急性中耳炎 症例353

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
「白血球数とその分類」検査で1例1例検討していますが、細菌感染症と断定出来る患者さんに遭遇する事はありません。

8ヶ月の赤ちゃん。
耳漏での受診でした。

初診時、
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左鼓膜自壊し、大量の耳漏。
右鼓膜は高度膨隆。
典型的な急性中耳炎でした。

末梢血液白血球数 11,300/μl H
白血球3分類  リンパ球数  5,300/μl H
        単核球数   2,400/μl H
        顆粒球数   3,600/μl

ウイルス性急性中耳炎の診断は容易です。

投薬は、ロイコトリエン受容体拮抗剤なんですが、小児科にてオノンドライシロップの長期投薬がありましたので、当院での投薬は、無し、でした。

2週間後、
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右の大量耳漏。
左耳漏停止しましたが、鼓膜膨隆が続いていました。
全身状態は良好でした。

ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎の特徴です。
局所がひどい状態であっても全身状態は良好なんです。

重要な点は、そのまま、治るのを待つのです。
切っても切っても、それは特効薬ではないのです。
例外を除いて、治癒する事が保証されている急性中耳炎の管理のあり方はお分かりと思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:113mg/dl。

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血糖は何故上昇するのか?
糖質摂取ですよ。
チームを組んで討論する中で、必ず糖質制限が浮上しているはずです。
それを摘み取ってしまう人達がいるんですね。

進化する糖尿病治療?
迷走する糖尿病治療と思えます。

信頼して受診されている患者さんが、可哀想です。

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by hanahanak2 | 2014-07-06 21:57 | 急性中耳炎 | Comments(0)