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手術後1年9か月

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

抗菌薬適正使用の為、「白血球数とその分類」検査を推奨しています。
62歳の患者さん。
1か月前から「咳痰」出現し掛かりつけ医にて、風邪と診断され漢方薬を服用していましたが改善しないと受診されました。
手術後1年9か月_a0082724_21291189.jpg
右中鼻道に少量鼻汁あるのみでした。
末梢血液白血球数:5,700/μl
ヘモグロビン(Hgb):13.0g/dl。貧血と指摘されてはいるそうです。
16時半血糖値:122mg/dl。
昼食はラーメンでした。

病名としたら、ウイルス性急性気管支炎、ですね。
投薬は、
モンテルカスト錠
アドエア250ディスカス

当患者さん、
2,015年9月28日に内視鏡下副鼻腔手術術後記事をかきました。
術後1年9か月になりました。
術創は、ウイルス性の風邪の影響を受けておりません。
大したもんです。
自画自賛。
主たる病巣だった篩骨胞:OK
上顎洞:OK
前頭洞への通路確保:OK
です。

今年退職されております。
これからが本当の人生です。
過剰糖質摂取は危険極まりない食事です。
今回も、糖質制限の指導になりました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:117mg/dl。

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2017/06/06。全仏テニス。
女子は昨年の全米オープン準優勝のカロリナ・プリシュコバ(チェコ)のほか、第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)らが準々決勝に進み、男女8強が出そろった。(時事)

2016年1月25日に当ブログ記事にしましたシナモ・ハレプ。
長年繰り返す急性副鼻腔炎に悩まされていて内視鏡下副鼻腔手術を受けていました。
復活なるか注目です。

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by hanahanak2 | 2017-06-08 21:54 | 内視鏡下副鼻腔手術 | Comments(0)