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後鼻漏

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

2月13日に書き込みの患者さん。
その後、左内視鏡下副鼻腔手術も行いました。

5月上旬
後鼻漏_a0082724_175261.jpg

粘性鼻汁が続いています。
左中鼻甲介の癒着?接触?

6月になると、術後約4ヶ月です。
後鼻漏_a0082724_175456.jpg

上顎洞からの鼻汁流出なし。
前頭窩からの鼻汁もなし。

「後鼻漏どうですか?」
「右が、ちょっと」

ファイバースコープ検査では著明改善です。
患者さん本人にも画像を確認してもらいました。

ロイコトリエン受容体拮抗薬を続けてもらっていますが、
術後経過を後押ししてくれるのが、糖質制限です。

今回14時半血糖値:90mg/dl、でした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:105mg/dl。

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糖尿病血糖管理、高齢者は緩めに 学会が目標値
臨床 2016年5月22日 (日)配信朝日新聞

 日本糖尿病学会と日本老年医学会は20日、高齢の糖尿病患者を対象とした血糖管理の目標値をつくったと発表した。これまでは年代で区切っていなかった。高齢者は、意識障害などを起こす重症低血糖になりやすいため、従来の目標値よりもやや緩くした。

 従来の目標値は3分類で、直近1~2カ月間の血糖の状態を示す「ヘモグロビン(Hb)A1c」の上限が6~8%未満。

 新しい65歳以上の高齢者向けの目標値は、日常生活活動度(ADL)や認知機能、年齢、インスリンなどの治療薬の使用の有無に応じた7分類で設定。例えば、認知機能が正常でADLも問題ない場合は、薬を使っていなければ7%未満、使っていれば65~74歳が7・5%未満、75歳以上は8%未満とした。


白旗を挙げたに等しいです。
私、66歳、HbA1c:6%未満にコントロール出来ています。
クスリ 止めました。
糖質制限のおかげです。

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by hanahanak2 | 2016-06-17 20:41 | 内視鏡下副鼻腔手術 | Comments(0)