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重症度に応じた抗菌薬選択アルゴリズム

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

上記基準を参照していくと、
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症と診断せざるを得ないのです。
ウイルス感染症に、これでもか抗菌薬診療を続けるのは無意味な医療行為と思われます。

ガイドライン推奨、
中等症急性中耳炎での抗菌薬選択アルゴリズムです。
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当初抗菌薬無効と思われた場合には、
ウイルス感染症ではというお考えは無いんでしょうか?
「白血球数とその分類」検査の検討をやらないのも不思議ですね。

参考HP 「東京都立小児総合医療センター」→「抗菌薬適正使用小委員会の取組」
参考ブログ 「楽園はこちら側」2012/09/13 2013/06/30。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:108mg/dl。

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パキシルとデプロメール発売時には、耳鼻咽喉科医の私も発売記念講演会に出席しました。
ものすごい熱気でした。
バイアグラ発売時はもっとすごかったです。

私も、使いたくて、過換気症候群とかパニック障害とかの患者さんにアンテナを張っていたいたものです。

現在は、そんな患者さんには、「糖質制限」を勧めています。
「薬は、出来るだけ単純が一番」と、減薬も勧めています。

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by hanahanak2 | 2014-04-04 22:28 | 急性中耳炎 | Comments(0)