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1週間後

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
抗菌薬は、実は、要らないのです。

8月28日に書き込みした赤ちゃん。
1週間後、
1週間後_a0082724_16523828.jpg

左耳漏は停止しました。高度鼓膜膨隆は認めますが1歩前進です。
右鼓膜は風船状膨隆が消失しています。

末梢血液白血球数 12,500/μl 減少で改善です
白血球3分類 リンパ球数  5,400/μl 増加しているのが経過良好なんです
       単核球数   1,000/μl 減少で良いんだと思います。
       顆粒球数   6,100/μl 減少で改善です


増悪軽快を繰り返して、治癒状態を待つのです。

それを助けてくれるのは、
①不要な抗菌薬は使わない。
②糖質制限。タンパク・脂肪摂取の努力、です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:91mg/dl。

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藤川 徳美 2016 5月15日 · フェイスブックから。

一般人の医学知識が専門医を簡単に凌駕する時代になった、恐ろしい時代だ

専門医になるためには、医学部6年、臨床研修医2年、(大学院4年)、臨床経験5年を要する、気が遠くなるくらいの長い年月が必要

ここ半年間で宗田哲男先生の本、新井圭輔先生の本が出版された
胎児はケトン体を主たるエネルギーとしている
低インスリン治療で糖尿病合併症が予防でき、治せる
どちらも今までの医学常識をひっくり返すノーベル賞級のパラダイムシフト
エビデンス云々のレベルではなく、疑問を挟みようのない科学的真実だ

これが医学雑誌ではなく一般向けの本として世に出された
この流れは今後さらに加速するはず
はい、医者しか読まない医学雑誌の役割は終わりました
20世紀の遺物です

しかし、ほとんどの専門医は論文は読むが本は読みません
すなわち、本を読んだ一般人の医学知識が専門医を簡単に凌駕する時代になったと言うことだ
長い年月をかけて積み上げてきたものが一瞬にして崩れ去る時代が来た
これは本当に恐ろしい時代になった
もし自分が上記の本を読んでいなかったら、恐ろしくて診療ができなくなるだろう

21世紀になってゲームのルールが根本的に変わってしまった事に早く気づくべきだ
それに気付かず20世紀の従来のルールでゲームを行っている専門医は生き残れなくなる
つまり、患者から馬鹿にされるようになる

しかし、大学病院、公立の基幹病院はまだ20世紀のルールのままだ
○○大学△△教室業績集、□□病院業績集、というものが必要とされている
文部科学省科学研究費(科研費)申請の際は、過去の論文に基づいて申請書を作る必要性がある
一般向けの本は(エビデンスレベルが低いとされているため)引用論文にできないシステムとなっている
つまり、論文、科研申請書はますます下らない内容になっていく
今後50年100年たっても大学病院、基幹病院は20世紀ルールのままだろう
つまり、一般人に馬鹿にされる存在となってしまう
もう一度言います
21世紀になってゲームのルールが根本的に変わったのです
恐ろしい時代になったのです

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by hanahanak2 | 2016-09-05 20:48 | 急性中耳炎 | Comments(0)