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白血球数 13,600/μl。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
ガイドラインでの抗菌薬診療は、非常識です。

5歳の患者さん。
右耳痛での受診でした。

白血球数 13,600/μl。_a0082724_21515680.jpg

右急性中耳炎の診断は容易です。
左鼻腔には、大量膿性鼻汁。急性副鼻腔炎です。
右鼻腔は、鼻中隔弯曲によって後方の状態把握は困難でした。

ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎である事の確認。
末梢血液白血球数 13,600/μl H
白血球3分類 リンパ球数  4,200/μl H
       単核球数    900/μl H
       顆粒球数   8,500/μl H
 


ウイルス感染症と判定出来ます。
これだけの重症の急性中耳炎・急性副鼻腔炎であっても、細菌感染症ではないのですよ

常識と思われている事、絶えず、死角の有無を検討する必要が有ります

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:103mg/dl。

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「メタボ猿」今度は激痩せ 人と同じ糖尿病? 堺の公園
朝日新聞デジタル 10月28日(水)11時53分配信

 見物客が餌を与えすぎて「メタボ猿」とまで呼ばれた大浜公園(堺市堺区)のアカゲザルのうち数匹が、今度は激痩せしてしまった。担当獣医師らは症状から1匹は末期の糖尿病の可能性が強いとみる。見物客の身勝手な餌やりによる幼少期の過食が原因とみられるが、有効な治療法はないという。

 公園は堺市が管理し、5年前から大阪生物教材センター(堺市)が猿の飼育を委託されている。センターの東(あずま)四郎代表によると目に見えて痩せたり毛が抜けたりしているのは、全42匹のうち4匹いるという。

 このうち、序列1位の雌の長男で推定13歳の雄「(通称)ボウシ」の痩せ方が激しい。雄猿の平均は10~11キロだが、ボウシは大柄のわりに推定9キロほどしかなく、一見してガリガリ。食欲はあるが足取りは遅く、覇気もない。今年3月には、震えとけいれんを起こした。毛も抜けてみるみる元気がなくなった。子どもとみられる猿も同じ症状を起こした。


糖質制限を実行している方々は、即座に解決策が浮かびます。
確実な解決策です。

糖質制限です。

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by hanahanak2 | 2015-10-28 22:06 | 急性中耳炎 | Comments(0)