急性中耳炎は卒業か?

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
鼻汁・耳漏等から分離同定された肺炎球菌・インフルエンザ菌等を起炎菌と決定し、抗菌薬診療を推奨している学会のガイドラインには大きな違和感を感じます。

3歳6ヶ月の患者さん。
「鼻汁・咳」症状で来院されました。
最近まで、繰り返す急性中耳炎で、その度に抗菌薬を服用していました、とのお話。

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まず、鼓膜。
鼓膜正常な透明性を保持。
ただ、鼓膜内陥中等度。頻回の急性中耳炎の影響です。
大量粘膿性鼻汁を認めます。

つまり、
急性副鼻腔炎を来しても、急性中耳炎は発症しなくなる時期が訪れるのです
それが今なのか、今だったら良いのにと思います。

白血球数とその分類
末梢血液白血球数  10,300/μl H
白血球3分類  リンパ球数 3,300/μl H
           顆粒球数  5,600/μl


以上、ウイルス性急性副鼻腔炎でした。

本当にありふれた疾患ですが、おひとりおひとり丁寧な診察が求められています。

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「スーパー糖質制限」実施中。
本日朝食開始90分後血糖値:111mg/dl。

長年、糖尿病にて内科で治療されている患者さん。
下鼻甲介超音波凝固切除術の経過チェックの為に受診されました。
内科での検査データを見せてくれました。
18時血糖値:200mg/dl。採血直前「ネクター」という缶飲料を飲んだとの事(チーズと指導したんでよ)。
HbA1c:8.6%
血圧:122/84mmHg。
内服薬:メトグルコ、ジャヌビア、ミカルディス。

ジャヌビア・メトグルコが充分に効いておりません。
カロリー制限食、出来ていません。
当院で推奨している「糖質制限」も止めてしまっておりました。
BMI:34、ですよ。

「子供に迷惑掛けたらいかんなあ」と帰られました。
非常に気掛かりな患者さんの一人でした。

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by hanahanak2 | 2013-10-04 22:09 | 急性中耳炎 | Comments(0)