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鼻甲介肥大も

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限をお勧めしています。

鼻閉も重症化すると、日常生活は辛いものになります。

30歳代の患者さん。
最近数カ月、鼻閉が続いているとの事で来院されました。
それまでは、交代性鼻閉でした。
鼻甲介肥大も_a0082724_17575182.jpg
右:下鼻甲介肥大・腫脹と鼻中隔弯曲により完全な鼻閉状態。
左:軽度中鼻甲介肥大・腫脹と鼻中隔弯曲により、軽度~中等度鼻閉です。
粘膿性鼻汁はありません。
口蓋垂の肥大・腫脹も認めます。

大きいイビキは確実です。
睡眠時無呼吸も想定されます。

投薬は、
モンテルカスト錠+フルナーゼ点鼻液後発品。

経過により、
鼻中隔矯正術+鼻甲介(中・下)手術をと説明しました。

肥満ではありませんが、
糖質制限も説明しました。
健康生活の欠かすことの出来ない基本です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:98mg/dl。

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鼻甲介肥大も_a0082724_18195609.jpg
「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2016年版」からの内容のようです。
現在行われている診療です。
HP「新しい創傷治療」では、
①ワセリンのワックスがけ。
②湯シャン
③糖質制限
の3点を提唱しています。
私は、たくさんのクスリを使う診療で、実際治っていない患者さんを見るにつけ、
変だな変だなと思っています。

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by hanahanak2 | 2017-12-11 18:38 | 鼻中隔弯曲症 | Comments(0)