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1ヶ月後

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
抗菌薬使用は、NGです。

7月31日に書き込みした患者さん。
1ヶ月後、
1ヶ月後_a0082724_20530705.jpg

治癒状態、達成していました。
使用薬剤は、ロイコトリエン受容体拮抗薬とメプチンドライシロップ です。

抗菌薬 使っていません。
鼓膜切開も致しません。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎に対する抗菌薬診療という常識は、非常識と思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:100mg/dl。

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日経トレンディネット
“メタボケ”に要注意!糖尿病の予防でアルツハイマー病は防げる!?
2015年03月26日

糖尿病からアルツハイマー病になる “メタボケ(メタボからくるボケ)”が増加

 認知症には脳梗塞や脳出血から起こる「脳血管性認知症」や「レビー小体型認知症」などもあるが、もっともメジャーなのがアルツハイマー病。アミロイドβというたんぱく質が脳にたまった結果、急速に脳細胞が死んでいく。なぜアミロイドβがたまるのかははっきりわからず、そのため予防不可能と思われていたわけだ。

 そんな中、森下教授たちが行った動物実験で、アルツハイマー病と糖尿病に強い相関関係があることが明らかになる(Proc Natl Acad Sci USA.2010 Apr 13;107(15):7036-41)。

 「糖尿病のマウスとアルツハイマー病のマウスをかけ合わせたら、生まれたマウスは生後わずか2カ月でアルツハイマー病になってしまった。もちろんアルツハイマー病の人が全員糖尿病というわけではないが、糖尿病からアルツハイマー病になる人、いわゆる“メタボケ”(メタボから来るボケ)は確実に増えている」と森下教授は指摘する。

 実際、九州大学が1961年から福岡県久山町の町民を対象に行っている疫学調査「久山町スタディ」から、糖尿病とその予備軍の人たちがアルツハイマー病を発症するリスクは、血糖値が正常な人に比べて4.6倍も高いことが確認されている(老年期認知症研究会誌;18:20-4,2011)。

 なぜ糖尿病になるとアルツハイマー病のリスクが増すのか? 森下教授によると、その原因は「インスリン分解酵素」にある。

 食事をすると、血糖値が高くなる(血液中のブドウ糖が増える)。すると、すい臓からインスリンが分泌され、血液中の糖を筋肉などに運び込む。このインスリンが効きにくくなった状態を「インスリン抵抗性が高まる」といい、これが糖尿病への第一ステージ。血液中の糖を消すため、より多くのインスリンが必要になっていく。

 余ったインスリンはインスリン分解酵素によって分解される。このインスリン分解酵素は脳にたまるアミロイドβも一緒に分解してくれる。ところが「血中のインスリンが多いと、そっちの分解に専念しなければならず、アミロイドβまで手が回らない。その結果、アミロイドβがたまっていく」と森下教授は説明する。

 糖尿病からアルツハイマー病が起こる――。逆に言えば「糖尿病にならないようにすればアルツハイマー病の予防にもつながる」というわけだ!

今回、教えていただいたのは、
大阪大学大学院医学系研究科・臨床遺伝子治療学寄附講座の森下竜一教授
1991年、大阪大学医学部老年病講座大学院を卒業。米国スタンフォード大学客員講師、大阪大学大学院医学系研究科助教授を経て2003年より現職。日本抗加齢医学会常務理事。内閣官房健康・医療戦略室戦略参与。2015年1月、桐山秀樹氏と共著で『アルツハイマーは脳の糖尿病だった』(青春出版社)を出版した。

(文/伊藤和弘、イラスト/うぬまいちろう)

久山スタディの結果については、どなたも異論はありません。

「インスリン分解酵素」
ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」2012/11/12での記事がありました。
と言うことは、
高血糖を来さない食事が、
認知症の予防になる分けです。

高血糖を来さない食事はどんな食事か?
結論は出ているはずです。

実行に移さない学会は・・・・・・・・・・。

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by hanahanak2 | 2016-09-08 21:23 | 急性中耳炎 | Comments(0)