日本医師会雑誌特別号 感染症診療update

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

昨日の続きです。
日本医師会雑誌特別号 感染症診療update

急性中耳炎について
①定義
急性中耳炎は、先行する上気道の感冒様症状にひき続き発症する経耳管的な中耳腔の感染症をいう。初期のウイルス感染による中耳腔・鼓膜の充血・浮腫・細胞浸潤は中耳腔内に漿液性または漿液膿性滲出液の貯留をきたし、ウイルス感染にひき続く細菌感染により、滲出液は膿性または粘液膿性となり細菌性の急性中耳炎(一般的にはこれを急性中耳炎と呼ぶ)となる。
③起炎微生物
ウイルスによる中耳炎では、その原因としてRSウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、ライノウイルスなどが挙げられるが、本項では細菌による急性中耳炎につき述べる
⑥治療
明らかにウイルスによる急性中耳炎、あるいは軽症の急性化膿性(細菌性)中耳炎では、本人あるいは親権者に中等度以上の急性化膿性中耳炎への移行(起炎菌の種類にもよるが一般的には30%前後と考えられる)の可能性とその時の対処について十分説明し、解熱鎮痛薬の頓用のみで経過観察することも、耐性菌の減少と不必要な抗菌薬使用を避けるために重要なエンピリックセラピーの1つと考えられる。


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中耳腔内貯留液が膿性または粘液膿性となった時点での分離菌を調査した結果です。
しかし、実際は漿液性または漿液膿性貯留液も混じっているはずです。
昨日の急性鼻副鼻腔炎と同じく、分離菌を起炎微生物と断定しています。

中耳腔内潮流液が粘性膿性になれば細菌感染と判断するのは、根拠に乏しいと思います。
「明らかにウイルスによる急性中耳炎」って、どんなん?いきなり言われても?治癒に至るまで漿液性中耳腔内貯留液の急性中耳炎があるんですか?どうすれば分かるん?

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
「白血球数とその分類」検査をすれば明かです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日昼食開始90分後血糖値:109mg/dl。

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カロリー制限食+クスリを続けても成果が出ないにも関わらず、9割の方々が信じて通院しているのは、悲しいです。

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by hanahanak2 | 2014-10-22 21:48 | 急性中耳炎 | Comments(0)