背景には、貧血が・・・・・・

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす行為と言えます。
昨日も今日も明日もいつまで続けるのでしょうか?

現在4歳0カ月児。

5カ月児で当院初診されました。
滲出性中耳炎で鼓膜切開が必要と近医で言われ、ひうら小児科クリニックからのご紹介で来院されました。

確かに、滲出性中耳炎でした。
末梢血液白血球数:16,500/μl H
白血球3分類 リンパ球数   7,100/μl H
       単核球数    1,700/μl H
       顆粒球数    7,700/μl H
日浦先生では、RSウイルス感染症の診断でした。
上記数値は、RSウイルス感染症で頻繁にみられるパターンです。
患者さんは、わりと元気です。

ウイルス感染症ですから、投薬中の「オノン」の継続をお願いしました。

今、振り返ってみると、
ヘモグロビン:9.3g/dl
かなりな貧血でした。
全く無視(無知)でした。

7カ月児で
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鼓膜内陥、高度です。
簡単には治癒状態は無理そうです。
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10カ月児で、
末梢血液白血球数:11,000/μl H
白血球3分類  リンパ球数  5,300/μl H
        単核球数   1,800/μl H
        顆粒球数   3,900/μl
明らかに、ウイルス感染が続いています。
オノン、続行です。
ヘモグロビン:9.8g/dl。

改善増悪を繰り返し、
2歳2か月児で、
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内陥はそのまんまですが、鼓室内貯留液はほぼ排出されました。
以後、風邪症状出ても、耳痛を訴えても鼓室内貯留液は認めないが続いています。

つまり、この3年半、急性中耳炎(滲出性中耳炎)で抗菌薬が必要な場面は無かったのです。
また、誕生からの貧血が疑われますが、それはやはり食生活に問題有りなんです。

遅まきながら、糖質制限を指導しております。
炭水化物や野菜では十分な鉄は摂れません。

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「スーパー糖質制限」実行中。
14時半血糖値:87mg/dl。

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格別な医療の進化です。
しかし、
47歳の「糖尿病網膜症」ですよ。
進行を止めて上げないと・・・・・・
そして少しでも改善できる方策を取らないと、次第に進行していきますよ。

複数の医師が関わっているのに、
血糖をコントロールできる食事の指示がありません。
患者さんが可哀そうです。

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by hanahanak2 | 2017-08-12 22:27 | 急性中耳炎 | Comments(0)