「鼻では困っていません」
四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。
どう見ても、何かしたらと思う患者さんには、一応言う事にしています。
60歳代の患者さん。
左耳閉感にて受診されました。
何時ものように、鼻腔からの観察。
両側中鼻道にポリープがありますよ。
左嗅裂にもあります。
後鼻漏も大量です。
左鼓膜透明度が悪いです。右も同様です。
聴力低下は、わずか?でした。
聞いてみました。
「鼻詰まり、鼻汁、後鼻漏とかないですか?」
「全くないです」との事。
何度か尋ねましたが、答えは同じ。
末梢血液白血球数 8,700/μl
ウイルス性急性中耳炎・慢性副鼻腔炎急性増悪と診断し、
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレスを投薬しました。
2週間で、耳閉感消失しました。
この時点で、「鼻汁」の訴えが出現しました。
鼻入口部に鼻汁が流れて来るとの事でした。
「鼻汁の原因はポリープですから、手術したらどうですか?」
「手術は絶対しません」
現在、上記投薬を断続的に続けています。
大量の粘性鼻汁・後鼻漏が続いております。
生涯、こんなんで良いんですかね?
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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:97mg/dl。
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糖尿病の怖さを正確に述べております。
最後に食事と運動を一言。
「カロリー制限」を推奨。
失望しました。
日本糖尿病学会理事長門脇孝先生は発言されていました。
「まず、余分な炭水化物を控えるのが重要です」と。
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by hanahanak2 | 2015-02-06 21:44 | ポリープ | Comments(7)
私の鼻の状態ですが、絶好調です。今季は風邪らしき症状になっても鼻が詰まる
ことがなく、治癒も早いかと。
手術していただいて本当に良かったと思っています。ありがとうございました。
抗菌薬の適正使用と糖質制限が、さらに世間に広まることを願っています。
お心使いありがとうございました。。
阪神大震災の地震と比べると、「何、これだけ」でした。
自覚症状の経過、順調で何よりです。
総鼻道・中鼻道が十分に開通し、各副鼻腔からの鼻汁の流出が消失していれば、鼻腔・副鼻腔症状は、ほぼ無くなると思います。
徳島県内では、糖質制限外来を掲げている医療機関は無いと思います。
高知県の方が、遙かに進んでいると思います。
また、お便り頂ければうれしいです。
皮膚炎には基本ステロイド塗布がきほんです。
リンデロンVを使って下さい。アルゴダームは中止して下さい。
清拭後塗布、又は清拭後アルゴダーム糸くくりに染ませて挿入
(挿入時間は適当:1時間でも24時間でも可)してみて下さい。塗布後挿入しても可です。
もし、来徳される場合には、1週間前から外耳道の処置をストップして下さい。真菌の有無を確認したいですから。
私も試行錯誤の連続です。
サプリメントは、お勧め出来ません。
大きな補助手段は、糖質制限、です。
心身共に健康になるのです。
心身共に安定化を目指すには、糖質制限は必須事項と思います。
難治性皮膚疾患には、強力なステロイドを使っても治る事は無いようです。掌蹠膿疱症の患者さんでも、やはり糖質制限が最重要と思います。広範囲の塗布には、抗炎症作用の弱いキンダベートとか、保湿のためのワセリンではどうですか。
外耳道にはリンデロンVで良いと思います。全て先発品をお使い下さい。先日使ったパルデスのような後発品は、場合によっては治癒を妨げる事に最近気付きました。
ビジネスには手を出さないように願います。漢方も。
豆腐卵チーズ肉魚油マヨネーズ葉物野菜等をご購入下さい。