四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
急性中耳炎・副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬の使用は適正でないのです。
2015年7月4日に書き込みした小学生。
11月に、
急性副鼻腔炎の再発に伴って急性中耳炎の再発をきたしましたが、間もなく治癒状態に落ち着きました。
以後、急性副鼻腔炎は再発を繰り返していますが、
昨年8月、
急性副鼻腔炎再発しても鼓膜は透明性をたもっています。
投薬は、モンテルカストのみです。
今月、
ポリープはありますが、鼓膜透明性は文句なしです。
現在、10歳です。
そもそも、当患者さんの当院初診は1か月児の時でした。
それ以来約10年間、抗菌薬使用は、ナシです。
ウイルス感染症ばかりでしたから。
当然といえば当然です。
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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:93mg/dl。
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最近の事ですが、当ブログを読んでくれていた方が70歳代の父親の診察で来院されました。
10年来、糖尿病で通院中ですが検査値が改善しないとの事。
測定すると、
9時血糖値:169mg/dl。
HbA1c:6.9%。
朝食はハムエッグ・ヨーグルト・牛乳。
息子さんのアドバイスで主食を抜いたとの事。
投薬は、
セイブル
グリミクロン
ジャヌビア
「スーパー糖質制限」実行すれば必ず正常値に移行します。
通院可能ならば、食品の選び方を指導したいと思います。
例えば、ヨーグルトはプレーンヨーグルト。牛乳は100mlにとどめる。チーズは安全食品、とか。
投薬については、
グリミクロンの中止をお願いしました。
低血糖の危険性が増加しますから。
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