急性中耳炎 症例315
四国徳島からです。
徳島県は、糖尿病による死亡率日本一です。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症ですよ。
患者さんから発せられる情報を把握していただくと自ずとお分かりになるはずです。
20歳代の患者さん。
来院理由は「耳痛」。
今年は2回目との事でした。
中耳炎発症には、鼻腔・副鼻腔の不具合が存在します。
①左鼓膜は自壊後でした。
耳痛は、次第に軽減し、治癒するまで耳閉感が続きます。
②鼻中隔は、右への彎曲が高度。
③左にはポリープを認めました。右は明視出来ません。
④両側大量膿性鼻汁。
念のため。
末梢血液白血球数 8,900/μl
以上、
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎+鼻中隔弯曲症+鼻茸、
でした。
今後の、日常生活改善の為に、後鼻漏・鼻茸・鼻中隔の確認をしておきたかったのですが、
残念ながら、
再診は無しでした。
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「スーパー糖質制限」続行中。
本日朝食開始90分後血糖値:114mg/dl。
過敏性腸症候群、
「糖質制限」の得意科目です。
詳しくは、
ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」を参照していただきたいと思います。
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by hanahanak2 | 2013-10-22 22:02 | 急性中耳炎 | Comments(0)