主訴:左耳痛。
四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
分離菌検出菌は、起炎菌ではありません。
思考の短絡は、患者さんに無益なクスリの押し売りになります。
3歳児。
左急性中耳炎です。
その割りに、膿性鼻汁は少ないです。
末梢血液白血球数 14,700/μl H
白血球3分類 リンパ球数 2,800/μl
単核球数 1,500/μl H
顆粒球数 10,400/μl H
この数値は当院基準では、細菌感染症になります。
しかし、
経験的に、
ウイルス性急性中耳炎の初期にみられる細菌感染症パターンと判断しました。
翌日再検査をお願いしました。
投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレス。
お一人お一人の診療で、勉強させてもらっています。
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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:104mg/dl。
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糖分の過剰摂取がやり玉に挙げられているのですが、
それは、
糖質の過剰摂取を意味しています。
糖尿病を製造する食事に歯止めを掛ける必要があるのです。
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by hanahanak2 | 2014-11-16 21:30 | 急性中耳炎 | Comments(0)