好酸球性副鼻腔炎

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及

2011年平成23年5月18日・19日に書き込みした患者さんです。
好酸球性副鼻腔炎が強く疑われる患者さんです。
投薬は、
バイナス 何故か当患者さんにだけ使用を続けていました。
フルタイド200ディスカス
ナゾネックス点鼻液
を、続けていました。
追加の内視鏡下副鼻腔手術は1回しました。
改善増悪はくり返します。
増悪時には大量のニカワ状鼻汁になります。

今年5月の増悪時です。喘息発作もありました。
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中鼻道に大量のニカワ状鼻汁を認めます。

追加手術ストップ状態ですし、打開策として投薬の見直しを実施。
バイナスをロイコトリエン受容体拮抗薬
フルタイドをフルティフォームに変更しました。
3週間後、
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驚きの改善でした。
ニカワ状の鼻汁はほぼ消失していました。
患者さんも
「今までで一番楽です」とのことでした。
しかし、前頭窩周辺のポリープ様粘膜は切除したい所ではあります。

まずは一服状態は達成しました。

何故、バイナスを選択したのか?
バイナスは2000年に発売されたアレルギー性鼻炎治療薬です。
その後、服用中に巨大なポリープ消失という発表を見て使ったように記憶しています。
しかし、ポリープはそのままで今日に至った分けです。

途中の見直し判断の甘さが悔やまれます。

現時点では患者さんには非常に喜んでいただいておりますが・・・・・。

もちろん、糖質制限の指導は続けます。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:97mg/dl。

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m3 医療ニュース
避難所の抗菌薬「9割不要」…石巻で8千人調査
臨床 2016年6月12日 (日)配信読売新聞

 東日本大震災後の宮城県石巻市の避難所で、被災者に処方された抗菌薬(抗生物質)の約9割が、症状に合わない不必要な処方だったとする研究結果を、神戸大や石巻赤十字病院などのチームがまとめた。

 抗菌薬はウイルスに効かないが、風邪などウイルス性の症状があった患者の多くに処方されていた。専門家は「災害時の適正な抗菌薬の使用方法を検討すべきだ」としている。11日午後、東京都内で開かれる日本プライマリ・ケア連合学会で発表される。

 チームは大震災直後、石巻市内の避難所98か所に設置された診療所を受診した被災者7934人のカルテを調査。このうち1896人に2646回、抗菌薬が処方されていた。


ウイルス感染症には抗菌薬不要です。
当たり前ですよね。
この報告が正しいかどうか真剣に検討する必要があると思います。
多分、聞き置く、だけで終わりになるんでしょう。

また、大量糖質摂取では食後高血糖を来たし、血管は非常事態ですよ。

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by hanahanak2 | 2016-06-15 20:24 | 慢性副鼻腔炎 | Comments(0)