その原因は急性副鼻腔炎です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。

50歳代の患者さん。
1週間前より鼻汁が出現、今日、左耳痛を来したので受診されました。

a0082724_21233264.jpg

①左急性中耳炎、です。
②両側急性副鼻腔炎、です。
大量膿性鼻汁、です。

末梢血液白血球数 10,300/μl H

以上により、
重症急性中耳炎・急性副鼻腔炎であっても、
「白血球数とその分類」検査により、
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎と診断します。

投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗薬
コタロー麻黄附子細辛湯カプセル。

抗菌薬適正使用は、圧倒的に使用頻度の高い呼吸器感染症から始めましょうと言いたいです。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:108mg/dl。

================================================

臨床ニュース
小児の副鼻腔炎に新指針 【米国小児科学会】
2001年のガイドラインを改訂
米国学会短信2013年7月2日 (火)配信 小児科疾患耳鼻咽喉科疾患検査に関わる問題

 米国小児科学会(AAP)は6月24日、小児の急性細菌性副鼻腔炎の治療に関する新しいガイドラインを発表した。Pediatrics誌7月号に掲載。

 今回発表されたのは「1-18歳の小児における急性細菌性副鼻腔炎の診断と管理に関する臨床ガイドライン」。AAPが旧ガイドラインを発表した2001年以降の医学文献を基に作成し、技術報告書も付記している。

 急性上気道感染を来たした小児において症状が10日以上続く場合、あるいは発熱、鼻漏などの症状が連続3日以上重篤に発症する場合、急性細菌性副鼻腔炎と診断する。新ガイドラインではこれに加え、上気道感染を来たした小児において鼻漏、咳、発熱が一旦寛解した後、再び増悪する場合も同様に診断することを新たに記載。2001年の旧ガイドラインが、急性細菌性副鼻腔炎と診断された全ての患児に抗菌薬治療を勧めているのに
対し、2013年版ガイドラインでは、症状が10日以上続く患児をさらに3日間経過観察することを認めている。発症が重篤な患児あるいは症状が悪化する経過を取る患児には、抗菌薬を投与する。第一選択薬はアモキシシリンだが、症状が悪化するか72時間後も改善しなければ他の抗菌薬に変更してよい。また合併症のない急性細菌性副鼻腔炎患児に画像検査を行う必要はなく、AAPはこれを勧めていない。


ジカ熱、ウイルス感染症です。
デング熱、ウイルス感染症です。
インフルエンザ、ウイルス感染症です。
感染症の診療では、ウイルス感染症かどうかを明確にすべきです。

重症なのは細菌感染症。
治癒遷延しているから細菌感染症。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎に限って許されている理屈ですか?

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2016-02-04 21:53 | 急性中耳炎 | Comments(0)