断続的に抗菌薬を服用

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
当院では、抗菌薬は使いません。

1歳3ヶ月の赤ちゃん。
右耳漏にて受診されました。

3ヶ月ほど前より、中耳炎で通院しているとの事でした。
投薬状況
6月
オゼックス     5日分
クラリスロマイシン 5日分
7月
オゼックス     5日分
クラリスロマイシン 5日分
8月
クラリスロマイシン 7日分
抗菌薬は効いていないのです

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右耳漏は大量。
左鼓膜は風船状に膨隆。
膿性鼻汁は中等量。

末梢血液白血球数 19,400/μl H
白血球3分類  リンパ球数   4,200/μl H
        単核球数    1,200/μl H
        顆粒球数    14,000/μl H


決め手は、リンパ球数4,200です。
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎 です。
ウイルス感染症に、抗菌薬は無効です。
投薬中に、「日にち薬」での著効が起これば、抗菌薬が効いたかに錯覚することは頻繁です。

よって、
ロイコトリエン受容体拮抗薬 を選択しました。

アドバイス
①ウイルス感染症には抗菌薬は止めましょう。
②食生活。パンのお粥とかお粥とかは極力減らして、タンパク質・脂肪主体の食事にと説明しました。
成長にはタンパク質と脂肪がたくさん必要なんです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:92mg/dl。

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佐賀新聞
人工知能、がん治療法助言
論文学習、白血病10分で見抜く
2016年08月05日 11時11分

 膨大な医学論文を学習した人工知能(AI)が、診断が難しい60代の女性患者の白血病を10分ほどで見抜いて、東京大医科学研究所に適切な治療法を助言、女性の回復に貢献していたことが4日、分かった。

 使われたのは米国のクイズ番組で人間のチャンピオンを破った米IBMの「ワトソン」。東大は昨年からワトソンを使ったがん診断の研究を始めており、東條有伸教授は「AIが患者の救命に役立ったのは国内初ではないか」と話している。他にもがん患者の診断に役立った例があるという。

 AIは物事を学習し、考える能力を持つコンピューターのプログラム。チェスや囲碁などで人間に勝つだけでなく、今後は医療への本格応用が進みそうだ。

 女性患者は昨年、血液がんの一種である「急性骨髄性白血病」と診断されて医科研に入院。2種類の抗がん剤治療を半年続けたが回復が遅く、敗血症などの危険も出た。そこでがんに関係する女性の遺伝子情報をワトソンに入力すると、急性骨髄性白血病のうち「二次性白血病」というタイプであるとの分析結果が出た。

 ワトソンは抗がん剤を別のものに変えるよう提案。女性は数カ月で回復して退院し、現在は通院治療を続けているという。

 東大とIBMは昨年から、がん研究に関連する約2千万件の論文をワトソンに学習させ、診断に役立てる臨床研究を行っている。

 ■人工知能(AI) 物事を学習し、考える能力を持たせたコンピューターのプログラム。1950年代に開発が始まった。最近は大量のデータをAIが自ら学習する新手法が登場し、第3次ブームと言われる。チェスや将棋に続き、「人間の最後のとりで」といわれた囲碁でトップクラスのプロ棋士を破るなど、進化が加速している。医療分野では病気の画像診断に使われるほか、論文や症例などから治療法を探し出すシステムの開発が進んでいる。
実現すれば、「糖質制限」の素晴らしさが分かるはずです。
そして、医師の失業が始まるかも・・・・・・・。

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by hanahanak2 | 2016-08-28 20:48 | 急性中耳炎 | Comments(0)