癒着防止策
四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。
内視鏡下副鼻腔手術では、中鼻甲介癒着の多発があり、その防止策を試行錯誤しています。
6月22日に書き込みした患者さん。
昨日、日帰り局所麻酔下右内視鏡下副鼻腔手術を行いました。
CTで陰影の無かった蝶形洞以外の副鼻腔手術になりました。
術後タンポンは、「アルゴダーム(小)糸くくり5連結」その他でした。
5連結の内、2本を抜去し、3本目のアルゴダームを、
中鼻道前端部に留置しました。
今回は、中鼻甲介外側面を削っていないので、粘膜損傷は最小に押さえられているはずです。
癒着の発生率は低いですが、最善の予防策を取りました。
数日後に全てのたんぽんはを抜去し、
日帰り局所麻酔下鼻中隔矯正術を予定しました。
一歩一歩前進していきます。
糖質制限も欠かせません。
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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:114mg/dl。
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6月28日「ドクター江部の糖尿病徒然日記」
初コメ失礼します
こちらのコメント欄でよいのか分かりませんが、書き込ませていただきます。
今さらながら、先生の「主食をやめると健康になる」を購読させていただきました。
知人の広島の医師から糖質制限を勧められたものの、方法に迷っていたところだったので、大変助かりました。
ところで、私は3年前に突発性難聴になり、ステロイド治療したものの、左耳が低音のみしか聞こえない状態なのですが、
最近、糖質制限を始めてから、症状が緩和されている(中音もやや聞こえる)ことに気が付きました。
突発性難聴になった当時、仕事中に清涼飲料水(アクエリアス)を多飲し、またウイルス性の風邪が長引いていました。
その後、食事量は変わらないのに、3年間で体重が13kgほど増え、周りから驚かれました。
これまで血糖値と難聴の関連性を疑ったことは一度も無かったのですが、症状の緩和を不思議に思い、もしそういう研究事例があればと思い、お尋ねする次第です。
もしご無理で無ければ、事例の有無をご存知でしたら、お教えいただければ幸甚です。
何卒よろしくお願いいたします。
2015/06/28(Sun) 13:43 | URL | M | 【編集
難聴・耳鳴・めまい・顔面神経麻痺等の耳鼻咽喉科疾患でも、
一番に、糖質制限、です。
豆腐・卵・チーズ・肉・魚・油・マヨネーズ・葉物野菜、です。
信じてやって下さいと、言うんです。
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by hanahanak2 | 2015-06-30 22:16 | 内視鏡下副鼻腔手術 | Comments(0)