まさか?細菌性?
四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
当院では、抗菌薬を使わないのを原則としています。
20歳代の患者さん。
数日来の膿性鼻汁で受診されました。咳もありました。
両側大量膿性鼻汁です。
急性副鼻腔炎です。
ウイルス感染症かどうかの判定作業。
末梢血液白血球数 12,600/μl H
白血球3分類 リンパ球数 2,000/μl
単核球数 900/μl H
顆粒球数 9,700/μl H
白血球数と顆粒球数からウイルス性急性副鼻腔炎と診断し、
ロイコトリエン受容体拮抗薬とメプチンドライシロップを選択しました。
診療が終わってカルテを整理していますと、
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リンパ球数:2,000/μl、でした。
リンパ球数、ウイルス感染であれば3千以上に増加するのが常です。
ウイルス性と細菌性の二股を掛けるのが良かったと思われるのです。
経過不良の場合に、再診していただける事を祈るばかりです。
なお、10時血糖値:127mg/dl。
朝食は、パンとコーヒー。
糖質ばかりの食事は改めましょうとのアドバイス。
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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:110mg/dl。
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世界の肥満人口は6億4100万人、25年に成人の5分の1に=調査
ロイター 4月1日(金)13時55分配信
[ロンドン 31日 ロイター] - 肥満度指標のBMI(ボディマス指数)の傾向を分析した調査結果によると、世界全体の肥満人口は6億4100万人に達し、過体重の人口が低体重の人口を上回っていることが分かった。
186カ国、約2000万人の成人を対象に、世界保健機関(WHO)と700人以上の研究者が調査を実施。結果は医学誌ランセットに31日掲載された。
それによると世界の肥満人口は過去40年間に急増。男性は10人に1人以上、女性は7人に1人が肥満だという。このまま行くと、2025年までに男性の18%、女性の21%が肥満になるとの予想も示された。
BMIは身長と体重をもとに算出し、25を超えると「過体重」、30を超えると「肥満」となる。40を超えると呼吸や歩行など身体機能に支障をきたす「病的肥満」だが、男性の約1%、女性の2%がこれに相当する。
高所得国の中では、日本の成人のBMIが最も低く、米国の成人が最も高かった。
普通に食事をすると、
ご飯と何か、
パンと何か、
麺類と何か、になります。
大量糖質摂取の習慣を断ち切らないと、世界が狂ってきますよ。
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by hanahanak2 | 2016-04-03 22:03 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)