右耳閉感
四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
肺炎球菌・インフルエンザ菌が検出されるから細菌感染症だと診断するのは、大きな間違いです。
30歳代の患者さん。
受診理由は、右耳閉感。
①鼓室内貯留液は部分的なものでした。右により多く貯まっていたので右耳閉感の訴えになったと思います。
②急性副鼻腔炎は、重症です。
③鼻中隔の弯曲も目立ちます。
末梢血液白血球数 10,200/μl H
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎です。
大量膿性鼻汁ですが、文句なしのウイルス性感染症です。
投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレス。
抗菌薬が効かないと言うのは、ウイルス感染症に抗菌薬を使っているからだと思います。
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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:105mg/dl。
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日医ニュース、健康ぷらざ、からです。
最も有効な脳卒中予防食は、血糖を上げない食事です。
たんぱく質・脂肪をたっぷり摂って、糖質を制限する食事です。
自分の健康は自分で守って下さい。
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by hanahanak2 | 2014-11-21 22:00 | 急性中耳炎 | Comments(6)
鼻腔・副鼻腔疾患の診断では、ファイバースコープ検査が最も重要と思います。
画像診断に先行する検査と思います。
耳鼻咽喉科であれば、困難なものではありません。
当院での診療は、基本に忠実にやっているだけです。
受診医と粘り強くご相談せざるを得ないと思います。
過去6軒の耳鼻科にかかりましたが
鼻水や鼻づまりがあるにも関わらず
いずれの医院でも粘膜に異常は無く精神的なものでは
ないかとの診断で
処方箋薬による治療のみでした
基本に忠実な治療をしてる耳鼻科は少ないのでしょうか
耳鼻科ジプシーはもう疲れました
投薬があるということは、異常所見があるからでは?
そこら辺を医師と相談してみてはどうですか。
また、食事療法のひとつである「糖質制限」もお勧めの療法です。糖尿病薬を服用していない方なら安全に行えます。
詳しくは、
ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」
HP「新しい創傷治療」を参照下さい。
3ヶ月ほど投薬して治らなかったので
漢方はどうかと言われたのですが断りました
その後も何度か別の医院で診てもらっても
粘膜に異常はないと言われ心療内科を紹介されることも
多いです
しかし今現在も鼻水や鼻で空気を奥まで吸えない感じ等
があり精神的なものとは思えません
何度も何度も愚痴のような書き込みをして申し訳ございません
上田先生のような医師に出会いたかったです
世の中、思う通りに行かないです。
当院でも、
手術を勧めると多くの場合通院中断になります。
かといって、投薬でコントロールを目指すのも長続き致しません。
結局、治らん治らんの生活を続けておられるだと思います。
当ブログの投薬状況、食事療法を参考にされて下さい。