11年目で初めての抗菌薬使用です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
しかし、扁桃組織の急性炎症では、様相が違ってきます。

2006年12月24日と2011年11月16日に書き込みした患者さん。
現在12歳です。
初診は1歳でした。
この間、急性中耳炎・急性副鼻腔炎等の呼吸器感染症では、受診全てはウイルス感染症でした。

今回、「38度超え発熱・咳少々」で受診されました。
県内では、一部インフルエンザでの学級閉鎖の情報がありましたのでインフルエンザ迅速テストしました。
陰性でした。
溶連菌迅速テストも陰性でした。口蓋扁桃には著変ありません。

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咽頭後壁(咽頭扁桃)に、厚い白苔でした。
中耳炎・副鼻腔炎はありません。

末梢血液白血球数:16,500/μl H
白血球3分類 リンパ球数  2,500/μl
       単核球数    900/μl
       顆粒球数   13,100/μl H
当院抗菌薬使用基準に該当です。
咽頭後壁の白苔と合わせるとウイルス性急性咽頭炎と診断、

投薬は、
L-ケフレックス顆粒+ビオフェルミンR。
そして、ウイルス感染も考慮して
モンテルカストチュアブル錠も追加しました。

当患者さんも、ラーメン大好きです。
本日学校給食は、揚げパンだったとの事。
機会ある毎に糖質制限を指導していますが・・・・・・・・。

兎に角、12年間、当院での診療では、抗菌薬使用は今回初めてです。
それくらい、呼吸器感染症診療では、抗菌薬使用機会は少ないのです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:101mg/dl。

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by hanahanak2 | 2017-11-30 22:25 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)