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ステロイドは使いません。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

残暑の厳しさが続いています。
メニエール病の診断が依然多い印象です。

50歳代の患者さん。
前日からの「右疲弊感」です。

聴力検査は、右低音部の聴力低下です。
治療方針はいつものように、
①自然治癒を期待
②イソバイドシロップ
③糖質制限
④ステロイド薬は使わない。

ステロイドは使いません。_a0082724_21312903.jpg


①表示:初診日。低音部、悪化しています。
②表示:2日目。悪化しています。時々経験しますが、内耳機能は固定していないという事でもあります。
ここで糖質制限の実行具合を確認します。
③表示:4日目。予定通り。
④表示:7日目。正常化達成しました。
安定するまでイソバイド内服予定です。
当患者さんは、すんなりと糖質制限の軌道に乗ってくれました。

基本、体調不良には糖質制限をお勧めします。
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「スーパー糖質制限」実行中
本日8時半血糖値:91mg/dl。

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一流アスリートの管理栄養士が語る「糖質制限ダイエット」の弊害
2016年10月6日 6時0分
一流アスリートの管理栄養士が「糖質制限ダイエットの弊害」を語っている
糖質は大切なエネルギー源であり、不足すると慢性的に疲れている状態になる
女性ホルモンのバランスが乱れ、月経が止まることもあるという

錦織圭の元管理栄養士が語る「なぜ“糖質制限”は危険なのか」
2016年10月6日 6時0分
女性自身

「糖質制限ダイエットは、たしかに短期間で体重が落ち、一時的にはヤセます。目に見えて効果が出るので、ヤセた実感も満足度も高い。さらに面倒なカロリー計算が不要で、炭水化物を抜くだけとカンタンなのも飛びつきやすい理由です。でも実はさまざまな弊害があり、危険なんです」

そう緊急提言をするのは、森永製菓のウイダートレーニングラボで管理栄養士を務める細野恵美さん。’05~’10年、千葉ロッテマリーンズの栄養管理を担当後、錦織圭選手、浅田真央選手など一流アスリートの管理栄養士を歴任。現在は高梨沙羅選手ほか7人のアスリートを担当している。

錦織選手も、以前は糖質制限を取り入れていた結果、スタミナ不足に悩まされていた。’12年から細野さんが担当となったことで適切に糖質を取り入れ、世界ランキングは25位から5位までアップした。浅田選手、高梨選手も糖質メシによってスタミナと身体バランスをキープすることに成功している。

「糖質制限ダイエットがはやったことですっかり悪者になってしまいましたが、そもそも糖質は大切なエネルギー源なのです。人間の3大栄養素は糖質・タンパク質・脂質です。1日の適正量は『糖質50~60%、タンパク質15%、脂質25%』なんです。糖質が不足すると脳にエネルギーが行き渡らず、頭が働かなくなります。集中力が続かず、仕事も手につかなくなるのです」

糖質が足りないと脳がガス欠状態になり、正常な生活を送れなくなる。

「体が重く、だるく、慢性的に疲れている状態になります。気分も不安定になり、ずっとイライラしているなんていうことも……。一時的に体重は落ちますが、生活にハリがなくなり、幸福感も感じにくくなります。さらにもっと悪いことに、糖質制限をやめれば、以前に増して太ってしまいがちなんです」

実は記者(34)も、糖質制限ダイエットの経験がある。「ごはんは太る」と思い込み、炭水化物を完全に遮断。朝食は豆腐とワカメにポン酢をかけたもの、昼食はフルーツとゆで卵とヨーグルト、夕食は抜きという食生活を3カ月ほど続けた結果、体重は15キロ減。みるみるヤセて舞い上がっていたが、月経は3カ月止まっていた。

「糖質制限をすると急激にエネルギー源が断たれるので、女性ホルモンのバランスが乱れ、月経が止まることがあります。月経の乱れは女性の体に深刻な影響をもたらしますし、更年期に糖質制限をすると症状を悪化させる一因になります」

細野さんが女性アスリートの栄養管理をする際には、体脂肪率15%を目安にしている。15%を下回ると、月経が乱れやすいからだ。

閉経後の女性はさらに注意が必要だ。閉経後は代謝が落ち、コレステロールをためやすくなる。つまり脂肪を蓄積しやすい体質になるが、安直に糖質制限をすると、体が不足したエネルギーを筋肉から使うようになる。

「糖質はほかの栄養素よりも早く体を動かすエネルギー源となります。糖質を摂取しなければ、自分の筋肉を分解してエネルギー源にしてしまいます。筋量が落ちれば代謝が悪くなり、さらに脂肪をため込みやすくなっていくのです。加齢にともなって筋力は低下しますし、一度落ちた筋肉を取り戻すのは時間がかかります。閉経後の糖質制限はかなり危険といえます」

高齢者の筋力低下はそのまま健康寿命の短縮にもつながる。老後を元気に過ごしたければ、糖質制限はNGだ。

女性自身


企業の戦略に完全にはまっておりますね。
正しい糖質制限を実行して欲しいです。

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by hanahanak2 | 2016-10-06 21:48 | メニエール病 | Comments(0)