後は必ず猛烈な眠気に襲われ毎日15分間ぐらい昼寝をせざるを得ませんでした。
食後は眠たいもんじゃと何の疑いもありませんでした。

5年前より糖質制限を始めてからは昼寝は自然と止まってしまいました。
昼食後は新聞を読むようになっていました。
午後の仕事中も眠気はなしで、夕方の空腹感もなく疲労感もなく、食事でこんなにも変わるもんだと驚いています。

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わざわざ眠気を催す食事をして、その対処法を伝授するという不思議な記事です。




by hanahanak2 | 2017-12-17 22:21 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)