何の疑いもなく飲み続けています。
四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
徳島県は、糖尿病による死亡率日本一です。
何か症状が出現して医療機関を受診すると通常は薬が当然の如く処方されます。
当たり前と患者さんも納得されております。
昨日書き込みした患者さんもそんな感じです。
バファリン配合錠:抗血小板剤。「かくれ脳梗塞」発見以来10年以上
メチコバールの後発品:末梢神経障害治療剤
デパス:抗不安剤
ムコスタの後発品:胃炎胃潰瘍治療剤
セクターローション:経皮鎮痛消炎剤
そして第2の医療機関で
マグラックス:制酸緩下剤
タケプロンの後発品:胃潰瘍治療剤
カルデナリンの後発品:高血圧治療剤
コメリアンコーワ:心・腎疾患治療剤
ソラナックス:抗不安剤
エックスフォージ:高血圧治療剤2剤含む合剤
11種類の薬剤、12成分になっていました。
これだけの薬を服用しながらも複数回の内視鏡下副鼻腔手術を普通にやり遂げられる体力がありました。
2医療機関で重複している薬剤がありますよね。
本当に必要な薬剤のみに絞り込めると思うのです。
患者さんは、「これを飲んでいるけん元気でいけるんじゃ」との事。
当院では、
「これからは健康寿命を最大限延ばす人生のクライマックスに突入します。
だから、糖質制限を実行して下さい」とアドバイスしたものです。
ぶつぶつ言いながら帰られました。
10時半血糖値:107mg/dl。でした。
これを、どう判断するかです。
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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:112mg/dl。
鳴り物入りで発売された、DDP-4阻害剤をもってしても、それなりにしかコントロール出来ません。
薬価が高くなったので、医療費は驚く程の上昇です。
だから、
「糖質制限」を実行して、
食事療法で、高血糖を起こさせないようにし、
肥満・糖尿病・脂質異常・高血圧を一網打尽にしましょうと提案しているのです。
いい話ではないですか。
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by hanahanak2 | 2013-10-24 22:15 | 多剤大量処方 | Comments(0)