人気ブログランキング | 話題のタグを見る

繰り返します。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
当院では、抗菌薬は使いません。

1歳1ヶ月児。
8ヶ月時より、急性中耳炎で、セフゾン・メイアクト・クラリスetcと内服を続けていましたが治らないので主治医(ひうら小児科)の日浦先生よりのご紹介で当院来院されました。

当院初診時、1歳1ヶ月時。2月
繰り返します。_a0082724_21201222.jpg

両側急性中耳炎ですね。
末梢血液白血球数 9,800/μl
ウイルス性急性中耳炎です。
投薬はロイコトリエン受容体拮抗薬 です。

ウイルス性急性中耳炎はくり返します。

1歳6ヶ月時、
繰り返します。_a0082724_2120336.jpg

左、治癒状態達成。
右。再発しています。
ウイルス性ですから抗菌薬は使いません。

繰り返します。

2歳6ヶ月時。今夏
繰り返します。_a0082724_2121153.jpg

左鼓室内貯留液の排出は完了していませんが、一応の治癒状態達成しました。
ロイコトリエン受容体拮抗薬の服用は断続的になっております。

1ヶ月毎の点検に移行いたします。

この1年余り、抗菌薬不使用です。
それほど抗菌薬の必要性は低いのです。

なお、
「経口三世代セフェムへの決別」検索お願いします。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:83mg/dl。

血糖コントロール、
血糖を上げる食事をして、上げた血糖を抑え込もうとクスリを使うのは、いずれ破綻します。
血糖を上げない食事をすればそれで解決出来るのです。

================================================

by hanahanak2 | 2016-07-23 21:39 | 急性中耳炎 | Comments(0)