膿んでてもウイルス感染症です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性咽頭炎・扁桃炎の場合には、
膿んでいても、
抗菌薬を使うか否かは、
「白血球数とその分類」検査をやらないと分からないと思います。

高校生でスポーツをされている患者さん。
最近、徳島新聞に写真が掲載されました。

受診当日、「咽頭痛・38度超え発熱」。
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12歳で、当院で、内視鏡下副鼻腔手術(上顎洞)実施しています。
左上顎洞自然口を含めた上顎洞開窓が不十分です。
機会があれば修正したいのですが・・・・・・・。
今回の症状の原因部位、
咽頭後壁(咽頭扁桃)・耳管扁桃(咽頭側索)に白苔を認めます。

「白血球数とその分類」検査で判定します。
末梢血液白血球数:8,300/μl
白血球3分類 リンパ球数  1,300/μl
       単核球数    600/μl
       顆粒球数   6,400/μl
疑いようのないウイルス感染症です。
溶連菌検出検査は行いません。
検出菌を起炎菌と判断する為には、「白血球数とその分類」検査を合わせ考えなければと思うからです。

従って、投薬は、
モンテルカスト錠。

翌々日、「解熱したが、咽頭痛が治らない」と受診されました。
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白苔は、ほぼ消失していました。
咽頭後壁と耳管扁桃の腫れは若干残っています。
末梢血液白血球数:5,300/μl
「ウイルス感染症で2日後でこれだけの改善は上々です」

きちんと症状が無くなるまで集団での練習再開止めるよう指示しました。
薬はモンテルカスト錠のみ、
食事は糖質制限を勧めています。
スポーツ選手の食事も、糖質制限が基本です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:96mg/dl。

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特集◎認知症は減らせる《血糖管理で予防》
糖尿病でアルツハイマー病の発症リスクは2倍に

2017/7/12  加納亜子=日経メディカル

 認知症の発症に大きく影響する危険因子として、この数年で注目され始めたのが糖尿病だ。

 糖尿病が脳血管性認知症やアルツハイマー病の危険因子であることは、様々な研究で確かめられている。14の臨床研究のメタ解析で発症リスクが高まることが示されている(D Kopf, et al. J Alzheimers Dis. 2009; 16: 677-85.)ほか、アルツハイマー病患者の剖検脳を用いた臨床研究のメタ解析では、血管病変の影響を強く認めた。また、糖尿病網膜症があると認知症発症リスクが高まることも報告されている。

アルツハイマーのリスクが2倍に
 一般住民を対象としたコホート研究である久山町研究でも、認知症患者の6~7割を占めるアルツハイマー病について、糖尿病が有意な危険因子となり、耐糖能異常のレベルが高まるにつれて発症率が上がることが示されている。これは、1988年に健診で75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)を受けた60歳以上の住民を対象に、開始時点での耐糖能レベル別に15年後の認知症発症率を見た結果だ。耐糖能レベルの悪化に伴いアルツハイマー病の発症率が有意に上昇していた。

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by hanahanak2 | 2017-08-10 19:42 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(0)