2ヶ月で治癒状態に。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
何十年と続いている常識は非常識です。

現在8ヶ月の赤ちゃん。
年末に、39℃の発熱、咳、鼻汁等にて受診されました。
型の如くインフルエンザウイルス迅速テストを実施しました。
陰性でした。
RSウイルスの検出も可能な優れもののキットでした。
陽性でした。
インフルエンザウイルスとRSウイルスは、検出されれば、それが起炎ウイルスです。
鼻汁・耳漏から検出される肺炎球菌・インフルエンザ菌を起炎菌と断定するのは勇み足です。

末梢血液白血球数 11,800/μl H
白血球3分類 リンパ球数  4,100/μl H
       単核球数   1,300/μl H
       顆粒球数   6,400/μl


鼓膜には著変なし。
急性中耳炎はなし、でした。

投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗剤:オノン
メプチン

今年正月明けには、急性中耳炎を認めました。
RSウイルスによるウイルス性急性中耳炎です。
「小児急性中耳炎診療ガイドライン2013年度版」に拠ると「重症」です。

1月中旬
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左鼓室内貯留液の大部分は排液されています。
右は変化なし。

1月下旬
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増悪傾向、

2月中旬
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鼓室内貯留液の排出はほとんど完了し、治癒状態に。

ロイコトリエン受容体拮抗剤:オノンの服用は終了しました。
体調が良ければ、1ヶ月毎の点検に映ります。

ウイルス性急性中耳炎・副鼻腔炎はウイルス感染症なんですが、
その大部分は、RSウイルスが起炎ウイルスと思います。
感度の良い検出キットを使用すれば、証明出来ます。

年単位で待つ場合もありますが、待てば治ってきます。
抗菌薬療法等の「治してやる」診療は、疑問です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:98mg/dl。
豆腐・卵・チーズでは上がらないのです。

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医療費は増加、企業の売り上げも増加、雇用にも寄与します。
自閉症の子供さんに投与されていたのを見た事がありますが、本当に効くんだったら良いんですが。
添付文書を読むと血糖上昇の記載がありましたよ。
私は、糖質制限を勧めました。
その後、当院への受診ありません。
過体重傾向が心配です。

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by hanahanak2 | 2015-02-17 22:44 | 急性中耳炎 | Comments(0)