急性中耳炎 症例311

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

小児急性中耳炎診療ガイドライン2013年版では、
中等症・重症例の場合には抗菌薬を使用するように提示しています。

ウイルス性か細菌性かの判別をすることなく、重症度で抗菌薬使用を判断して下さい、ですよ。
不思議な行為ではないですか。

2歳児。
「右耳漏」に気付き来院されました。

a0082724_22512724.jpg

右鼓膜は自壊後です。風船が裂けたような状態です。
左は滲出性中耳炎でした。
現在、排液が始まっております。

「白血球数とその分類」
末梢血液白血球数  12,000/μl H
白血球3分類  リンパ球数  3,500/μl H
           単核球数   1,500/μl H
           顆粒球数   7,000/μl H


顆粒球数1万以下は、細菌感染とは言えないと思います。

重症例であっても、ウイルス感染症には抗菌薬は使わないのが常識的な診療と思います。

================================================

「スーパー糖質制限」実施中。
本日朝食開始90分後血糖値:110mg/dl。

a0082724_23143675.jpg


健康寿命を可能な限り伸ばすにはどうするべきか。
徳島県でも大きな問題です。
人生の最終盤の大舞台で長期間の「寝たきりとか認知症」は避けたいですよね。
「県産野菜を使ったヘルシーレシピ」とか「運動習慣」の呼びかけでは成果が乏しい事は今までの実績からお分かりと思います。

本日来院の「三菱健康保険組合」組合員のご家族はおっしゃいました。

「父さん、メタボ。組合からの指示は「糖質制限」でした。やってみると体重がドンドン減って快調です」
ですよ。

医療を提供する我々が実行しなければならないことを、先取りされていますよ。

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2013-09-17 23:33 | 急性中耳炎 | Comments(0)